2015.9.21
テントを通路に向けて張らなくてよかった。
まさに通路に張ってるからだけど、笹薮に向けて出口を開けるように張ったのだが、周囲は通りみちに、マジで困るほど、テントがひしめいていた。
斜めなんてまだいいほうで、大岩に半分乗っかっていたり。
こちらは12時には着いていたけれど、18時過ぎまで、登山者は続々と到着し続けた。
それは、呆然とするわな…
小屋も、布団一枚に三人とか。それでも来るので、あるいは場所なくてテントを張れない人がきても、断ってるとか・・
この縦走路、泊地間はほぼ6時間。物足りないとか、日程の都合で飛ばしたいときは、10時間~12時間程度の行動時間になる。
18時到着は、ないだろ。いくらお天気が良いといったって。
遅くとも二時には泊地につく、雷雨の時期なら1時だ。常識と思っていたが、山に目覚め、何も教わらずに道具だけはそろえて入ってくる人たち。ふつうの感覚で行程の時間配分を決めてしまう。
えっ、まだ明るいですよって・・5時前ですから、もう少し歩きますって、なんだ・・
行程が長いなら、到着時刻を考えて、早出しなさい。・・・それが、山だ。
暗くなって、レースの走者の方二人が、こっちにくっつくように張られた。
室堂から来て、一泊目、もう一泊して、上高地がゴールだと。
こっちは、五泊(笑)だからね。
3時半出発をめざし、2時すぎから準備。みんな、さすがに寝静まっている。
レースの方だけ、同じころにテントをたたんでた。
こういう出発の難点は、テントが露でびっしょりであることだが、仕方がない、派手にバサバサもできないし、
タオルで拭いて、しまい込む。
3:45、ヘッドライトをつけて、一人出発する。
薬師への、長いのぼり、高度はじわじわ上げていく。
ゆっくり、じっくり、行くしかない。
しばらく行くと、後ろに、ポツンぽつんと、ヘッドライトの明かりが追ってくる。
先行しているのは、一人だけのようだ。
ヘッドライトに照らされた、スポットだけを見つめ、ジグザグの笹に囲まれた道を行く。

四時半すぎると、東の空が、明るくなってくる。

早出の登山者は、三々五々、登っている。


槍ヶ岳に、雲が巻く。

暗い中、たどってきたルートを、振り返る。
スゴの頭が見える。







北薬師岳をめざす。

望遠レンズで、笠ヶ岳


大きな岩を越えていくルートが続く。

遠望ではリアルにはわからない、薬師のカールの上部の岩稜。


槍穂高の遠望と、北薬師岳。



ガスが上がってくる。

薬師岳、ガスの中の頂上。

頂上にいるうちに、ガスが薄くなってきた。

まだガスが‥

おーーーっ、という間に、青空が広がった。

記念撮影、やり直し。





雄大な、カール





例のレースは、パノラマトレイルツアー、というらしい。
ひとり、チェックポイントの係員が、寒そうに、立っていた。

薬師岳小屋で、コーヒーをいただきながら、来し方、降りてきた薬師の稜線を、振り返る。
あとは、薬師峠のテント場まで、降りるだけだ。







薬師平の、大ケルン



あれが、太郎平の小屋だろう。

沢を、降りる。


もう、赤の季節だ。

薬師峠のテント場に到着。10時少し前だが、テントは、結構ある。
ここは、200張りとかなので、余裕はあるが、夕方までに、どんだけ来るだろうか。

早い到着なので、場所は選び放題だった。

昼食に、ラーメン。

四時ころ。
どんどん、テントは増える。




夕食は、サバの味噌煮とごはん、ピリ辛スープ

今日で、三泊目、残りの食料をチェックする。

この日は、雲が多かったが、あすは快晴になりそう。
また、3時過ぎには、出よう。
つづく・・・
テントを通路に向けて張らなくてよかった。
まさに通路に張ってるからだけど、笹薮に向けて出口を開けるように張ったのだが、周囲は通りみちに、マジで困るほど、テントがひしめいていた。
斜めなんてまだいいほうで、大岩に半分乗っかっていたり。
こちらは12時には着いていたけれど、18時過ぎまで、登山者は続々と到着し続けた。
それは、呆然とするわな…
小屋も、布団一枚に三人とか。それでも来るので、あるいは場所なくてテントを張れない人がきても、断ってるとか・・
この縦走路、泊地間はほぼ6時間。物足りないとか、日程の都合で飛ばしたいときは、10時間~12時間程度の行動時間になる。
18時到着は、ないだろ。いくらお天気が良いといったって。
遅くとも二時には泊地につく、雷雨の時期なら1時だ。常識と思っていたが、山に目覚め、何も教わらずに道具だけはそろえて入ってくる人たち。ふつうの感覚で行程の時間配分を決めてしまう。
えっ、まだ明るいですよって・・5時前ですから、もう少し歩きますって、なんだ・・
行程が長いなら、到着時刻を考えて、早出しなさい。・・・それが、山だ。
暗くなって、レースの走者の方二人が、こっちにくっつくように張られた。
室堂から来て、一泊目、もう一泊して、上高地がゴールだと。
こっちは、五泊(笑)だからね。
3時半出発をめざし、2時すぎから準備。みんな、さすがに寝静まっている。
レースの方だけ、同じころにテントをたたんでた。
こういう出発の難点は、テントが露でびっしょりであることだが、仕方がない、派手にバサバサもできないし、
タオルで拭いて、しまい込む。
3:45、ヘッドライトをつけて、一人出発する。
薬師への、長いのぼり、高度はじわじわ上げていく。
ゆっくり、じっくり、行くしかない。
しばらく行くと、後ろに、ポツンぽつんと、ヘッドライトの明かりが追ってくる。
先行しているのは、一人だけのようだ。
ヘッドライトに照らされた、スポットだけを見つめ、ジグザグの笹に囲まれた道を行く。

四時半すぎると、東の空が、明るくなってくる。

早出の登山者は、三々五々、登っている。


槍ヶ岳に、雲が巻く。

暗い中、たどってきたルートを、振り返る。
スゴの頭が見える。







北薬師岳をめざす。

望遠レンズで、笠ヶ岳


大きな岩を越えていくルートが続く。

遠望ではリアルにはわからない、薬師のカールの上部の岩稜。


槍穂高の遠望と、北薬師岳。



ガスが上がってくる。

薬師岳、ガスの中の頂上。

頂上にいるうちに、ガスが薄くなってきた。

まだガスが‥

おーーーっ、という間に、青空が広がった。

記念撮影、やり直し。





雄大な、カール





例のレースは、パノラマトレイルツアー、というらしい。
ひとり、チェックポイントの係員が、寒そうに、立っていた。

薬師岳小屋で、コーヒーをいただきながら、来し方、降りてきた薬師の稜線を、振り返る。
あとは、薬師峠のテント場まで、降りるだけだ。







薬師平の、大ケルン



あれが、太郎平の小屋だろう。

沢を、降りる。


もう、赤の季節だ。

薬師峠のテント場に到着。10時少し前だが、テントは、結構ある。
ここは、200張りとかなので、余裕はあるが、夕方までに、どんだけ来るだろうか。

早い到着なので、場所は選び放題だった。

昼食に、ラーメン。

四時ころ。
どんどん、テントは増える。




夕食は、サバの味噌煮とごはん、ピリ辛スープ

今日で、三泊目、残りの食料をチェックする。

この日は、雲が多かったが、あすは快晴になりそう。
また、3時過ぎには、出よう。
つづく・・・
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