最後の大岳山に登るべく、準備をして就寝したものの、なぜか目覚ましが止められており、
三時間半も寝坊。。。4時起きのために1時半に寝るのもどうかしているが。。
で、とにかく八時過ぎに出発し、奥多摩に向かったものの、どうしようか思案。。
それなら、ケーブルカーを使ってでも、大岳山には登ろう。あわよくば、御前山まで、と決め、
先週と同様、御嶽駅近くの駐車場を目指した。
天気は良くない。青梅市内に入ると、パラパラ降ってきた。
元々の計画のコースは、御岳の苑地駐車場に車を停め、先週と同様、電車で奥多摩駅、そしてバスで
奥多摩湖までゆき、大ブナ尾根を登って御前山、そこから大岳山、御岳と縦走し、ケーブルカーの下を
下って苑地駐車場まで、というものだったが、その逆コースを、
寝坊した分だけケーブルカーで短縮しようとしたわけだ。
苑地駐車場に車を停める。雨は降っていないが、地面は濡れている。
カヌーのグループがたくさんいた。
駐車場から道路に出たところに、「桧沢」のバス停があり、そこでケーブル駅行きのバスを待つ。
来る途中、御嶽駅前のバス停には登山姿の人が大勢待っていたので、バスは満員だろう。


臨時バスが来たが、案の定満員。
何とか乗り込んだが、あっという間に到着。

ケーブルの駅で入線を待つ。ケーブルカーの乗車には、Suicaが使える。


いっぱいの乗客は、ケーブルの到着後、展望台に向かったので、一人急いで山に向かう。


こんな高いところに。。と思うほど、街中のように民家やお店が立ち並ぶ。
これは、秋の名残。

展望民宿の庭先に、天然記念物の欅があった。神代ケヤキというそうだ。


御岳山神社。ここを登る。

登った先で、左に、大岳山へと向かう。ここからは、前後に登山者しかいなくなる。


正面は本仁田山、左は川苔山。どんよりとした天気だ。降らなければ御の字か。。

ここは、巻き道を使わず、尾根のピークを踏んでいく。


杉の一本、一本に、すべて番号がふってある。


さいたまドームだろうか。白い大きな構造物が、下に見える。


奥の院の山頂。

向こうに、鍋割山が見えている。

ほどなく、鍋割山に。


一瞬、日が射す。ぬか喜び。




廃墟となった、大岳山荘。このあたり、上り下りの登山者が大勢交錯する。

大岳山神社では、お正月の準備をしていた。

大岳山から下りてきた、不思議なワンコ連れ。


大岳山、最後は結構な急登。

ちょうどお昼時、賑わう大岳山山頂。山頂のあちこちに、思い思いの昼飯どきのグループが。。。


くもり日。この日の太陽は終始、見えてもこんなもの。

おでんを温め、

次にうどん。固形燃料の残量が少なくなり、時間がかかった。

一時前にようやく出発。最初は激下りだったが、その後はこんな感じの穏やかで、平坦な、
歩きやすく、落ち着いた道をゆく。

この辺り以降、ガスが上がってくるようになる。


50分ほどで、鋸山の分岐まで来てしまった。山と高原の地図には1時間20分とあるが、間違いだな。

ちょっとだけ巻き、

ほどなく大ダワに出る。トイレがある。


林道を横切って、御前山への稜線に入る。これ以降、御前山まで二人しか人に会わない。

途中の鞘口山。

その次のピークは、クロノ尾山。


先週、ここから避難小屋を経て、栃寄沢に下った。これで三山のルート、軌跡をつなげられた。


先週と違い、気温は低く、霜柱は融けていない。

ガスの中、誰もいない御前山の頂上。




ぼんやり、太陽の姿。


惣岳山。ここから奥多摩湖に急降下する。



つるべ落としのように下る。


途中で晴れてきた。今さら。。。もう日没近い。






ダムが見える。下った、下った。

山の向こうに日が沈む直前。

激下りの末、ダムの公園広場の近くまできた。

もう十分に暗い。カメラは明るく写真を撮るが、実際には日暮れの後だ。
途中でカップルを二組追い抜いたが、だいぶ遅れているはず。
この急下り、ヘッドランプじゃ大変だろう。一人じゃないから、まあいいか。。


雲のない深い青の空に、月が浮かんでいる。



奥多摩湖のバス停に、16時50分ころ着いた。歩き初めが10時10分過ぎくらいだから、お手頃のハイキングか。
先週と、乗るバス停は違ったが、同じ便のバスに乗ることになった。

先週と同時刻に御嶽駅に帰着。

賑わっていた駐車場に残っているのはほんの数台。着かえてから、帰途についた。
とりあえず、奥多摩の課題は一応終了。三山を一日でつなげるのは、いつかまたチャレンジするとして。

避難小屋利用の泊まり山行は、ちょっと惹かれるよね。
- 関連記事