雲取山へのルートはいずれもメジャーで、何も工夫がない。
雲取山への登頂回数が半端ない数のご夫婦、テント泊についても、数知れない。
そんなマスターご夫婦が選んだのが、後山川から奥多摩小屋へ直接上がっていく、ヨモギ尾根の登山道だ。
山と高原の地図では、破線になっているが、このご夫婦、決してバリエーションなどいく方々ではない。
ルートとして、ちゃんとしているということだ。
実は、おすすめを聞いて、一度登っている。前年の12月だ。日帰りで、ヨモギ尾根を上がり、雲取山から三条ダルミ、三条の湯へ下山している。ブログはこちら。
Blogの先輩、raymariさんはすでに着かれて、車を置いて歩きだしているというので、車を急いで走らせる。
お祭りから後山林道に入り、車を飛ばすと、ほどなく、raymariさんの後ろ姿発見。
車に同乗してもらい、すぐ発車したが、運転が荒いと怒られた(;´・ω・)(笑)
おとなしく、穏やかな運転に切り替え、ゲートに到着。
車を置く。

いよいよ、出発。抜けるような秋の青空だね。
月が見えるよ。

40分ほど、林道を緩やかに登って、塩沢橋に着く。ここで登山道に入るのだ。


沢沿いに行き、左の山腹にとりつくが、最初は急登だ。



破線ルートながら、指導標は親切だ。




飛龍山の稜線

きわめて目立たない、奥後山。以前来たときは、薄く雪が積もっていたせいか、この山頂標識には気づかなかった。



南アルプスの南部です。
聖岳、赤石岳、荒川岳(悪沢岳)


富士山も風情ある姿を見せている。

途中昼食をはさんで、5時間ほどかかって、奥多摩小屋の水場に到着。
あとはこの階段を上がっていくだけだ。



小屋で受付し、テントを張る。特等席に。今回は、ツエルトにした。

まずは、乾杯だ。いよいよ、宴会の始まりです。

これがすごい。raymariさんは、この手料理の数々を山で展開する。
これが予測できたので、こちらも、トマト、オクラ、唐揚げを持参しました。

そして、おでんです。

さらに、なす焼。

rayさんみずから調理するのは、チャプチェかな。



満腹になってきましたね。まだまだ、飲みそうなお二人。


南アルプスも、もやっています。


大菩薩です。


ちょっとガスってきましたね。

酔っ払って、寝てしまいましたが、raymariさんは無線でCQを出し始めたようです。
お二人は、アマチュア無線の大家です。
さて、翌朝の日のでは、木の間から見えます。

朝日に、飛龍山が赤く染まっています。

明るいですね。
午前の光の中、雲取山に向かいます。
raymariさんはピストンなので、サブザックで。こちらは飛龍へと縦走するので、ツエルトを撤収し、ザックを背負います。

さんちょー。raymariさんは、雲取山の登頂、30回目だそうです。すごいですね。

蕎麦粒山、川苔山、本仁田山

右に、石尾根が見えています。

今日も、富士山は大きい。

雲の向こうは、丹沢山地です。

今日も、ブナ坂方面からは、たくさんの人たちが登ってきます。

さて、お別れした後は、飛龍山へと、三条ダルミへの急降下を行きます。

25分で三条ダルミに。


ここからは、初めて来る道です。


ここが、狼平です。広々とした、不思議な広場です。







ここが北天のタルです。三条の湯への下り道です。

ザックをデポし、飛龍山へと行ってきます。

直登するルートがありました。笹を分けていきますが、踏み跡ははっきりしています。7分で頂上に登りつけます。

地味な、飛龍山山頂です。


下山は、南に、15分弱下り、飛龍権現のお社に出ます。


トラバース道を北天のタルまでの戻りました。
ザックを背負い、下山開始です。




1時間と少しで、三条の湯に下ってきました。




後山林道の終点に登りつきます。


林道歩きは足が痛くなり、あんまり好きではありませんね。
1時間半ほど歩き、やっとゲートです。
やれやれ。
なんとか、未踏区間を歩けました。

雲取山も、特定のルートは賑わっているものの、少し外れると、たとえ主稜線のルートでも、静かなものです。
それがまた、奥秩父の楽しみなのですが。
ちなみに、raymariさんのブログでも紹介されています。
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