もちろんインフルエンザはワクチン接種しているし、熱が出たわけでも、腹に来たわけでも、
鼻水とかくしゃみがひどいわけでもなかったが、ひたすら喉をやられた。
喉と咳。。そして声が出なくなった。
受験生にもうつった。かわいそうなことをしたが、なんとか試験を乗り切ったようだ。
ひどい時に、プレゼンがいくつもあり、その準備の議論含めて、この喉では大変苦しかった。
それに、家族の具合も悪く、正月の金峰山以来、ほとんど山に行けるような状況ではなかったが、
ようやく、そのすべてが何とか落ち着き、のども、少し咳とかすれが残るくらいになった。
さんざんジリジリした、冬の青空と白い山の光景には、まだ届かないが、近所に出かけてみようか、と。
そこへ、カリスマブロガーのraymariさんが、冬には珍しくご自宅のある県を出て、
関東北部に出向いているとの情報が入った。いつも、車中泊で土日にご夫婦で山に登られている方だ。
日曜日にはどこに登るのだろう。奥武蔵に来られるようなら、待ち伏せしてご一緒しようかと、思いついた。
土曜は一日、東京でセミナー。raymariさんたちは、大小山という栃木の山に登られていたようだ。
日曜日の朝、七時に一度起きたが、また寝ると九時前になっていた。FBを見ると、数分前の書き込みが。。
写真を見たら、「大中寺」とある。ここから登ります、と書かれていた。
ネットで調べたが、栃木市の方らしい。うーん、遠いな。。
やっぱり、一人で大霧山でも行くか・・
で、洗濯物を干すために二階のベランダに出ると、いつもの比企三山が青空にくっきり。。
どこに登っても展望がよさそうだな。
んっ。。そうか、いつもと違う展望が見たいな。。。行くことにしよう、となった。
ふろを洗ったり、いつもの用を済ませて、適当にサブザックに物を詰め、車で出たのは、10時半過ぎ。
とりあえず、ナビに大中寺を入力。
しばらく下を走り、羽生ICで東北道に乗ると、前方に、くっきり、男体山、日光白根山が見える。

佐野藤岡で降りて、12時過ぎに、大中寺の駐車場に到着。raymariさんの車を確認。
無線のアンテナが目印と聞いているので。

どうしても遭遇しなければならないわけではないので、とりあえず、展望を得るために、登る。
降りてきたら、すでにお帰りのなった後、でも仕方ない。ニアミスだけでもネタにはなる。
地図もないので、出発前に見てきたヤマレコと、観光案内の看板を見て、太平山神社の展望台まで行って考えることに。





あの稜線を歩いているのかな。

ここから、分岐して太平神社へ。

階段は近道。



んーー、まだ舗装道路を歩くのかよ。。









せっかく登ってきたが、車で来た観光客がたくさん。
面倒くさくなってきた。


元来た道を戻る。どこかに山道はないものか。



大中寺に戻る。山門へ登る。




山門から振り返る。


この指導標を見つけた。稜線へ直接登れるようだ。

急斜面だが、稜線はそんなに遠くないはず。


到着。ただし、強い北風が吹きつけている。季節風が強くなってきたみたい。
高齢者のハイカーが何組も行き過ぎる。

しばらく、飲み物など飲んで休憩し、一旦、西へ稜線を登ってみる。
ピークに達し、東を望む。太平山か。

稜線を辿っても、もう二時だし、楽しくなさそうなので、元来た急坂を駆け下った。

おや、raymari号は、まだ車は駐車したままだ。ぐるっと回ってこられるのだろうか。
では、腹も減ったことだし、何か食べて待つとするか。

駐車場の隣にある、ベンチやあずまやのあるスペースで、日向ぼっこしてお茶を飲み、チーズやカロリーメイトの軽食を取る。のんびりしている。ポカポカしていて、春のようだ。
三々五々、ご高齢のハイカーが下山してくる。
ほどなく、ブログで見慣れたお二人のお姿が、例の車にご帰還。
で、ついにご対面となる。
初めは、「なにもの????」という顔をされた(そりゃ、当然でしょうね。。)けれど、ハンネを名乗ると、
破顔一笑、とても喜んでいただいた。

お疲れのところ、しばらくお引止めするようなことにはなってしまったが、楽しい時を過ごさせていただいた。
穏やかで優しそうなrayさんと、きれいな奥さまmariさん、お会いできて、「生」raymariを実感。
帰路は、佐野スマートICから羽生IC、そして行田経由で帰る。
途中で、山を遠望。


左の赤城山と、右の日光の山々の間に、尾瀬の山が白く見えている。

真ん中白いのは、日光白根山かな。右は男体山。

いい天気の、暖かい、そして楽しい一日でしたね。

あー、雪山、ラッセルしたい。。。