奥多摩は、冬の山だ。
それに、奥多摩湖から登るのが、恒例になっている。
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三山縦走も一応果たし、先日、日の出山へもつないだ。
そこで再度、辿ってみるルートは、イヨ山経由の北尾根。
ドラム缶橋を渡っていく。

凍りついた湖の周遊路から、奥多摩周回道路に上がって、10分ほど歩く。

ここから山に上がる。

厚い落ち葉の上に、雪が積もっている。

国師岳方面。主稜線はすっかり、白い。

眼下に、深山橋が見えている。
なかなか、高度があがらない。

痩せた尾根の急登が続く。

木の間から、御前山の大きな山容が見える。

イヨ山につく。
出発して、ほぼ二時間だ。



這い上がるような、急登をゆく。

ヌカザス山に登りつく。
ここまでの登りは第一関門だ。





さらに、急登をゆく、ロープが張ってあるが、厚い落ち葉の下が雪や氷で、滑り、足元がきわめて不安定の上に、
分厚い落ち葉が、一苦労のもとだ。



ようやく、三頭山の本峰が正面に。



頂上の西端に上りつく。

丹沢が木々の間に、くっきり見えている。

鶴峠への西尾根。

なんといっても、冬の奥多摩は、これでしょう。富士山。右は三つ峠、左は鹿留山。



ここは、おしるこ。これがしたくて来たようなもの。


一時間ほど、ゆっくりして、さすがに冬の日は斜光線、昼過ぎだが、夕方の雰囲気。
急いで下る。



スピードアップのために、チェーンスパイクを装着。

鞘口峠。

鞘口峠から奥多摩湖へ向けて、下っていくと、正面に、雲取山から飛龍山の稜線が、午後の光に明るく見えている。
日陰と日向はこんなにも違う。

寒々とした中、下っていく。

すっかり薄暗い雰囲気の中、奥多摩周遊道路に出て、道路を歩いて下る。飛行機雲が夕日を浴びて、輝いている。

奥多摩湖に着くころ、月が煌々と照っているのに気付いた。

周遊道路から、奥多摩湖沿いの遊歩道に降りる。


ドラム缶橋から見た、湖面に映った月。きれいだが、さみしさも感じる。

一日、冬の穏やかな日を歩いた。
恒例になったような、冬枯れと雪の奥多摩。今季も、やっぱり、訪れた。
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