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17 2006

なんでまた、フランス語なんて・・・

行きがかり上、フランス語のレッスンを続けている。

 

当初の目的は、すでに雲散霧消している。

具体的なイベントの計画があり、そこに向けて、密かに「ひとり、先に行く」ために準備しようとしたのだ。

しかし、世の中は、小さなものではない。

大きな力も、どこでどういう関係なのかは、それぞれだが、ちゃんと作用し、人が思ったようにはいかないものなのだ。

 

と、わかったような口をきいているが、要は、「しゃべれたら、かっこいい」と思っていたことも事実だ。

 

当たり前だが、英語をペラペラしゃべるやつって、なんか羨ましく、かっこよく見えてるじゃん。

 

そこでだ。。フランス語もいいけれど、まず英語が何とかなんなくちゃ、話にならない、と考えた。

どうすればよいか。

それは簡単だ。テレビでは、英会話学校のCMはいつでもやっている。メジャーなやつなら、何とかなるだろう。

 

調べた。行きやすいところだ。まず、聞きにいこう。

乗換駅のそばがいい。会社のそばで、他の人に知られるのは避けたい。会社には絶対に秘密だ。

 

「タウンページ」ならいいか、と思い、英会話学校というところを引くと、何のことはない。その駅のそばには一軒しかない。

それじゃ、そこにいくしかない。

 

数日後、駅前のとあるビルの5階に、エレベーターを止めた。

 

「うっ」と。。エレベーターの前が即、受付カウンターじゃないか。

間髪いれず、「こんにちはー」と、まぶしいばかりの美女が、微笑む。

・・・この事態に、対応しきれず、かろうじてへらへらした笑いをこらえ、無表情を崩さずにいるために、必死の踏みとどまりの努力。。。。

 

「あー、うー」「せ、説明を、き、聞きたいのですが・・。」

「ありがとうございますー、ではこちらへどうぞ。」とこぼれんばかりの笑顔ーッ。。で連れて行かれる。

 

汗、汗。。。。何とか、落ち着きを取り戻そうとする・・。ふーっ、こういうわけか。美人系が出てくるとは・・・。もっと普通系がよかったのに。「かわいい系」とか「おもしろ系」とか「ギャル系」とか・・。

こういう美人、近づいたことない・・。やべっ。

 

・・・・・・・・結局、一時間以上引き止められる羽目に。これが営業の手法なのか。だいたいこれで契約させられるんだな。けっこう、楽しく会話させられ、女の子と遊びに来ているような感じにさせていくみたい。

そうはさせまいと、何とか優位に話を進めようとするが、もともと入りたくて来ているし、ここしかこの駅前にないから、背水の陣になる。

説明ではなく、勧誘になっている。。。まあ、しつこい。

 

結局、契約せずに出てきた。ほっ。

 

そして一ヵ月後、再びここを訪れて、今度は簡単に契約をした。担当の彼女は不在だったが、ちゃんと申し送りはされていたようだ。こちらの望んだ条件での契約になっていた。

 

実は、この一ヶ月の間に、20日間アジアのある国に滞在して仕事をしていた。毎日たどたどしくも英語を使わざるを得ず、必死だった。

一週間過ぎると、相手と会話をするときは、前かがみになり、にらみつけるようにする癖がついていた。集中しなければ、話が通じないからだ。自然にそうなった。

寝ていても,起きていても、頭の中では、なんでも英語で組み立てよう、組み立てよう、という意識が働き続けるようになっていた。

そうでないと、朝食すら、満足に取れないし、仕事にも行けないからだ。

そして、自分から話すことに抵抗がなくなった。なんとかわかってくれるからだ。

中学・高校、そして受験でしかやっていない英語も、慣れれば通じる英語になることが、わかってきた。

 

そして仕事をようやく終え、成田に帰り着いたとき、周囲から聞こえる日本語が、大波のように聞こえた。

「うわぁ~、日本語だぁ~」

身体の緊張感がスーッと抜けていった。

ずーっと緊張し続けていたらしいことは、そのときに初めてわかった。

 

そして次の日、また次の日。。頭の中から、英語がどんどん、流れ出ていくような気がして、

「あーっ、せっかくの・・」と動揺し始めた。

「たいへんだー」

どんどん、日本語に置き換わっていく・・。頭で英語を考えない・・。

どうか、このまま、このまま。英語頭のままでいられないか・・。

 

駆け込むように、件の英会話スクールを再び訪れた。

 

契約の後、レベルチェックと称して、筆記テストがあり、その後、イギリス人講師が上の階から降りてきた。

へぇ~、イギリス人て初めてだ。

 

ここでしばし英語で会話し、入るべきクラスのレベルを判定するのだ。

数日前まで元イギリスの植民地だったところにいたのだ、なんとかしゃべった。

you speak very well.とかなんとか言っていた。

彼とは、その後結構仲良くなった。

2年位して、日本人の彼女と、マイカーを持参して、母国に帰った。

 

その後、スタッフが講師からのコメントを伝えてくれるのだが、「限られた語彙と表現で、何とか言いたいことを伝えているけれど、もっとストレートに伝えられるよう、スキルアップしましょう」とか言われた。

そりゃそうじゃろ。今ある力を駆使して、何とか伝えたい事伝えられれば、それでオッケーなのだから、そうやってきたのだ。。。

 

もっと英語らしく、力つけるためには、ってことでしょ。はい、はい。

だから来たのです。英語頭、保持するために。

レベルは、ほぼ真ん中のちょっと上ってところだった。

(ちなみに、フランス語は、最低レベルから始めて、未だ英語のこのレベルには達していない。)

 

それからほぼ、二年。フリートーキングで、散々話した結果、英語の力はいままでのピークに達したと思う。

語彙がまだまだだけれど、会話に不自由はしなくなり、聞くことはだいたい聞けるようになった。

レッスンも日々の話題の雑談になったりもした。

 

そして・・・満を持して、フランス語を始めたのだ。。

ただ、そのときには、例のイベント計画には暗雲が垂れ込めかけていた。フランス語を生かす具体的な目標が消えかけていたのだ。

でも、新しい出会いに心躍っていた自分には、そんなことあまり気にもならなくなっていた。

 

to be continued..

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6 Comments

devilman  

日向ちゃん 本当ですか・・バランスが大切なのだろうが、発達途上の場合は、ちょっと考えなくてはならないね。どちらがいいんだろう。。

2006/09/19 (Tue) 00:39 | EDIT | REPLY |   

広瀬 日向  

英語の頭、かぁ・・・。確かに、英語で話している時には英語で考えているかも。
でも他の同年代の日本人の話を聞いていると、あたしぐらいの歳で四六時中、英語で考えるようになると日本語を失う危険性があるんだって。。。だから、家では必ず日本語です。お互い難しいね^^;

2006/09/19 (Tue) 00:25 | EDIT | REPLY |   

devilman  

Lupineさん そうですね、しゃべれるようになったというか、英語の会話を恐れなくなったのが一番かな。

Asamanbowさん 逃亡はだめよっ。。。ははっ。生きている限り、可能性を信じて力強く生きていくのさ。自分の場合は、スペイン語もイタリア語も、韓国語も、日常会話程度が目標なので、フランス語ほど苦労しない予定(??)ですが・・・。結局、そういう目標しだいですよね。

a-shanさん もうある程度ばれましたけど。。フランス語はばれてないはず・・。かな?

2006/09/18 (Mon) 12:51 | EDIT | REPLY |   

a-shan  

爆!!!会社には絶対秘密だ!というのが笑えた☆
英語については、今までそんな流れがあったンだね~♪
フランス語は私ちんぷんかんぷんなので、ブログで書かれた時は「ぉぉ!」という感じだけれど☆

2006/09/18 (Mon) 05:01 | EDIT | REPLY |   

Asamanbow  

私のスペイン語は、目標が去ってしまって、挫折しています。スペイン語圏に、逃亡しようかなぁ・・・

2006/09/18 (Mon) 01:20 | EDIT | REPLY |   

Lupine  

最初の頃の英語学校に入った頃の雰囲気は 役所こうじ演じる シャルウイダンスを思い出しました^^  でも それだけ喋れる様になったのは 収穫ですね^

2006/09/17 (Sun) 19:08 | EDIT | REPLY |   

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