二子山。
以前に行った、岩稜の二子山ではなく、秩父の武甲山の隣、芦ヶ久保の南にある山です。
今日は秩父周りでいくので、有料道路を通って、時間短縮。
理由は、寝坊したから。というか、昨日あまり寝ていない。

秩父市から芦ヶ久保方面に曲がると、前方に早速二子山が大きく見えます。

芦ヶ久保を過ぎ、正丸トンネルの手前から、二子山登山口方面へ向かい、登山口の分岐に車を止めます。
この辺りは、奥にある石灰岩の採掘の人たちの住宅があります。

採掘現場。土曜だというのに、大きな音がして、作業が続いています。

こんな林道を、木漏れ日浴びながら、奥に進んでいきます。

登山道入り口には、テラテラの氷が一面に張っていました。


急なのぼりを20分強で、稜線に登りつきますが、西側からの寒風は、今日はないようです。
登り始めで手袋をするのを忘れていましたが、特に必要を感じず、登ってきてしまいました。


稜線の分岐の指導標。本来は二子山と武川岳を結ぶ縦走の方が一般的なんだそうですが、今回のように出遅れた場合は、ピストンもありです。

木の間から秩父の盟主、武甲山が見えますが、石灰石の採掘で、ほとんど北斜面は削り取られている様子がありあり。

いずれにしても、この山容、、遠くから見ても、近くから見ても、堂々として特徴的な三角錐の山形は、だれが見ても、秩父の象徴だと思う。

頂上の少し下で、秩父方面の展望が一気に開けます。
奥に、雪をかぶった浅間山が見えます。

そして両神山も。

頂上には、歩きだして、70分で着いた。今日はなぜか、荷物の重さを感じました。
この程度の重さなど感じたことはないのだが。。調子が悪いのは何のせいかな。。

二子山は、名前の通り、双耳峰。頂上は雄岳だが、もう一つ、北側に雌岳があり、そこも樹林の中が頂上。


どちらのピークも日向がないので、少し来た道を下った道のわきで昼食にしました。
今日も、灯油のコンロを持参。先週や先々週ほど気温が低くないので、日向は特に心地よいのです。

カレーヌードル。

しばらく戻ったところで、二子山の双耳峰がを振り返ります。

冬の斜光線が、葉を落とした木々の間から射し込み、快適な山道にしてくれています。


登ってきた側稜に入らず、まっすぐ武川岳方面に尾根を進むと、急斜面の上に、焼山の頂上があります。
ここは、遮るもののない、大展望が望めます。
目の前の武甲山。
目を落とすと、下には石灰石の採取現場が生々しく見えるのですが・・

同じく、二子山を振り返ります。

焼山を下ると、すぐに、林道が左に接近します。この林道におり、もと来た登山口に戻ります。

相変わらず、今朝と同様、登り口付近はテラテラに凍っていました。


帰りは、秩父の街に出ず、山越えで帰ります。気温が高いので、凍結の心配もないので。
正丸峠の奥村茶屋によって、お汁粉をいただきました。
600円です。
お汁粉も当然おいしかったけれど、この付け合せの漬物が、うまかった。。
菜っ葉のみそ和えが、特にね。


正丸峠付近の木々の梢を見上げると、もう芽が膨らんでいるのがわかる。
春も近いね。。

そして、スギの木の花粉もね。。。。

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