07 2010

剣岳 顛末の記・・第四回 下りも大渋滞、そしてそのあと。

剣の頂上までは、途中で早朝出発組の高齢者団体の元気組に追いついてからは、渋滞待ちの連続。







やっとのことで頂上にたどり着きましたが、ごったがえす山頂にいつまでもいる気にもならず、槍ヶ岳の時と同様、早々に退散することに。



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ここから、登りに横目で見た、あの「えぐい」、カニのヨコバイです。
ここから渋滞の列ができています。
例によって、数珠つながりになりながら、のろのろ降りていきます。

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すこし渋滞から解放され、視界も広がって、気持ちよく駆け下っていきます。

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剣岳は、道が整備されて登りと下りは別ルートになっていますが、くだりにも、ちゃんといくつもの鎖場があります。

上手に使うと快適に降りられます。

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指呼の間に、剣山荘が見えてきました。
もうすぐです。

ちょっと休憩。そして食べる物食べて、荷物軽くして、整理して、テントまで下らなくてはなりません。
でも、雪渓の下りです。
快適に下れるはずです。

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おお、わがテントが見えてきましたっ。

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到着です。なんと一時間半弱で降りてきてしまいました。
てか、そんなもんらしいです。
雪渓があると行動が楽です。



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晩御飯は、カレーライス。
100時間煮込んだそうですが、温めるのには3分間だけです・・
といいたいところですが、面倒なので、お米を炊くときに、コッヘルの重し代わりにカレーのヒートパックを載せておき、ついでにあったまるというわけです。


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これは、深夜に撮った、真夏のオリオン座。左上に見えています。
ちなみに、右下はお隣のテント。その左上は、小屋の風よけの石積みです。


次の朝は、割と早く起きてテントの撤収。
目覚めたのは3時ころだけど、寝たのが8時だからね。寝過ぎだよね。
甘い紅茶入れて飲んだり、いろいろ。
ご飯の半分を残してあったので、インスタントトン汁の素と一緒に煮込んで雑炊にして食べて。
それが朝食。
残っていた食料も一食分と非常食を残して平らげました。



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小屋の前から出発し、入山の日に苦労した雪田に出た。
途中まで言ったけれど、やっぱりアイゼンをはいて渡った。
やれやれ。

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剣沢を渡って、いよいよ内蔵助平へ戻る道に入る。


急登を登り切ったハシゴ谷乗越から、剣岳の方に月

が見えた。



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二日前に登った雪渓だ。見ていると気持ちいい。


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このハシゴ。。入山の日にヘロヘロになりながら下ったハシゴだ。
この道をたどると、あの日が思い出されて、ほんと大変だったと思うよ。
でも、またたどりたい気持ちになっているけどね。

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剣岳の本峰と、その右に長次郎雪渓の上部が見えている。
なつかしい剣とお別れだ。

tsurugi (9)



これは、ハシゴ谷乗越の展望台からの針の木岳。
あの山の下のトンネルをくぐって帰るのだ。

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これは、見下ろす、内蔵助平。
いまだに、人跡稀な秘境だ。昭和40年代の写真集に、残された秘境として紹介されているが、事情は変わっていない。これからも変わらないだろう。
拓かれる理由がない。

立山の真砂岳への長い登り道が刻まれているが、辿る人もほとんどいないはずだし、今回のようにダムから剣岳にアプローチする酔狂はなかなか他にはいないだろうし。

ハシゴ谷乗越の登りでニホンザルの一団に出会ったけれど、そういう野生動物の最後の楽園なんだろうな、と思っている。

つつましく、人間は通過するだけにしよう。

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見上げれば、秋の空だ。
風を切って、アマツバメが飛び交う。

いい山だよね。


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6 Comments

devilman  

No title

ひぃ♪さん > そうですね。雪の時は天気がよかったら、圧巻なんだろうな。。
一度は行ってみたいですね。でも、登りたくなっちゃうだろうな。
放水は、下から見ると、本当に絵になります。
でも、下ったら、登らなくちゃ、だからね。。
上からも見えるだろうけれど。

2010/09/11 (Sat) 18:44 | EDIT | REPLY |   

devilman  

No title

ぴょこたん♪さん > カレーはねぇ、やっぱりちゃんと煮込んだほうがおいしいんでしょうけれど、山だとこういうのもおいしく感じるんですよ。ご飯の炊き加減が、この日はちっょと失敗だったけどね。
ガンガン攻める山と、いろいろと料理とか、泊りとかで楽しむ山と分けて考えるんだけど、一人の時は割と攻めが中心で、食生活とかは必要最低限になっちゃうね。

余裕のある日は
http://cb250rsz.blog104.fc2.com/blog-date-200909-1.html
こんな感じでおそば茹でたりってこともあったけどね。

やっぱり、仲間と一緒の時は楽しみの要素を入れちゃうよね。
「鍋」とか「ステーキ」とかね。
荷物重くても、楽しみは大切だしね。

登山オフ会、ってないかな・・
誰も来なかったりね。

2010/09/11 (Sat) 18:38 | EDIT | REPLY |   

ぴょこたん♪  

(・゚Θ゚・)+。・゚・。+♡

壮大なる ドラマだなぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っっっ!ヾ(・^Θ^・)ノ❤

苦しんで 苦労して 登りきった山だから 下りて来て見上げた時にも
感慨一入なんだろぅね~~~~~~っっっi-178(人´Θ`✿)♪

100年カレーが すんごく おいしそうですっっっ!ヾ(@⌒¬⌒@)ノ・。+☆
今夜は σ(*・Θ・ぴ)あたし♪も レトルトカレーにしよっかなっっ♪((o(*^Θ^*)o))わくわくっ..♪ww

2010/09/10 (Fri) 18:42 | EDIT | REPLY |   

ひぃ♪  

No title

うふ 二度ほど行ったことがあります
ロープウェイからの景色最高ですよ
二度とも 雪の壁があったときだから 今度は黒部の放水を見てみたくって

2010/09/10 (Fri) 08:56 | EDIT | REPLY |   

devilman  

バスツアー

ひぃ♪さん > コメントありがとう。
黒部・立山は、とりあえずお金をかければ、行けますから、バスでもなんでも利用して行ってみることをお勧めします。
もしかして行ったこともおありかもしれませんが、行くと行かないとは、違いますよね。
やっぱり、スケール違いますし。
僕も、あそこで行って、ダム公園とか言っていないから、また行きたいですよ。
それに、ロープウェイから黒部湖見てみたいしね。

2010/09/09 (Thu) 06:09 | EDIT | REPLY |   

ひぃ♪  

No title

扇沢でしたっけ 今年 熊が出て けが人が出ましたよね
もともとは そういった 野生の動物たちの楽園だったところ
そのまま残して欲しい気もしますよね
それにしても・・・(≧∇≦)・:*:・゚ブッ ダムから剣岳にアプローチって すごいわ
頑張りましたね 花◎進呈^^
いい思い出になったことでしょう
心の玉手箱に 素敵な宝物 増えましたね
私は 軟弱に・・・黒部バスツアー 探そっと^^
お疲れさまでした

2010/09/08 (Wed) 22:41 | EDIT | REPLY |   

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