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27 2013

奥多摩三山・三頭山-御前山-大岳山縦走

昨年のほとんど同時期に、このコースを日帰りでやろうと試みたが、いろいろとあり、断念して、時間切れ、下山した経緯がある。http://cb250rsz.blog104.fc2.com/blog-entry-1189.html


今年は、仲間と二人で、避難小屋で豪勢にやろうということも含め、一泊二日で計画した。

行程に余裕は出たが、泊まりだし、鍋を豪勢にということで、荷物は格段と重くなった。

コースは、同じ、深山橋から三頭橋を渡ってムロクボ尾根に上がり、三頭山、そして主稜線経由で御前山、大岳山、そして御嶽へと踏破する計画。

前回と同じく、御嶽苑地駐車場に車を置き、御嶽駅の一番電車で奥多摩駅下車、一番の鴨沢西行きで深山橋下車、である。

仲間とは、苑地駐車場で合流。


一番電車を待つ、御嶽駅のホーム。

他にも登山者がいた・・

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バスを深山橋で下車、橋を渡る。もう明るくなっているけれど、日は当分当たらない。


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さらに三頭橋を渡る。左の尾根が、これから登るムロクボ尾根。


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橋をわたったすぐの登り口から、落ち葉の厚く積もった急登を行く。このルートの指導標は皆古く、さびている。


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高度はどんどん稼ぐが、距離は進まない。深山橋はすぐそこだ。


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南斜面には日が当たりはじめる。


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石尾根も明るい。


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急登に喘ぎ、最後のヌカザス山への急斜面には、今年は赤いロープが張ってあった。

ここは掴まるところもないからね。誰かが張ったのかな。特に下りで有用かも。


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ヌカザス山に登って、やっと日を浴びる。


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でも、まだまだ急登は続く。


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ここまで、寒風が強く、休むに休めなかったが、おなかもすいたし、ようやく日が当たっているので、入小沢の峰で初めて休憩する。


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重荷のせいか、調子が上がらないためか、前回より遅く、三頭山に登頂。

でも、お天気は同じ、展望も同じ。


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奥多摩と言えば、富士山。

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さて、縦走開始。鞘口峠から三頭山は人の多いところだが、土曜のせいか、まだ人は少ない。


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浅間尾根分岐のあたり。明るくて気持ちのよい尾根。


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見えているのは、大菩薩の峰々。

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風張峠を過ぎ、奥多摩周回道路に出る。前回、月夜見山に行こうとして変な巻き道に誘い込まれ、ずいぶんロスしたから、今回はパス。


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奥多摩周回道路に出ると、こんな標識が。


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月夜見第二駐車場から、再び登山道に。ここは、下手すると融けた霜柱ですごいぬかるみになるところだが、今日は寒いせいか、霜柱が融けていない。


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小河内峠に到着。


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奥多摩湖がすぐ下。


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徐々に、惣岳山と御前山へと高度を上げていく。西斜面で、午後の陽射しが当たって明るい。

でも、寒風が厳しい。今日はほんとに寒い。


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厚い、落ち葉。



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ようやく惣岳山到着。今日のゴールは近い。


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御前山登頂。前回はここから駆け下った。


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手前は石尾根が奥多摩駅へと降りて行っているところ。奥は蕎麦粒山の稜線。


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やっぱり、富士山。


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今日のお宿、御前山避難小屋。この大きなガラス戸が不思議だが、泊まってみるとその謎が解ける。


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小屋の前の流れは凍っており、水は取れない。これは予想して、4リットルを別に、炊事用に担いできた。


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同宿舎はなく、仲間と二人だけでのんびりする。

冷えているので、まずは、豚肉の生姜焼きと熱燗で始める。



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メインはキムチ鍋。


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餃子をキムチ鍋に入れたら、かなりおいしい。あったまる。


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最近手に入れた、マナスル用のヒーター。結構温かい。


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さて、温まってシュラフにもぐりこむ段となり、外のトイレに行こうと表に出て、息をのんだ、見事な都会の夜景なのだ。

写真にしなかったけれど、かなりの広い範囲の夜景が、このガラス戸の向こうに広がっていた。

鍋をやってすっかりガラスを曇らせてしまったが、寝ながらにして、この夜景が楽しめるところなのだ。



当然、東の空が見え、居ながらにして、このご来光が望める。

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さて出発。朝日で真っ赤に染まる避難小屋を後に。


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朝日で真っ赤な森。


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木の間ごしに丹沢が見える。


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大ダワに到着。


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大ダワから大岳山への道はとても気持ちが良い。


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最後のクサリ場を登れば、大岳山だ。


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大展望に迎えられ、三山縦走のフィナーレ。


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丹沢の核心部が近い。真ん中は檜洞丸、右は大群山。


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最高峰の蛭が岳から、丹沢山、塔ノ岳、そして左に少し離れた大山。


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おお、東京湾から、三浦半島、相模湾、江の島、そして仏果山へと、大展望。


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まだ早いせいか、大岳山の頂上は静か。鋸尾根からの人が一人いるだけ。


展望は、来し方、三頭山から御前山と辿ったルートが見える。その向こうは大菩薩の稜線。

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岩場の急なくだりを降りると、大岳神社。そろそろ人が登ってきている。


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浄水場まで降りてきたところにある展望台からは、本位田山、川苔山が見える。


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長尾茶屋にある、長谷川恒夫さんの碑。


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さて、御岳神社まで降りてきた。


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茶屋に入り、ノンアルビールで乾杯し、お汁粉。仲間は味噌おでん。


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そして御嶽うどん。あったかい。

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ちょうど出たばかりで、ロープウエイ乗車にはだいぶ待たされた。


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滝本から苑地駐車場へはバスで行く。


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この後、全国オリエンテーリング県別対抗戦の会場へと向かった。

実は、奥多摩に登るのは、これに合わせて山に行きたいということだったのだ。

お疲れ様。


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実は、この方々、すごい人たちらしい。いろいろありがとうございました。


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6 Comments

devilman  

俄歩人さんへ Re: 年末恒例になりそうな奥多摩三山

冬の奥多摩は、明るく、雪もないし、好きですね。
霜柱のぬかるみさえなければ。

今回は、別の理由でも奥多摩を選びましたが、最近ラッセルが好きになっていて、
そっち方面で、いろいろと計画しています。

またよろしくお願いします。

2013/12/30 (Mon) 01:54 | EDIT | REPLY |   

devilman  

ブルさんへ

荷物は、もちろん、仲間と行くときは食事関係を充実させますので、重くても仕方ないのです。
風邪が治りきっておらず、ずーっとボーっとしていて、元気な仲間は、途中待ってばかりでした。
でも、避難小屋泊は楽しいですよ。

2013/12/30 (Mon) 01:52 | EDIT | REPLY |   

俄歩人   

年末恒例になりそうな奥多摩三山

 こんばんは
友と二人の三山縦走、いい雰囲気の息抜きですね。
栃寄から歩いた時にあのウッドデッキ付きの立派な避難小屋で
休息したことがありましたが・・・。
 新春はどのような山行を楽しまれるのでしょうか、
楽しみに待っております。

2013/12/29 (Sun) 20:39 | EDIT | REPLY |   

ブル  

No title

こんにちは。
すばらしい1泊2日でしたね。
御前山の避難小屋もすばらしいんですね。
奥多摩の魅力を全部つめこんだ山行でしたね。
それにしても4リットルの水に食料とかなりの
荷物をかついでの急登。たいへんだったのでは
ないでしょうか?
健脚ですね。

2013/12/29 (Sun) 13:57 | EDIT | REPLY |   

devilman  

くまさんへ

この小屋、けっこう快適でした。
ひとりで避難小屋や冬季小屋にも泊まるけど、仲間がいると、楽しいし、時間を持て余さなくていいから、助かるね。

2013/12/28 (Sat) 23:35 | EDIT | REPLY |   

北海道のくま  

No title

その山小屋 行きましたね
 装備があれば 泊まりたい ところでした
  まあ まず 普通の人は 泊まらないと思うし
   明るくて いいですよね 
暗い 避難小屋 一人だと どうも怖いんですよね

2013/12/27 (Fri) 20:56 | EDIT | REPLY |   

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