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23 2006

初めてのアメリカ、そこは巨大なフリートーキングルームだった。。

英会話スクールに行き、英語が普通にしゃべれるようになったと、講師から言われ、そろそろフランス語だと、新しいチャレンジを、当初の予定通り、初めてはみたが、そもそものきっかけであった、海外との交流を含んだ企画は、すでにないものとなっていた。

 

確かに、縁があって、京都で行われた小さな規模の国際学会に出て、ごくそばで英語をしゃべられても、まったく動揺しない自分を発見したときは、相当感動し、幸福感に包まれたものだったが、英語を生かした、というところまではとても行っていなかった。

 

何とかしたい・・。

 

フランス語始めてからは、フリートーキングに週一で参加しているものの、フランス語も週一だったから、ほとんどの時間を日本語頭で過ごしているわけで、このまま英語頭も、消えていくのではないか・・・と、少々あせりに似たものも感じるようになっていた。

 

実際、一年か二年、オーストラリアやイギリスにホームステイで行ってきました、といっている若い女の子たちの中にも、すっかり日本人になっちゃっている人も少なからずいたから、不安は大きかった。

 

なんとかして、仕事で海外に行きたい・・・。

 

何かの企画を仕込めないものか・・。

 

いつも、そう思っているときほど、チャンスというものは、巡ってくるものだ、と思ってはいたが、まさかこれほどのタイミングで来るとは考えられなかった。

 

来たのだ。そんな話が。

 

「アメリカの学会に行ってくれませんか」

 

「はぁっ?」 (つとめて平静を装う・・でも、口元ゆるみそう・・)

 

バンクラディシュ以来の海外。その直後にスクールに入ったから、スクール初めて以来初の海外。。。英語が試せるーーーーーーっ、

 

会社には隠し通していたけれど、英語文献は仕事でよく読まされていたから、誰も英語なんか心配はしていないみたいで、かえって気は楽だった。

 

そして、本番・・・。

 

早朝に到着したサンフランシスコは、抜けるような青空、爽やかな風。

これが、カリフォネニアかーーっ。。

同行の仲間がいたから、押し殺してはいたが、心躍るばかり・・。

 

通関は別にして、初めて現地の人に発した英語は、空港から市内のホテルに向かうタクシーの中での運転手との会話。。同僚は留学経験ありの女性で、自分が英語担当だと思っているから、ひとりで一生懸命しゃべってる。。。そこに、自然に加わった。。

 

"~holiday or business ? "

 

" kind of "

 

たったこれだけだったが、躊躇なく、構えず、自然に受け答えたのが、自分でも「へぇー」という感じ。今こうして書くと他愛もない話だが、フリートーキングですごした時間が、簡単なのだろうけれど、何かのハードルを超えさせていたのだと思う。

 

早朝到着で、チェックインは当然できず、荷物預けて、市内を歩いてみて回ることに。

坂を下りつつ、ダウンタウンへ。

ケーブルカーの通る通りを、まぶしいばかりの陽を浴びて歩く。

 

途中、朝食代わりのコーヒーとスナックを小さなカフェで取る。

 

ずいぶん歩いて、いろいろな店に入り、お茶を飲み、仕事のメイン会場になるホールに行って下見をし、係員にいろいろと確認すべきことを聞き、最後は、ケーブルカーで、フィッシャーマンズワーフに行って、浜辺で休み、クラムチャウダーで昼ごはんにした。

 

なぜか、観光客のおぱちゃんたち(アメリカ人)に、何回か声をかけられ、道を聞かれた。

サンフランシスコ、というかアメリカだからだろうか、人種のバラエティも広いから、自分も地元と思われたのか・・。

 

この間、外国に来たという感覚がなかなか持てなかった。。。とても、自然でいつもの通りだった。

 

英語 ??、そう、ぜんぜん自然。

 

感想、ひとこと。「いつものフリートーキングの部屋みたい」

 

that's it.

That's all.

C'est toute.

 

スクールの広報担当が聞いたら喜ぶと思うけれど、本当に、自分は、あそこで擬似海外体験を積んでいたわけだ。

 

いまさら、驚いてしまった。

 

確かに、フリートーキングに参加している講師は、日本人の英語になれきっているから、少々おかしくても意味わかってくれるし、日本人英語独特の表現さえ、彼らに浸透していたりするけれど、そういうことではなくて、英語を駆使するということ、通じなければ、言い方を変え、また何がわからないか、相手に聞いて、また言い直すとか、そういうコミュニケーションの当たり前のことが、英語でできるようになっていた、ということだと思う。

 

カフェでも、レストランでも、はたまた、ビジネスでも、フリートーキングで自然と身につけたやり方のまま、すべてをこなした。何の問題もなかった。(←自分ではそう思っているけれど)

 

仕事の本番は、四日間。

 

20人を越える初対面の外国人たちに、声をかけ、説明し、承諾を得るということを繰り返した。こちらからお願いする話だった勢だろうと思うが、コミュニケーションに不足を感じたことはない。

 

向こうから何かを聞きだすということであれば、まだまだ不十分だったのだろうけれど。。

 

いずれ、現場の仕事はすべてうまくいった。

(ただ、その後の処理が、現地のネット、ファックス、ホテルのビジネスサービス事情に疎かったため、メタメタだった。これがすべて順調に行くのは、もう少し回を重ねてからになる。)

 

最終日、徹夜作業の途中で朝になり、あわてて荷物をまとめてチェックアウトする際に、その留学経験ある彼女が、ホテルの計算ミスを発見、訂正を要求、やり取りの末、金を返してもらい、タクシーに飛び乗る。

 

そしてまた、空港で飛行機への搭乗寸前、またまた緊急事態に対処することになり、彼女が臨機応変、大活躍することに。。

 

やはり、アメリカ。カナダ、7年間の留学経験は只者ではない。

とても、自分では、できないことばかり。

 

最後に、一生懸命直前までやってくれたノースウエストの女性係員に、

 

Thak you for your kindness..

 

と言って、乗り込むのが精一杯だった。

 

コミュニケーション手段を手にできて、国の境を感じなくなると同時に、まだまだ奥深いな、と感慨を覚えた数日間の体験だった。

 

考えてみれば、日本語でもおんなじだけれど、コミュニケーション技術というものは、ここまででよい、と言うものはなく、心を磨き、知識を蓄え、そして深く考えて、実践し続けるしかないな、というのが、今までの感想、結論みたいなものだ。

 

いまもう、フリートーキングすら遠ざかっているから、とてもしゃべれたり、聞けたりできないに違いないが、それなりにコミュニケーションできるような気がする。

みんな、取り戻せるものだから。

 

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11 Comments

devilman  

a-shanさん そうですね、少々お待ちくださいね。

焼きうどんさん んーっ・・そう言われても、大したことしてきてないからね・・。自分、晩生だから、人より遅れて、少しずつ体験とかチャレンジして、いまさらながら感動していたりして、なんか恥ずかしいんだよね。
でも、同じ感動ができるのなら、語り合ったら、楽しいだろうねって思いますよ。
自分にできることを探して、とりあえずやってみるって大切だから、がんばってみて、無理せずにね。

2006/09/27 (Wed) 06:22 | EDIT | REPLY |   

焼きうどん  

すごい!!素直に驚いてます。たくましいですね。デビルマンさんの勇気に乾杯!!ほんとうに、向上心のあるかたですね!私、デビルマンさんみたいな方とお知り合いになるなんて光栄です。私はまだ学生ですが、社会人になったときには、いっぱい語りあいたいです。私も、自分に自信がなくなっても、まず自分ができることを考えて、step by stepでやてみる。このブログ記事を読めてよかった、ほんとに。

2006/09/27 (Wed) 05:27 | EDIT | REPLY |   

a-shan  

バングラ情報楽しみにしてまっす~☆

2006/09/26 (Tue) 02:41 | EDIT | REPLY |   

devilman  

♪鵠沼海岸♪さん それが楽だよね。便利だし。 でも、おらは性格が許さないのだぁ~。。。。

Asamanbowさん 早く現場に行きたいっすっ。。ところで、すごいところにいたんですねぇ・・・。

a-shanさん まあ、やっただけというか、楽しんだだけのことはありました。コミュニケーションは、伝えたい、聞きたいという気持ちが一番大切だから、それ次第だって感じです。そうそう、また新しいバングラ情報手に入れました・・って自分はあれから行ってないんですけど。また、ブログに書きますね。

2006/09/25 (Mon) 18:38 | EDIT | REPLY |   

a-shan  

自然に出てくるっていうのは大きいよね~!やっぱり今までの日本での英語レッスンの成果!って思うとコマーシャルって嘘じゃなぃ?って感じ。
人と人とのコミュニケーションだから、基本となるものは同じかもね~☆
ところでバングラの話も少し聞きたぃ♪

2006/09/25 (Mon) 09:58 | EDIT | REPLY |   

Asamanbow  

やっぱり語学は、現場が一番!ペルーのリマや、ブラジルのサンパウロに滞在したときに1ケ月以上滞在したときは、なんとかでもありながら意志の疎通ができた気がしましたが、今はまったく、できそうな気がしません・・・

2006/09/25 (Mon) 01:41 | EDIT | REPLY |   

♪鵠沼海岸♪  

英語しゃべてても その国の習慣とかいろいろわかってないと対応できなかったり。。。 σ(・・*)アタシは誰かに連れていってもらうほうに。。。 (* ̄m ̄)プッ

2006/09/24 (Sun) 20:55 | EDIT | REPLY |   

devilman  

Lupineさん 時間があって、いわゆるせっぱつまっていなければ、だいたいは何とかできるものだと思うのですが、土壇場で、的確に、となると熟練が必要ですね。

momokoさん 聞かれると言うのは、オープンマインドなのかもしれませんよ。NOVAのコマーシャルじゃないですけれど、助けたいですよね。

日向ちゃん 中学・高校生でもそうなのかな? 幼児とか小学生ではよく聞きますが・・・。短大生とか大学生でも、お客様気分で行ってきた人は、だめみたいですよ。ある程度ガツガツしていないと、身につかないみたいだね。
ガツガツしすぎて、いつの間にか向こうで捕まっちゃった女の子、何人か知っているけれど。まあ、本人がよければいいけど。

2006/09/24 (Sun) 19:38 | EDIT | REPLY |   

広瀬 日向  

英語が普通に、自然に話せるようになっていたのはすごいね!
留学経験のある人が日本人に戻っちゃうのは、その人が若すぎるからっていう理由が主なんだって。中学・高校生ぐらいまでは危ういらしい。。。小学生だと日本に戻ったとたんスーッと忘れちゃうみたいだし。あたしも小6の時イギリスから戻ったときに、帰国子女対策万全の中学受かるために必死で英語のレッスン受けたよ^^;どうにか英語をキープするためにね。伸ばすんじゃなくて。それが良かったのかはわからないけど、スイスでは英語を使えているよ♪

2006/09/24 (Sun) 04:49 | EDIT | REPLY |   

momoko  

私も道をよく聞かれます!(外国人にも日本人にも・・・。)
聞きやすい空気がでているのか、愛敬のある顔なのか分からないけれど・・・、英語でも日本語と同じくらいに助けられたらいいのに・・・と、思いますね。

2006/09/24 (Sun) 03:11 | EDIT | REPLY |   

Lupine  

そうですか~やはり語学は奥深いですか? 海外でも有る程度 英語が喋れる人(日本人)でも初めての外国人と 挨拶していたと思ったら直ぐに話が尽きて こちらに話しかけてくるので ほらほら来た来たと 面白く観察していた事が有りましたが・・
結局は色々な経験 知識  臨機応変さ 積極性等色々要求されますからね・・

2006/09/23 (Sat) 14:30 | EDIT | REPLY |   

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