雲取山は三度目です。
あんまり来てませんね。
大学一年生の時に初めて登って、その後特に興味を持たなかったからですかね。
二年前の夏、汗だくになりながら、三峰から日帰り往復したのが、記憶に新しいところです。
さて、今回は。 前回もとても良い天気でしたが、湿気の多い夏のこと、ここまで大展望ではなかったようにな
記憶があります。








吹き溜まりの雪を踏み固め、お湯を沸かします。

カップめん。久しぶりに山でカップめん。

おなかが落ち着いたところで、大景観を楽しみます。
まずはなんといっても、富士山。手前の左は、大菩薩の雁腹擦山です。そして大峠でくびれた後、
右に小金沢連嶺と連なります。

飛龍山が、南アルプスを分断するように隠しています。ちょうど、間の岳と農鳥岳が一部隠れています。

南アルプス南部をもう少し細かく見てみました。

右に目をやると、奥秩父です。飛龍山から右に、奥秩父の主稜線が連なっていきます。

こんな感じです。

奥秩父の核心部分です。残念ながら、金峰山は国師岳の向こうに隠れていますが。

詳しく見ると。。。でも、なんか気になる白い山が・・

木賊山の斜面から、八ヶ岳の赤岳が覗いていました。

かなり、得した気分になってきました。
こちらは東の方向。真ん中あたりが蕎麦粒山、右にあるのが川苔山。

川苔山と、右にポコンとしているのが、本仁田山。浦和あたりが見えているはずですが、
下界は暖かいのか、もやっています。


鷹ノ巣山が正面に見えます。その右は大岳山です。ここから見ると、低く見えますね。

頂上の南端に移動し、避難小屋の前の高みから、南や東の方向を見てみます。
左から、鷹ノ巣山、大岳山、御前山。

石尾根縦走路は、雲取山から七つ石山にいたり、ぐっと左にカーブしていくように、ここからは見えます。
右端は、三頭山です。

三頭山の向こうに、丹沢がかすんでいます。

丹沢山地。左から蛭が岳まで高さを増し、ぐっと下がって大群山でまた高さを増します。

正面、御正体山、その右は、鹿留山。

富士山は富士山。

そろそろ下ります。
なんとなく、暖かく、雪が腐っていることが想像できます。


わかりますか、上空をヘリが飛んでいます。


帰りは、巻ける道は全部巻きます。





合流。。写さないようにしていますが、本当にたくさんの人たちが、まだまだ登ってきます。



登山口でアイゼンをつけていた、ご高齢の方々のパーティーにここで出会いました。
三時間遅れですが、泊まりならいいのですけれど。



日向はこんな感じになってきました。






七つ石山の巻き道です。まだ登られる方々にお会いするのと、この巣箱、本当にたくさんあるのですが、
こんな山奥に巣箱っているのかな。なくても、鳥の観察できるけどなあ。。


陽だまりハイクの感じ。

堂所から先は、基本東斜面に入り、日陰で寒々としていたり。

広葉樹林で日が当たるところは、こんな陽だまりのいい感じだったり。

三頭山があんなに高く見えるようになった。

登りで気になった、中ががらんどうの木。

大勢のパーティーの後ろを歩く形になって、登山口まで。

踏まれてぐちゃぐちゃですね。皆さんはここでアイゼンを外していましたが、泥んこですね。

あかるい小袖乗越の駐車場。雪の斜面でそり遊びをする子供たちの歓声が響いていました。

寒々とした日陰の舗装道路を15分。車まで降ります。
なんか、足が痛くなってきました。

やれやれ。。。

全部着かえて、帰路につきます。
山にきて、明るいうちに帰途につくのが久しぶりです。
17時半には帰宅できましたが、けっこう歩きでのある山でした。2000m級の山ですからね。
充実した一日に感謝、です。
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