そもそも金曜日も遅くまで仕事を引きずっており、早出なんか、無理。
で、甲斐駒テント泊のはずが、両神山日帰り、に。
テント装備などは、車に放り出し。
空は、何となく、秋も感じさせる雲。

上落合橋の駐車場は、こんな感じ。日向大谷の駐車場は満車だろうな。



意外と、八丁沢は美しい。


八丁峠には、それなりに時間がかかって着く。40分くらい。

縦走を開始すると、すぐ、このウインチでもあったのだろう、機械跡に着く。ここから、北側が覗ける。


いよいよ、クサリ場が始まる。

ピークをいくつも越えていくが、そのたびに展望が楽しめる。
中央には八ヶ岳、右が御座山、左は金峰山から国師への稜線。

左、甲武信岳、右、国師と北奥千丈。

広角でみると、左の甲武信岳から右端の八ヶ岳まで、一望。

遠望は御座山で、手前は八丁尾根。





まだ始まったばかりだが、クサリ場が嫌というほど続く。
この間、赤岩尾根をやったが、クサリがなければ、ここも同程度の稜線だ。


北側はガスだ。

西岳。ここまでは、三年前に来ている。

小倉沢の廃村が見えている。




クサリ場をいくつも越えて、前東岳に来た。祠がある。

祠の裏から、油滝への下山路が下りているが、警告が出ている。
道が明瞭でないこと、急斜面に鎖が続くらしく、一般ルートとは言えない。
いずれ、ここから登ってくるつもり。

前東岳からは、少しナイフエッジが続く。



東岳到着。何人か、すれ違う登山者がいる。暑くて、少し休憩。軽食を取る。



東岳を越えると、クサリ場はなくなる。




頂上近くに、最後のクサリ場が一か所ある。

賑わう頂上を覗く。

頂上到着。いつも日向大谷からだから、初めて、別ルートから登頂。

晴れて、いい日だ。

奥秩父主稜線。右端は金峰山。

三週間前に辿った、赤岩尾根。

たどってきた八丁尾根。



八ヶ岳はガスの中に隠れてしまった。

では、八丁峠に引き返します。


ちなみに、今回は地下足袋マン。快適です。



前東岳のナイフエッジあたりで、無線でraymariさんに呼ばれる。
八ヶ岳の主峰、赤岳山頂からのコールだ。
さっそく応答。何とかとっていただいた。しばし、交信。プロク゜のお仲間と、十数人で集中放射状登山らしい。
今夜は赤岳鉱泉のテント場で宴会とか。

前東岳。大勢、登ってきた。すれ違いにしばし待つ。

振り返ると、下っているパーティー。こうしてみると、すごいコースだね。一般道としては。

気になるのは、赤とんぼの多さ。もう秋かよ。



八丁峠着。休憩して軽食。のどが渇く。

峠道を上落合橋に下る。



のぼり口に到着。

駐車場で体を拭き、着かえる。汗びっしょりだ。
準備が整ったら、富士見平小屋に向かおう。今夜も小屋泊りだ。