それぞれが、一人だったら二の足だね、と言い合っての楽しい山行だった。
もちろん、万が一に備えての、フル装備で。
廃墟となった、鉱山の住居跡からスタート。





赤岩峠までは、けっこうな急登で、ほぼ1時間かかった。

天気が心配で、どうしようか、相談のうえ、雷雨の気配があったら即下山ということとし、最初の岩峰を試登することにした。
最初は巻き道を行き、ルンゼ状の斜面を登る。



ピークからは何にも見えない。



少し進むと、これは直登するしかない岩峰に出る。

ザイルは出さず、慎重に、それぞれ登りきる。



雲が薄くなってきて、両神山の稜線も見えてきた。
雷雲もない。縦走を開始することにした。

こいつは、右側の壁状の斜面を登るらしい。










晴れてきた。



このチムニーはきつかった。手かがり、足がかりなく、一本ロープに全体重を駆けざるを得ない。





最後のP1。あそこに行けば、縦走は終わりだ。

結局、P1は巻き道を行き、八丁峠への旧道のふみ跡に出る。
この指導標、2年半前に古いふみ跡を辿って、八丁トンネルの北側から登ってきた時に見たものだ。
http://cb250rsz.blog104.fc2.com/blog-entry-943.html







立ていり禁止はこちらから。八丁峠着。






バリエーションルート、コンプリート。お疲れ様。
一定の技術と装備を備えれば、パーティー登山は、単独行ではできないことができるようになる。
口々にそう言い合って、楽しんだ。



下山完了。

帰途、志賀坂トンネルへの道で、二子山が見えた。

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