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15 2016

秘めた憧れの実現~立山から槍へ その③五色が原から、大晴天の中、秋色濃い、胸ワクの稜線を行く。

2015.9.20

五色が原の朝。

赤く焼けた。

烏帽子が漆黒に見える。


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明るくなって、振り返ると、昨日超えてきた稜線が見えた。



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東の空には、昨日の雲が残っているが、西から青空が圧倒的に広がる。


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裏銀座の烏帽子岳。


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テントをたたんで、二日目の出発だ。

もう、ほとんどのテントは、なかった。。。寝坊だ、というより、のんびりした。これで、あとでひやひやすることになる。



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秋だね。この青空、草紅葉、チングルマの花穂。



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山荘は、登山客を送り出し、静かだ。


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上りにかかり、五色が原と、奥に、来し方、立山と歩いてきた竜王岳、鬼岳、獅子岳が見えている。



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真ん中奥が、雄山。

左から、竜王岳、鬼岳、そして獅子岳だろう。

こうしてみると、やっぱり、相当な、アップダウンだったんだ。

この縦走、ただ事ではないな。




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朝の陽ざしに明るい中を、なだらかに登っていく。



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すっかり、草枯だ。


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遠く見えているのは、裏銀座の稜線だ。 薄く、その向こうに、表銀座の稜線も。


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振り返る。



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弥陀ヶ原。見事な、平らな、台地だ。


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望遠で見る。

槍ヶ岳、手前に、赤牛、右に水晶。

あの、槍まで行くのかって、実感はまったく、ない。

歩いていけば、着けるさ、そのうちにって、


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北アルプスの、南半分が、この目の中にある。


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笠ヶ岳、黒部五郎。


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鳶山のピーク。


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ここからは、いよいよ、大きな山容の、薬師岳が眼前に、存在感満々で現れる。


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西を見る。まだ見ぬ、加賀白山だ。

ここまでくると、遠望ではなくディテールが見えてくる。、


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雄山の雲が取れてきた。



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草紅葉が、明るい朝の光に、輝く。


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鳶山を振り返る。

空が、青い。


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行くて、越中沢岳への、なだらかなルートが、気持ちよさそうに、伸びている。


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やはり、シルバーウイークだ、同走する縦走者は、前にも、後ろにもいる。


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立山と、越えてきた鳶山。

見事な、秋空だ。


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昨夜の泊地、五色が原と立山からの稜線に険しさの、コントラスト。


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アップにしたら、山荘が見えた。


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越中沢岳に到着。


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後立山連峰の、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、天狗岳。


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そして、浅間山。どこから見ても、浅間は大きい。


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雄大に広がる、行く手。

左から、赤牛、水晶、雲の平、笠ヶ岳、黒部五郎、そして薬師。





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スゴ乗越への急下りと、薬師岳への長いのぼりが、迫ってくる。


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望遠にすると、きょうの目的地、スゴ乗越小屋とそのテント場が見える。

縦走している人数からすると、テント場が心配になってくる。今のところは、まだ、空きが見えるが、

到着するころにはどうなっているか・・



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目の前に広がる、雲の平の広大な、台地。 そして、手前に、細い高天原へに尾根が落ちてくる。

高天原、竜晶池、ずっと手前、きになる平坦地は、地図を見ると、薬師見平と記されている。

見たことのない、アングル、頭の中の、世界が広がる、新しい世界に。


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このあたりが、高天原のはず。


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薬師見平。地図にルートの記載はないが、行ってみたい。

夢のように、ロマンを感じる。

山旅の、かけがえのない、豊かな視点



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目の前、スゴの頭へと下り、また登る。


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色づく、木々の葉。



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振り返る。

急下りだ。


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登り返して、スゴの頭。



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薬師岳への、長大な尾根。



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ちょうど、レースが行われていた。トレランとも違うようだが、室堂から上高地へのコースが二泊、同じく室堂から折立へのコースが一泊だそうだ。


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降りきって、スゴ乗越。


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もうすぐお昼だが、ガスってきた。


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すっかり紅葉した斜面を登っていく。



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着いた…スゴ乗越小屋。

でも、すごい混雑。。だった。



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ガスは晴れたが、12時に到着し、最後のまともな地面にテントが張れたが、ほとんど通路だ。。

前後して着いた人たちは、石ごろごろの上に張っていた。



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それにしても、美しいところだ。


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東には、赤牛と水晶。


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水晶岳。


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赤牛岳。


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右に、にせ烏帽子、烏帽子岳。


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昼寝をして夕方、目を覚ましたら、周囲はテントだらけに。。。張れる所などなかったはずなのだが・・・

笹薮だったはずのところにも、大岩があったところにも、どこにもかしこも、とにかく、テントが立っていた。。

メッセージをやり取りした山仲間から、表銀座も、蝶が岳も、どこも、テント場はカオスになっていると・・・


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今夜の夕食は、ハンバーグと、ごはん、ネギ塩スープ。



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とにかく、早出して、次のテント場には、いち早くつく必要がありそうだ。

あすは薬師峠で200張りは張れる所というが、初めてのテント場、様子がわからないので、

三時過ぎには、出発することにし、早々に寝袋に入った。



つづく・・・

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