fc2ブログ
19 2006

フリートーキングが育てる・・なんでまたフランス語 その?

別に続き物を書くつもりは毛頭なかったのだけれど、いまだ続いているね・・・

 

わかる人はわかっているだろうけれど、自分の通っているスクールには、その特徴としてのフリートーキングスペースがある。

「○○○○○」と五文字のアルファベットの単語で呼ばれており、会員であれば、所属校以外でも、全国のほとんどのスクールで受けることができる。

 

入る当初は、誰も、これがなんだか、どんな意味があるのか、あまり想像がつかない。

 

自分の場合も、レッスンもままならないのに、フリートーキングなんて、とてもとても考えられなかったから、契約で数十枚のチケット(一枚が一日分)を買っていたけれど、最初の数ヶ月間は、使う気もなかった。

 

でも、スタッフはやたらと、機会あるごとに勧めてくる。

美女の言うことには弱いので、話は聞くことは聞くのだが、だからといって、すぐにチケットを使うことはさすがになかった。

 

と、ある春真っ盛り、つまり自分にとっては花粉症の真っ盛りの頃。

今となっては、どういう風の吹き回しだったのか、記憶に残っていないのだが、ある駅の近くにあるスクールに入ってみたくなったのだ。

 

フリートーキングの部屋は、基本的に、空いている時間なら、いつ訪ねてもいいことになっている。

中には、常時、その時間の受け持ち講師が会話の相手をすべく、待っている。

 

通っているスクールで、外から覗いたことはあるけれど、みんな英語でわいわいしゃべっているし、とてもじゃないが、入っていく勇気などはなかったけれど、知らないところだと大丈夫だったのだろうか・・・。

 

とにかく、よくシステムのわからないまま、入ったのだ。

運良く、中には、講師一名と日本人男性、サラリーマンらしい人がひとりしかいなかった。

入室した自分に、講師は「うぇるかむ」と一言言って、サラリーマン氏との会話を中断することなく、引き続き、なにごとか話し続けていた。

 

自分に話が振られないのをいいことに、部屋をキョロキョロ見回しながら、心を落ち着けるようにし、彼らが何を話しているのか、聞いてみると、どうもレベル的にはそんなでもない、何とかわかる範囲みたいだった。

 

少し、緊張が解ける。

 

と、話が一段落したと見え、講師がこちらに向き直って、名前を聞いてくる。

一応、答える。

次は仕事だ。何をしているか。

そしてどこに住んでるか。どこのスクールか。

なんで英語勉強しているのか。

などなど・・。

 

なんだ、レッスンと同じじゃないか・・。

 

そのうち、サラリーマン氏も、会話に加わり、質問してくる。

こちらも答える・・。

 

なんだ、全然レッスンと変わらないじゃない・・。

ふーっ。そうか、こういう人となら大丈夫かな。

 

んっ、でも待てよ。

もっとしゃべれる人が入ってきたらどうしよう。。。

それが、若い超美女だったら・・・・たちまち、疎外され、孤立感の中に落ち込むかも・・。

 

そうなると外が気になる・・

 

ここのシステムは、レッスンと同じく、1コマの時間が決まっていて、休み時間が10分入る。そこで講師が交代するのだ。だいたい、人はそのタイミングで入ってくるし、出てもいく。

もちろん途中で出てもいいし、入ってもいい。

 

やっと休み時間になり、講師が「ばい」と言って出て行った。

 

よし、新しい人が来る前に出よう。。そそくさと出て行く自分。

「もうお帰りですか~」と不思議そうなスタッフ。

 

ちょっとホッとして、会話したことを振返ってみた。こんな感じなら、結構しゃべれたし面白かった。

そうだなぁ、講師が美女だったり、生徒も女の子だったら、もっと楽しいかもね・・(←おい!)

様子見て、ついていけそうなら、ずっといてもいいんだ。。。ペラペラが来たら、帰ればいいんだし・・。

そう、もっと新しい人に会えるかもね・・。

 

うんっ、そうだ、いつものスクールでまた行ってみよう!!

新しい人に会えるぞぉ・・・レッスンであえない、違うレベルの人たちとも一緒になれるんだし。

 

それでも躊躇は、して、一週間後、いつものスクールでフリートーキングの部屋に入った。

スタッフも、講師も、喜んで、「初めてですネッ。やっとねっ。」と。。

 

ここでは講師はいつもレッスンしている顔見知り。ずっと話しやすい。

一緒に入っている生徒次第で、話題や会話のレベルが変わる。。何話してもいい。

 

自分は、何でも、最初のハードルは高いけれど、始めてしまえばどんどんなじんでいくタイプらしく、このフリートーキングの場合も、すっかりなじんでしまった。

 

最初のアレはなんだったんだろうね。

 

もちろん、レベルの高い人に喋り捲られ、案の定、全然ついていけず、オシになってしまう時もあった。。けれど、その人が出て行きさえすればいいのだ。

講師だって、こっちに話を振ってくれたりするし。

 

そして、次の週から、連日その部屋に入り浸ることになってしまった。。。

どんどん声を掛け合う人たちが増えていったし、自分から英語で話す癖もついていった。

何より、わからなかったら、自由に聞けるようになっていった。

レッスンの用に、講師も生徒も進行を気にすることはないし、どんな話題でもいいのだから、わからないなら、自分の聞ける方法で聞けば、それが゛コミュニケーションになる。

 

結局、これがその後に、大きかった。

「わからなければ、聞けばいい。それでもわからなかったら、また聞けばいい」

そう思い、聞いてみることで、英語しかしゃべれない人を前にしても、びくびく、緊張しなくなっていった。

それまで、わからなかったらどうしよう。。と怯えてばかりいたから、これは大きかった。

 

そうなると、元来、人と話すことが好きな自分には、レッスンどころではなく、楽しい場所になっていった。

 

気がつくと、数十枚もあったチケットが、なんと2ヶ月足らずでなくなってしまっていた。

そして、講師連中も、自分を超常連と、認めるようになっていた。

短期間のあっという間の変身だった。

 

「どうした、来ないじゃない?」

「チケットがなくなった。」

「そうか、買わないの?」

「金がないよ。ボーナスまで待たなきゃ」

「グッドラック」

(もちろん英語で。)

 

ここでは、レッスンで十分理解できなかった表現を、こころゆくまで試す機会もあった。

上のレベルの人のしゃべりをよーく聞くこともできた。

 

どういうレベルがどういう話し方をするか、それを講師たちはどう評価しているか。

それこそ、評価方法など、内輪の話も聞けたし、彼らの母国の文化についても、習慣、さまざまな日本との違いはもちろん、日本の印象から、何から何まで、それこそ聴き放題だったように思う。

 

しょっちゅう行っていれば、それぞれの講師とのマンツーマンの状況もあり、いろいろな生徒さんとの親しい話も、状況によっては可能になる。

まったく違う世界に住む人に、親しく話を聞く。英語でさえあれば、何でも聞ける。

 

こういう状況は、得がたいものだ。

 

普段であれば、知り合うこと、会話するチャンスさえありえない人々と、話題によっては、いきなり、相当突っ込んだことさえ意見を言い合うことができる空間など、他にどこを探しても見つかるはずもない。

 

語学という意味だけでなく、ここは異文化コミュニケーションの場だった。

だから、惹かれた。

 

長くなったので、今日は後二つだけ書いて終わりにする。

 

ひとつ。上級者の英語のしゃべりを聞いていて、自分の定型表現を持っていることに気づいた。

これは、いただけた。

 

ふたつ、ユーゴスラビア出身のオーストラリア人女性講師に、ユーゴ内戦の背景、民族対立の話を何回かに分けて、じっくり聞くことができた。やりきれない、根の深い悲しい話だった。

日本にとって遠いはずのこのことを、親しく、当事者の話として、生の声として聞かせてもらったことに、英会話を学ぶことが、単に英語でコミュニケーションするという以上の意味を持っていることを痛感させた。

ニュース報道だけで、物事を短絡的に判断し、評価するなど、してはならない、人を理解する、世界を理解ことは、生半ではないことがわかっただけでも、ここに来た意味があったと、今でも確信している。

 

もちろん、相手によるし、自分の心構えによるが、チャンスはある。。。

 

話がずれた。

 

to be continued..(しつこいな・・)

関連記事

4 Comments

devilman  

日向ちゃん そうそう、今がチャンスっていう感じですよ。日本に帰ってきたら、そういうチャンス難しいもん。

Asamanbowさん それは慣れですよね。慣れるためには、けっこうな時間を費やす必要ありました。。。

Lupineさん 初対面の人といけるなら、大丈夫ですよね。どんどんいけますよっ。

2006/09/20 (Wed) 00:38 | EDIT | REPLY |   

Lupine  

devilmanさんは 入るまではためらうけど・・一旦入り込んでしまうと大丈夫な性格なんですか? 私はどうだろう? 人見知りだと本人は思ってたけど・海外では初対面の人とでも割と気軽に喋れるので・・異文化コミュニケーションはもしかしたら大丈夫かもしれない^^

2006/09/19 (Tue) 08:22 | EDIT | REPLY |   

Asamanbow  

海外にでると、その場に居合わせた人で、雑談なんかふつーにします。そんなヒントが、フリートーキングの場にある気がします。人の話の聞き方とか、自分がしゃべらなくても、聞き出すコツとか・・・ね。

2006/09/19 (Tue) 07:51 | EDIT | REPLY |   

広瀬 日向  

あぁー確かに。学校でも、授業はきちんとやるけど、ホームルームの時間に(ホームルームは授業のうちの1つで、もともとは自習の時間です)先生と一緒に勉強の事とか、友達の話とかしてるよ。先生が若い女の先生って事もあって、結構話しやすい^^
しかも結構勉強になる事を言ってくれるから、ますます良いんだよね。

2006/09/19 (Tue) 02:20 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment