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22 2006

カルロス・ゴーンの英語。

実は、読んだのは、何年も前だ。

 

要するに、どういう事かというと、「英語は手段に過ぎない、英語ができても、何もえらくもないし、できないといって、人より劣ったと思う必要もない」ということだったと思う。

 

英語、というか、言語は、人と人のコミュニケーション手段であって、それ以上のものではない。

流暢であれば、それに越したことはないが、そうでなくても、コミュニケーションが十分に図れれば、それで何も問題はない。

 

カルロス・ゴーン氏は、言わずと知れたフランスのルノーの役員で、提携先の日産に社長として赴任してきている人だ。

 

国籍はレバノン。決してフランス人ではない。詳細は忘れたが、何カ国かを渡り歩いている。したがって、母国語というものは、あまり意味を持っていない。

使われる言語の異なる場所で、ビジネスを続けてきた人には、英語というものが、必要なコミュニケーション手段だったということに過ぎないということだ。

 

これを読んだ頃、ルノーと提携前の日産で、ヨーロッパの責任者として現地に赴任していた方がテレビに出ていたが、英語は全然うまくない。傍らの同僚に、「○○は英語でなんと言うんだ」と、いちいち聞きながら、たどたどしく、しかし大声で自信一杯に、相手方と交渉している姿が映っていた。

 

これを見て、たしかに、コミュニケーションは、言葉だけではない、人間が、他の人間に、「ハートで」、思っていることを伝えることだ、というのが、よく現れているのだと思った。

 

メール、手紙、電話。。。いろいろな情報伝達手段はある。

しかし、直接会うことの意味は、そのためには、出かけていくということ、場所をアレンジするとし言うことなど、いろいろとコストはかかるけれど、それだけの価値があるのだということは、言葉だけではなく、体全体で表現できるということで言えば、大変な意味があるというのは、よく判ると思う。

 

とても、軽く読める本なので、一度目を通されてはいかがかな。。。

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4 Comments

devilman  

a-shanさん そうだね、自然体が一番。英語を話せる人ほど、【別にみんながやる必要もないですよね・・」と言うみたい。

Asamanbowさん Asamanbowさんにとっても、英語は手段なんだと思いますよ。仕事を支えているのは、英語と言う手段に載せる、もっと本来の能力ですよね。

hana*さん のりの軽い本なので、すぐ読めると思いますよ。そう、共感すればいいのさ。

2006/10/25 (Wed) 22:26 | EDIT | REPLY |   

hana*  

おもしろそうw
hana*も読んでみよぉw
朝のニュースで、「失敗学」でしたっけ?そんなこともやってましたねw
英語は、間違う事を恐れずに、どんどん使えば良い。ってそうだなぁ!!って共感しましたっw

2006/10/24 (Tue) 22:33 | EDIT | REPLY |   

Asamanbow  

以前に、とある仕事で、彼の講演が開催されたことがあります。ものすごく、おもしろいスピーチで、オーラのある方でした。今は、英語漬けで、中国語を筆談している(笑)私です。

2006/10/23 (Mon) 02:22 | EDIT | REPLY |   

a-shan  

私も同感~☆外国語はコミュニケーションの為に学ぶもの。なのに、たとえば「英語が少し喋れる」とか言っただけで、日本にいた時は「すごぃ」と褒められ私としてはもっと?頑張らなきゃいけなぃのに意欲を無くさせてしまぅ環境だ、、、と落ち込んだり、逆に質問されてそのまま「英語が少しできる」と答えると、「英語ができてもね~。」とか言われたり。私としては「日本語できます。」(っていっても日本語怪しくなってるけど。)というのと同じだと思うし、じゃあ「英語少しできます」って言わなかったら、文句もつけてこなぃだろぅな~って。皆が外国語はコミュニケーション手段だから、ほかの資格と同じように、あくまで「出来てプラス」なんだ。(つまり偉くもすごくもなぃんだ)という考えを持ってくれたら有難いT-T

2006/10/22 (Sun) 22:30 | EDIT | REPLY |   

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