17 2006

途上国の力

アジア最貧国と言われて、実際そうなのですが、一生懸命働いて生きている、そういう感じの人たちの写真を載せてみます。

 

始めはダッカです。 

 

朝の通勤風景。勤めを持っている人たちは、ある程度の生活をしている人たち。そういう人たちは、この「リキシャー」かバスで通勤します。「人力車」が語源ですが、人ではなく「自転車」なので、「人(ジン)」が抜けている。

 

 


一家のために、がんばって稼ぐ「リキシャー」ボーイですが、このリキシャーを手に入れるのも大変だそうです。この国の大半は超貧困層ですから、リキシャーの仕事をもっているだけ、いいのかもしれません。

ちなみに、このリキシャーのための「パンク修理屋」も道端で開業していました。

 

 


街で見た、鍛冶屋さんの店の中。カメラを向けるとみんな陽気ですが、暑い中、高熱を扱っていて、相当な重労働のようでした。この国では何かが壊れたからと言って、新品に買い換えるという発想より、何でも直して使えるようにしないと成り立っていかないのが事情です。

でも、壊れたら直すのが、本来の姿のような気もします。

 

 


途上国の一般的風景は、子供たちがたくさん集まってくること。場所によってはチップを稼ぐためにあれこれうるさく付きまとうところもありますが、ここはそうではなかった。

日本にいるアジアの人たちもそうだけれど、写真を撮られるのが大好きみたい。

 

 


朝の市場で見た、サトウキビ売り。緑の服の子は小学生くらいの女の子。お父さんと一緒に一生懸命、サトウキビを洗っていました。

洗っている水は、どう見ても汚れで泥水のようなのですが、平気でこのままかじるのです。

見た目がきれいになっていればよいのですね。

日本人がこれかじったら、あっという間にすごい下痢するでしょうね。コレラなんか普通にありますから。抵抗力の問題です。

 

ひと月ほど滞在していましたが、仕事の合間にしか街を見ることはできませんでした。

日本人だけで行動できるほど甘い街ではなく、デモ隊はいるし、物乞いはしつこいくらいたくさんいるし、大体日本人なんか目立ちまくりで、街歩くのは、始めはかなり勇気が要りました。

上の写真は、帰国間近の頃に、撮影のために町を巡ったときのものです。

 

乾季のバングラディッシュは、それこそ大地と水を感じさせる、気宇壮大な風景を見ることができます。ダッカの市内ではだめですが、町を出れば、それこそ壮大な大陸や河を眺められ、日本とはまったく違う世界を感じます。

雨季に来たら、それこそ国土の半分が水没したりするくらいですから、またまたまったく違う世界なのでしょうけれど。

 

 


 

船着場です。後ろの端は、日本の援助で建設された橋。この国は自力で公共建築をする力はありません。だから、日本の援助は大変な助けになっており、日本人の人気は高いと感じました。

 


船着場の売店。掘っ立て小屋だけれど、ちゃんとチャパティみたいなのを焼いて売っていました。

ちょっと、日本人が安全に食べられる感じがしなかったけれど。

 

 


 

モーターボートで鏡のような水面を滑っていくのは気持ちよかった。これはガンジス川の巨大な三角州の一支流。。でも日本で言う湖みたいな広さに感じたけれど。

 


定期船みたいだね。空の青、川の水面の青、美しい風景です。日が高くなると、ここに壮大な白い雲が参加して、それこそ気宇壮大な。。

 

 


途中の小さな集落に立ち寄りです。こんなところ、洪水になったらひとたまりもないかも。

 

 


 

泊めてもらった施設の屋上から見た夕暮れの風景。雨季が終わり、水浸しになった田んぼなのでしょうか。こんな風景が四方に広がっています。

夜になると、証明がほとんどないので、本当に暗い。小さな売店と飲み屋みたいなのが、近くに数件ありましたが、それこそ掘っ立て小屋で、豆電球数個の明かりで営業していましたから、何を売っているのだか、タバコしかわからなかった。

表面ニコニコしているけれど、こっちは物持ちなので、やはり物騒なんだそうです。

 

シャワーはもちろん水。それもタンクが錆びているのでしょう、真っ赤な錆び色の水でした。同僚は暗いからわかんなかったと言って浴びたようでしたが、自分はちょっと遠慮してしまいました。

 

それに、夜中に一度停電したときは、ほんとうに漆黒の闇でしたし、天井のファンが止まったのには暑くて閉口しました。

 

この国をよく観察したわけではないのですが、働いている人たちはみんな一生懸命に見えました。そして陽気です。何かと話しかけてくる。滞在中に、そんな人々からベンガル語をいくつも習い、実践してきましたが、よくしゃべる人たちです。

大変な生活なんでしょうけれど、家族と暮らせるのが一番の幸せだと、口々に言うのが印象的でした。

 

なにか応援したくなる、そんな印象を強くしたひと月でした。

 

フィリピン、インド、バンクラディシュッと、三ヵ国のアジアンカントリーを訪問し、それぞれ特別にスラムなどの貧しい人たちを訪問する機会を得たことは、ずいぶんその後の考え方に影響していると思います。

いつかは、アフリカや南アメリカの国々にも、行く機会があれば、と思っています。

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7 Comments

devilman  

日向ちゃん 悪い気をすることはないと思うけれど、こういうことを忘れないでいられればいいんだよね。それがいつか役に立つはずだと思いますよ。

hana*さん そういうことができればいいよね。何も考えないでいるより、こういうこと忘れないで気にしている人が増えれば、きっと何かの役に立つと思うよ。

GALOPINEさん なんか、どんな国の人も、家族一緒に暮らせるのが一番の幸せ、と言うような気がしますよね、テレビとか見ていても。意外と大切なのかもね。

鵠沼海岸さん うん、ほんとインターネットで時間費やしているのって贅沢なんだろうな、と今現在思っていますが・・・こういうコミュニケーションがいつか、何かの力を生むのではないかと思ったりするのも事実ですよ。

2006/07/17 (Mon) 23:01 | EDIT | REPLY |   

devilman  

Lupineさん インドは個人でもいけると思います。インドは大国です。贅沢なところは徹底的に贅沢ですし。英国植民地でしたから、もてなしも安心できます。
でも、いろいろなものが見られます。ぜひ一度行かれてください。
アジャンタ石窟寺院やエローラの遺跡などは、気の遠くなるような感動がありますよ。

2006/07/17 (Mon) 22:55 | EDIT | REPLY |   

♪鵠沼海岸♪  

σ(・・*)アタシたちは本当に贅沢ですよねぇ~ 
こうしてブログしていることも。。。。。

2006/07/17 (Mon) 22:35 | EDIT | REPLY |   

GALOPINE  

ほんと、日本は恵まれすぎですよね。
家族と暮らせるのが一番の幸せかぁ。・・・私もハッピーセットにしますw

2006/07/17 (Mon) 21:16 | EDIT | REPLY |   

hana*  

すごいなぁ。やっぱ。
日本にいると、絶対に見れない世界ですよね・・・w
世界にはストリートチルドレンはたくさんいて。
でも、テレビで見てても、カメラには笑顔で答えてくれる。友達が今、アフリカでストリートチルドレンへのボランティア活動をしています。
hanaも負けてられない。hanaは日本でできることから・・・w
マックに行った時はハッピーセットにしてます(笑
そうすると、世界の子供のために1円募金できるんです(笑 ささやかですが・・・w

2006/07/17 (Mon) 21:09 | EDIT | REPLY |   

広瀬 日向  

すごいね、みんな頑張って生きてるんだね。でも明るくふるまって・・・・エライなぁ★
なんかさ、日本で気分のままに生きてるのって、かなり悪い気がする・・・。

2006/07/17 (Mon) 20:50 | EDIT | REPLY |   

Lupine  

色々な 所に 行かれているのですね~私も 何時かは インドにと 思いながら 一人で ツアー じゃ無く行く事の 危険性とかを 考えて 中々旅立てずに 居ます・・何時か是非 訪れたいとは 思いますが・・

2006/07/17 (Mon) 20:49 | EDIT | REPLY |   

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