11 2013

残雪の八ヶ岳-硫黄岳から天狗岳 後編

硫黄岳頂上は寒風厳しく、長いことはいられないので、大展望を写真に収めて、早々に引き上げる。


横岳から赤岳への岩稜。八ヶ岳で一番人気のルートだろう。雪のない時は行ったことがないが、このコース、もう20年以上ご無沙汰だ。

2013-0502-03Io-Tengu (61)


阿弥陀岳の向こうに、甲斐駒と仙丈の南アルプスが高い。


2013-0502-03Io-Tengu (59)


いつも吹きさらしで雪のつくことがない硫黄の頂上の向こうには、中央アルプス。


2013-0502-03Io-Tengu (62)


金峰山から甲武信岳への奥秩父主稜線には雲が巻きついているようだ。


2013-0502-03Io-Tengu (64)


そして、北八ヶ岳から蓼科山、車山高原の方。


2013-0502-03Io-Tengu (67)


遠く、浅間。


2013-0502-03Io-Tengu (68)


北八ヶ岳の中心部。


2013-0502-03Io-Tengu (69)




2013-0502-03Io-Tengu (66)


連休初日、徐々に人も多くなる。


2013-0502-03Io-Tengu (70)


夏沢峠に降りてきた。軽く昼食をとる。ここは日向ぼっこだ。


2013-0502-03Io-Tengu (71)


振り返る硫黄岳の稜線。存在感がある。


2013-0502-03Io-Tengu (73)


さて、トレースを追って、北へと稜線を辿る。クラスとしたしっかりした雪面で、潜ることはない。



2013-0502-03Io-Tengu (74)




2013-0502-03Io-Tengu (76)


硫黄岳への登路を振り返る。


2013-0502-03Io-Tengu (77)


東面を見下ろすと、みどり池が見えている。


2013-0502-03Io-Tengu (78)




2013-0502-03Io-Tengu (79)




2013-0502-03Io-Tengu (80)


北岳、甲斐駒、仙丈岳。


2013-0502-03Io-Tengu (81)


箕冠山の頂上近くから、根石岳越しに、東天狗の岩峰を望む。南面に、雪はない。


2013-0502-03Io-Tengu (82)




2013-0502-03Io-Tengu (83)




2013-0502-03Io-Tengu (84)


ここが、箕冠山の頂上の指導標。オーレン小屋への分岐。


2013-0502-03Io-Tengu (85)


箕冠山の下りから、根石山荘と、根石岳の向こうに、天狗岳の双耳峰が覗く。


2013-0502-03Io-Tengu (86)


根石岳南面の登り。さすがにここはアイゼンを外した。


2013-0502-03Io-Tengu (87)


中高年グループが、根石岳から南へ向かう。


2013-0502-03Io-Tengu (88)


大石の転がる、根石岳山頂。


2013-0502-03Io-Tengu (89)


東天狗岳への稜線。


2013-0502-03Io-Tengu (90)




2013-0502-03Io-Tengu (91)


東天狗頂上に人が見える。


2013-0502-03Io-Tengu (92)




2013-0502-03Io-Tengu (93)


西天狗の下りの雪面に登山者がたくさんいる。


2013-0502-03Io-Tengu (94)




2013-0502-03Io-Tengu (95)


本沢温泉への下り口。


2013-0502-03Io-Tengu (96)


一番風の吹き抜けるコルの底で、ちょうど御嶽山が真正面に見えた。


2013-0502-03Io-Tengu (97)


中央アルプスだ。


2013-0502-03Io-Tengu (98)


西天狗と御嶽山。


2013-0502-03Io-Tengu (99)


まだまだ、くっきり、南アルプス。北岳、甲斐駒、仙丈岳。いまあそこにいれば・・・・


2013-0502-03Io-Tengu (100)


人々が立っている、東天狗岳山頂へとアプローチ。


2013-0502-03Io-Tengu (102)


東を見れば、金峰山が頂稜部だけを白くして、大きく見えている。


2013-0502-03Io-Tengu (103)


東天狗直下。


2013-0502-03Io-Tengu (104)




2013-0502-03Io-Tengu (105)

登頂。


2013-0502-03Io-Tengu (106)


蓼科山と高原の向こうに、北アルプスの山々の白い連なり。


2013-0502-03Io-Tengu (107)




2013-0502-03Io-Tengu (108)


硫黄の火口壁の向こうに、佐久の盆地と奥秩父。


2013-0502-03Io-Tengu (109)


頂上を振り返る。


2013-0502-03Io-Tengu (110)





2013-0502-03Io-Tengu (113)




2013-0502-03Io-Tengu (114)




2013-0502-03Io-Tengu (115)


中山峠着。


2013-0502-03Io-Tengu (116)


中山峠で軽食を取り、みどり池へと、東に下るが、これがまさに雪の壁。後ろ向きに、前歯を蹴りこんで降りるような斜度。

かろうじて、登った時のステップがあり、そこに10本食い込ませ、何とか降り続けるが、しばらくそんな斜度の下りが続く。

後から来た、どこかに山岳会の偵察のおじさんは、6本アイゼンでは降り切れず、プチ滑落をやらかしていた。



2013-0502-03Io-Tengu (117)




2013-0502-03Io-Tengu (118)




2013-0502-03Io-Tengu (119)




2013-0502-03Io-Tengu (120)


稲子岳を見上げるところまで降りてきた。ほんと、やれやれ。


2013-0502-03Io-Tengu (121)


このコース、途中にダケカンバの群生があり、そこだけ冬や春は明るい。


2013-0502-03Io-Tengu (122)


今朝の本沢温泉分岐に戻ってきた。


2013-0502-03Io-Tengu (123)


間もなく、みどり池。昼過ぎののんびりした雰囲気で、暖かい。


2013-0502-03Io-Tengu (124)


小屋前のベンチで、降りてきた東天狗岳とその稜線を振り返ってみる。

あのてっぺんに、たった二時間前にいたとは、なんとなく不思議な感じ。


2013-0502-03Io-Tengu (126)




2013-0502-03Io-Tengu (125)


ベンチにいると、陽射しは暖かいが、風が冷たく、断雲によって日が陰ると、寒く感じる。

荷物をテントにおいて、しらびそ小屋でコーヒーをいただいた。やはり、ストーブの前にいると、暖かい。


2013-0502-03Io-Tengu (x)

さて、わが富士見平小屋のコーヒーと、どっちがどうだったのでしょうか。。


テントでもう一晩過ごす。昨夜より風の音は強い。隣に張った山岳会のパーティーのおひとりは、他のメンバーは小屋泊まりだという。結構遅くまで音楽をガンガンかけてうるさい、山の常識がない。結構な年輩なのに。
さすがに注意しようとしていたら、パタッと音楽が止まり、ほどなく、豪快ないびきが…

やれやれ。。単独行者より、こうした山岳会の連中の方がマナーがないのが多いよね。いい歳をして。

それでも、こちらはちゃんと睡眠とって朝を迎えた。下山するだけなので、ゆっくり。


テントから顔を出すと、硫黄岳に朝日が当たってきれいだ。


2013-0502-03Io-Tengu (128)




2013-0502-03Io-Tengu (129)


さて降りる。



2013-0502-03Io-Tengu (130)




2013-0502-03Io-Tengu (131)


下りだし、朝でさらに凍っていることを考え、アイゼンを履く。



2013-0502-03Io-Tengu (132)




2013-0502-03Io-Tengu (133)


この恐竜の頭は、こまどり沢の目印。


2013-0502-03Io-Tengu (134)




2013-0502-03Io-Tengu (135)




2013-0502-03Io-Tengu (136)




2013-0502-03Io-Tengu (137)




2013-0502-03Io-Tengu (138)




2013-0502-03Io-Tengu (139)


この辺りでアイゼンは外す。登ってくる人も多い。



2013-0502-03Io-Tengu (140)




2013-0502-03Io-Tengu (141)




2013-0502-03Io-Tengu (142)




2013-0502-03Io-Tengu (143)





2013-0502-03Io-Tengu (144)


唐沢橋に戻ってきた。


2013-0502-03Io-Tengu (145)


駐車している車も、到着する車も多く、パトカーが整理に登ってきた。

出発しようとしたら、警官が寄ってきて、上の様子を聞かれた。凍結の状態などを報告したが、彼も、おととい上がって見てきたそうだ。やはり、長野県警は熱心だ。


2013-0502-03Io-Tengu (146)


松原湖へ下る途中から、硫黄岳と天狗岳がきれいに見えた。


2013-0502-03Io-Tengu (147)


麓に降りて振り返ると、八ヶ岳の全貌が、青空背景にくっきり見えて、とても大きい。

ひさしぶり、いい山楽しめた。


2013-0502-03Io-Tengu (xx)




反対を見ると、瑞牆山と金峰山が、朝の光にシルエットで見えている。

そろそろ仲間たちが、上に登って登山者のヘルプしているかな。


2013-0502-03Io-Tengu (xxx)



さあ、どこがで風呂浴びて、みんなの待つ、富士見平に上がろうか。













関連記事

14 Comments

devilman  

ぷもりんさんへ

凍結した登山道は、そうでなくても気を使います。
本格的なアイゼンがあれば、何とかなりますが、この時期、逆にそういう装備のない登山者が増えるのが、やっかいです。
でも、春の山はいいですね。どこを見ても、本当に美しい。

富士見平で僕らの技術指導をしてくれているのは、大阪の山岳会に所属し、六甲の岩場がフィールドとしている方たちです。
小屋のホームページに詳しい話が、いろいろ載っています。
そうそう、今日発売のPeaksに、小屋とチームの紹介がシエルパ斉藤さんのレポートで載ってますよ。
ちょうど取材の時に、訓練合宿でいましたから、書いてくれたみたいです。

富士見平、ぜひ登ってきて下さい、ご案内しますので。

2013/05/15 (Wed) 18:09 | EDIT | REPLY |   

ぷもりん  

こんにちは♪
GWは山を満喫されたようですね(o^^o)
八ヶ岳はまだ結構凍っていたのですね。
私は歩き方が下手くそなので凍結した道は神経使います(≧∇≦)

富士見平小屋は、設備もスタッフさんも、そしてそこに集うメンバーも、とてもいい雰囲気ですね。
チャンスかあれば行ってみたいです♪

2013/05/15 (Wed) 09:54 | EDIT | REPLY |   

devilman  

あのまろっちさんへ

お久しぶりですね。
スキーは楽しまれたようですね。

この季節は、冬とはまた違う厄介さがあり、結構危ないです。

でも、山はきれいです。

あのまろっちさんだって、ちゃんと歩けば、ここだって大丈夫だと思いますよ。

2013/05/14 (Tue) 00:51 | EDIT | REPLY |   

devilman  

K'sさんへ

そうですね、お仕事が忙しければ、山泊が無理な方はいますよね。
たまーには、泊まれるといいですね。
一年にいっぺんでもいいですから。

2013/05/14 (Tue) 00:47 | EDIT | REPLY |   

あのまろ  

No title

厳しさは美しさとイコールなのでしょうか?
残雪の八ヶ岳とそこから見える白い山々、本当に綺麗ですね。

危険箇所も多々あって、無事に戻ってこられて良かったです。
それと、山のマナー、大切ですね。
自分が気づかぬうちに迷惑な事をしていないか心配になりました。

残雪の八ヶ岳、とても魅力的です。
いつか、行けるようなレベルになりたいと思ったのでありました。

2013/05/13 (Mon) 22:16 | EDIT | REPLY |   

K’s  

No title

仕事柄 山泊したことないんですよ
ゆっくりと 登ってみたいなぁ 久々に・・・
体力に不安はありますが^^;

2013/05/13 (Mon) 04:06 | EDIT | REPLY |   

devilman  

だジィさんへ Re: こんばんは

ははは、だジィさんは「雨男」ですか。
そうでもないんじゃないですか。
あまり気にされない方がいいと思いますよ。

本沢温泉は皆さんとのオフ会ですよね。
昨年はだジィさんは、見事にカリスマブロガーのお仲間入りですね。

そうそう、わたくし、15年ぶりくらいですか、無線に復帰しますから。
7N1QBJ
よろしくね。VX-6を買ったので。
ちなみに、使わないままの固定局は、リグを外して、富士見平小屋に運用場所を移します。
レスキューチームで役立てようと思ってね。

2013/05/12 (Sun) 22:32 | EDIT | REPLY |   

devilman  

俄歩人さんへ Re: こんにちは

俄歩人さんと言えば、稲子岳方向へのラッセル行、思い出します。
自分もそうしたかもしれないな、と思いつつ、深い雪のラッセルを読みながら体験し、苦しさも共感したような気がしていましたから。

この辺り、自分はとても好きな山域です。
八ヶ岳は、やはり東面だと思います。

2013/05/12 (Sun) 22:20 | EDIT | REPLY |   

devilman  

mariさんへ Re: おはようございます♪

久しぶりに登りました。
残雪期は、冬よりよほど手ごわいですね。
下界の気候で山の気候を勘違いして登ってくる登山者もいるから、冬より事故が多いのかもしれません。

確かにね、安かったら色なんか言ってられないですよね。
だって、お得だから。

2013/05/12 (Sun) 22:17 | EDIT | REPLY |   

devilman  

ブルさんへ

お久しぶりです。

珍しくモチベーションが落ちていました。

まあ、いい山楽しめたかな、と思います。
八ヶ岳は東面がいいな、と思います。
諏訪側は何でも混んでいるような気がしますし。
しばらく、美濃戸なんか行きたくないですしね。

みどり池、混んでいると言っても、西側の比じゃないですしね。
のんびりしていますよ。

残雪期は、冬より厄介ですね。
雪や氷があったり、なかったり、そして融けては凍る厄介な凍結路。。
温かいのはいいんですけどね。

瑞牆山、是非行ってください。
土日であれば、タイミング合えば富士見平小屋でお会いできます。

2013/05/12 (Sun) 22:13 | EDIT | REPLY |   

だジィ♪  

こんばんは

久しぶりの山行。楽しまれたようですね。
ここは、本沢温泉までですが去年11月に行ったので
途中までは懐かしく読ませていただきました。
ただ、天気が良くなかったので・・・
晴れていれば、素晴らしい景色なんですね。

それにしても、雲取りといい、今回といい
天気に恵まれていていいですね。
どこぞやの雨男とは大違いです(笑)

2013/05/12 (Sun) 20:52 | EDIT | REPLY |   

俄歩人   

こんにちは

 いつもの素敵な山行ですね。
残雪の八ヶ岳逍遥、ボランティア山活動の合間の充電の雰囲気が
伝わってきます。
厳冬期の中山峠直下の壁の途中で 稲子岳南陵への踏み跡を
追っかけたことが想い出されました。

2013/05/12 (Sun) 12:41 | EDIT | REPLY |   

mari  

おはようございます♪

久しぶりの山行楽しまれたようですね~♪
がちがちに凍る登山道、想像しただけで恐ろしいです(笑)

ここは去年初めて訪れた所ですが意外と静かでよいですよね~。
ブログ仲間もしらびそ小屋をすごく気に入ってて、
あそこで小屋の奥さんと話をすると山に向かう気がなくなるといいます。
せっかくなので硫黄か天狗に行けばいいのにね(笑)

雪がなくなったころに北ヤツまた訪れたいです。

おニューのザックもいいですね♪
半額なら私色はなんでもいいです(笑)

2013/05/12 (Sun) 09:42 | EDIT | REPLY |   

ブル  

No title

久しぶりの山行を楽しまれたようですね。
このルート、いいですね。みどり池に映る天狗岳の
姿がとても美しいです。
残雪期の八ヶ岳は行ったことがないのですが
美しい写真を拝見しているといつかは行って
みたいと思ってしまいますね。

中高年の自分勝手な団体をよく見かけます。
何しに山に来ているのやらと思います。

5月の山ケイのカレンダーが新緑の瑞牆山です。
行ってみようかなと。

2013/05/12 (Sun) 07:20 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment