13 2012

中三以来の奥多摩・三頭山 その②~冬枯れの朽ちた峠道を下る 

三頭山の頂上が近づいてきたが、冬至の近い12月の午後の日はすでに相当斜光線だ。

まるで、夕方の雰囲気。まだ13時少し過ぎだが。。




2012‐1210三頭山 (45)



ここは、西への尾根を経て鶴峠へと下る巻き道の分岐だ。


2012‐1210三頭山 (46)




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最後に、大岩の間を抜けてしばらく行くと、頂上の西端に登りついた。


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目の前には、鶴峠へと下る、西尾根の入り口を示す指導標が立っている。


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木の頂上は小広く、木々が葉を落とした今の季節は、すこぶる明るい。

日がいっぱい当たると、それだけで温かく感じる。


2012‐1210三頭山 (49)




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ちょうど開いた、木々の切れ間から、富士山が真正面に見えた。


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昼過ぎのベタ光線、きれいには撮れなかったが、やはり富士は存在感が圧倒的だ。


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富士の真下に、富士吉田の街が、キラキラ光っている。


左に鹿留山、右が三ツ峠山だろうか。



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左は御正体山と、右が鹿留山。その間に頭を出しているのが、愛鷹山の越前岳。


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北を見ると、高いのが、雲取山だ。


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だれもいない頂上。

こんなところだから、休みの日は賑わっているのだろうが、平日の午後、さすがに人も来ない。



傾いた西日は、なんとなく、気を焦らせる。

足早に下る。鞘口峠から奥多摩湖畔へと下る。今どれほど歩かれているかはわからないが。。


2012‐1210三頭山 (60)


北とは違い、日の当たる西や南は、本当に明るい。

三角点ピークへは行かず、巻き道を行く。


2012‐1210三頭山 (61)


この間ごしに見えるのは、丹沢だ。中学以来、育った山は丹沢だが、もうずいぶん行っていないし、

山から、こんなに近くに眺めるのも、あまり記憶にない。

大山や表尾根の山々は新幹線や東名から眺められるけれど、こうした蛭が岳や大室山などを眼にすると、

やっぱり、また行ってみたくなる。



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トントン下り、巻き道を飛ばして、日の翳った鞘口峠に着く。


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この南斜面は、都民の森として整備されているようだが、果たして北面の道はどうなのだろう。


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北へと下りはじめて、いきなり、これだ。

ひどく苔むしている。。


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深く落ち葉に覆われているものの、人が頻繁に通っているとは思えない。

ルートを失うことはないが、ふみ跡は濃くないな。


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沢の流れに沿って下るようになるが、橋の落ちているところも多く、

とても整備の入っているルートとは思えない。



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沢の岩には氷が。。


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だいたい、ベンチがこれだから。

すごい苔。


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打ち付けたプレートは新しいが、指導標に生えた苔からして、相当古いな。


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なんだかんだで、なんとか、「山のふるさと村」のキャンプ場まで降りてきた。


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日が陰って寒いけど、一息入れる。

お湯を沸かし、熱い味噌汁をのんだ。


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降りてきた、奥多摩湖。


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夕日の当たっているところは、眩しいくらいだ。


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奥多摩周遊道路から遊歩道に下り、ドラム缶橋まで巻いていく。


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日は山の向こうに落ちて、一日の終わりだ。

ぽつんと待っていた車で着換え、帰途につく。 

冷たい風、寒さ、深い落ち葉の急登、静かで明るい冬の山道、苔むすに任せた古い峠道。

なんとなく、なんとなく、落ち着かない山だったかな。


2012‐1210三頭山 (81)



帰宅後、中学当時の記録帳を出してきて、ページを繰ってみた。

今回のルートとは頂上でしか交わらないが、あの日の雪道、キラキラと光るエビの尻尾、白い雪に、

仲間たちのヤッケの派手な色が映えていたのを、この記録を辿りながら、思い出した。



三頭山 note-02



なんでか意味は分からないが、拾った落ち葉が、メモと共に貼り付けてあった。

本当にヒイラギなのかな。。。


三頭山 note-01


また、奥多摩には登ると思う。

さて、次はどこにしようか。


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12 Comments

devilman  

ブルさんへ

確かに。
都民の森は中学に時にはあったのか、なかったのか。
覚えていませんから、奥多摩湖か数馬かしか、登り口のイメージなかったのですが、
都民の森が一番簡便ですね。

奥多摩湖からは登り甲斐ありますけど、
頂上で大勢の人を見るとがっかりするというコメントがあちこちにありますね。

以前の記録を眺めるのって、楽しいですよ。

奥多摩湖からのヌカザス尾根(イヨ山経由もムロクボ尾根も)は厚い落ち葉と急な斜面で登りにくいですが、雪が積もって、それがしまれば、アイゼンで快適に登れそうです。
それ、狙っています。二月ころかな。

2012/12/17 (Mon) 03:42 | EDIT | REPLY |   

ブル  

No title

三頭山は2回とも都民の森から登っているので
お手軽なイメージですが、奥多摩湖から登るのは
けっこうたいへんそうです。

中学の時の記録帳をちゃんととってあるんですね。
記録を眺めながらのんびりする時間っていいですね。

今年も雪が降ったら三頭山に行こうと思っています。

2012/12/15 (Sat) 21:51 | EDIT | REPLY |   

devilman  

俄歩人さんへ Re: 若き踏跡を辿る

山行記録は、中三の六月の箱根外輪山縦走以来、ずっとつけています。
もう十数冊になりますか。。
年に一度の遠征だけの頃もありますから、そんなに回数はないと思います。
でも、最近は半年で一冊ですね。

数馬の里は、東京とは思えない、奥地の集落で、風情があります。
初めて訪れた時が雪でしたから、余計に田舎の里の感じが強かったと思います。

おっしゃる通り、丹沢や奥多摩、奥秩父は、想い出を辿る楽しみもありますね。

2012/12/13 (Thu) 23:25 | EDIT | REPLY |   

devilman  

ぷもりんさんへ 

本当に、久しぶりって感じでしたね。
いきなり冬になっちゃった感じで、それが違和感でしたが。

関東の冬は、陽だまりハイクが一番です。
でも、それにしては、この日は寒かったですよ。
行動中に水が凍ってしまったんですから、驚きました。
雪山じゃないですからね。。

六甲山、楽しそうですね。
海も見えて南向きで、でも険しくて。。

中学三年生で入部して、一貫校でしたから高三まで。
まあ、原点ですかね。

今週末も行けそうなので、楽しみです。

2012/12/13 (Thu) 23:21 | EDIT | REPLY |   

devilman  

金海のおじさんさんへ Re: No title

ひょっとしなくても本人ですが、
45歳は信じないでくださいね。
テキトーなんですから、僕は。

2012/12/13 (Thu) 23:16 | EDIT | REPLY |   

devilman  

mariさんへ

そうでしょうねぇ、都民の森辺りはたくさん人が登りそうですし。
頂上は、北から登ってくると、一転賑わいそうな場所でしたね。
鞘口峠から下る道も、山のふるさと村に下る道なんだからもっと整備されていていいですけどね。
なんか放っておかれている感じですね。
まあ、静かな雰囲気でよかったですが。。

山はね、こんなところ絶対登らない、と思っても、結構行ったりするんですよね。

雲取山、表側からは経験がないので、なるべく人のいない冬に体験しておこうと。。
そういえば、初めて三峰から登った大学生の時は、三条の湯経由、サオラ峠、丹波山村というへそ曲がりなルートで降りましたっけ。

「30年」。。書きましたっけ。。そーとーいーかげんな性格丸出しですね。
棒ノ嶺が25年ぶりなんですよね。。。
なんかと言えば、すぐ「30年」という、最近の傾向。。
いずれどこかでお会いしそうですから、実年齢はお楽しみ(なわけないか・・笑)にしておきます。

2012/12/13 (Thu) 23:12 | EDIT | REPLY |   

devilman  

K'sさんへ

太陽がいとおしくなりますね。
斜光線だし、ほっておくとすぐ沈んじゃう感じがしてね。
冬至を過ぎるとだんだん変わってくるけれど。

2012/12/13 (Thu) 23:04 | EDIT | REPLY |   

俄歩人   

若き踏跡を辿る

 devilmanさん こんにちは
 中学生の頃の想い出の峰を歩く・・・、その頃の丁寧な手記が
素晴らしいし、心豊かになるひとときでしたね。

 私もこの奥多摩三山は 毎年1月、薄雪を踏み三年かけて
ひとつひとつ歩きましたが、なかでも先達たちの「数馬の里」の風情の
記述に惹かれて歩いた三頭山が印象に残ります。
三頭山にしても御前山にしても麓は都の開発が進み、
また避難小屋も立派で吃驚したものです。

 奥多摩や丹沢山塊に残した若き踏み跡を辿る・・・
独り歩きの真髄かも知れません。

2012/12/13 (Thu) 11:45 | EDIT | REPLY |   

ぷもりん  

久しぶりに山に登れて良かったですね♪
冬枯れの山はちょっと寂しいけど、陽だまりの温もりや落ち葉の柔らかさが優しくて大好きです。
中学生の頃から登っておられたんですか。
devilmanさんの山の歴史は長いですね。

私も日曜日に久しぶりに山歩き出来ました。
六甲山で初雪を見てテンション上がりました(^○^)

2012/12/13 (Thu) 11:41 | EDIT | REPLY |   

金海のおじさん  

No title

おはようございます。
韓国田舎町の還暦をすぎたおじさんです。
歴史を感じさせるノートの記録、ヒイラギ?
の葉をテープではりつけているところに
何かdevilmanさんの何かを感じます。笑笑・・・
写真に写っている45歳ぐらいの男性は
ひょっとして・・ひょっとして・・ですか??

2012/12/13 (Thu) 09:08 | EDIT | REPLY |   

mari  

おはようございます♪

ほんとに落ち着かない山でした。
誰もいない危ない道を通って山頂に行ったら
何処からきたの?っていうほど人がいました(笑)
下りの淋しい道も誰にも会わず(それはいいんだけど)ふるさと村?ではイベントをやっていてこれまたすごい人。

自分の能力の無さですけど、ドラム缶からの三頭山はもう二度と行きたくないとその時は思いました。
でも人間って忘れるんですよね(笑)何年かしたらまた行ってしまいそうです^_^;

次は雲取ですか~。
初めてのお泊り山が雲取で今頃でしたけど、山荘に泊まって翌日雪が積もり
キラキラの中を二日酔いの体で歩いたのが懐かしいです。

あれ?
30年くらい奥多摩に行ってないと私のブログのコメントに書いてありましたよ(笑)

2012/12/13 (Thu) 05:32 | EDIT | REPLY |   

K’s  

No title

ほんと冬の日の短さには呆れるよなぁ
それだけに陽射しの有難さがわかるんだけどね
あったかい味噌汁うまそうだ^^

2012/12/13 (Thu) 02:09 | EDIT | REPLY |   

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