冬の午後の陽射しは、眩いばかりだ。
吹き抜けになり、大きく取られた明かり取りから、溢れるばかりの光の奔流が、大理石を敷きつめたロビーに射し込んでくる。
ひと仕事終え、ほのかに心の静まりを感じつつ、つぎの人を待つひととき。
こんな瞬間に、時々、意識が時の流れを飛び超えることがある。
その瞬間のことは、なぜか、鮮明に記憶に残る。
ひととき、ひととき。。
再び返ることのない、この時空のいち時点は、なにものにも替えがたい、珠玉の時間のようにも思える。
今日も、あと数時間足らずで、茜に染まる、きれいな夕刻を見ることができるかな。。。
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