「山ときどき温泉」で、懐かしい「オバケ沢」の文字を見たので、古いアルバムを引っ張り出してみました。
ちなみに、
http://shiro77.cocolog-nifty.com/kumo/2011/01/post-c0f5.html
のリンクでは、その道を探索されています。
遡る事数十年、devilmanも10~20代の頃ですね。
オバケ沢林道は、東丹沢の札掛から長尾尾根の上ノ丸を過ぎ、本谷川側の北斜面を辿る道で、
塔ノ岳の北側の稜線上にある日高へと延びていたルートです。
長尾尾根に上がると、キュウハ沢分岐の指導標があり、これはよく覚えています。
ルートの途中に、キュウハ沢へと下降する分岐があったように覚えています。

その先は、まさしく斜面をへつっていく道で、ところどころに桟道があり、朽ちかけていたものも多かったような記憶があり、
ここへ行くときには、気をつけるよう、リーダーからしばしば注意されたことも覚えています。

この写真は、後輩の高校生たちについて行ったときの、12月末の頃の写真です。
この滝が、五町歩の滝です。


この先、オバケ沢へとルートは伸びており、そこまで行ったことがあるはずですが、その様子は、もう覚えていません。
五町歩の滝も、この写真を見て思い出すだけで、実際の記憶はないように思います。
ちなみに、なんで「オバケ沢」なのかは、当時のガイドブックにも記載されていましたが、精神に障害を持つ女性が山に入り、この辺りで暮らしていたので、時々髪をふり乱した姿が目撃され、それがオバケのようだったために、沢の名前として残ったと、確か記憶しています。
また、キュウハ沢には太平洋戦争の終戦前後に墜落した米軍の小型機の残骸があったはずです。その現場に行ったことはないのですが、ガイドブックに記載があったのを覚えています。
古いガイドブックのページを載せてみます。


丹沢も、ずいぶん変わったのだと思います。
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