16 2012

奥秩父、緑の回廊~甲武信岳-雁坂峠①

一泊でとりあえず、どこかにテント泊で行こうとしたが、お盆とあり、混んでいるところが嫌なので、

自宅からそれほど遠くない、奥秩父の甲武信岳から先週登った雁坂峠への縦走とした。

それでも、有名な徳さんのいる甲武信岳あたりなので、テント場など混んでいないか、少し心配だった。

その場合は、破風山の避難小屋に行こうかと、少し思っていた。

結論を言えば、日曜日の夜だったこともあるのか、ガラガラ・・基本奥秩父は、この時期、つまり山慣れない人たちが

登るのは、北アルプスや八ヶ岳などの人気の山であり、それほど混まないのだと、確信した。


で、いろいろあって、準備もせず、寝こけてしまい、朝、あわてて準備、パッキング。。

出発が10時過ぎてしまった。。あーあ。



埼玉からなので、雁坂トンネルを抜けていった。

山梨側の料金所に出てすぐが登り口だが、そこにある市営の無料駐車場に空きのあるのが見え、止めることができた。

西沢渓谷に行く人や、川でキャンプの人などもそれなりに混み合っている。


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支度して、西沢渓谷入口へと向かうが、三々五々、戻ってくる人たちとすれ違う。

そりゃ、そうだ、もう一時。


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20分ほど歩くと、空は曇ってきた。


今回は、ヌク沢沿いの近丸新道を歩くことにした。水を途中汲みたいから。徳ちゃん新道は完全な尾根道なので。

もともと増水時のことを考えて、新たに徳ちゃん新道が拓らかれたそうなので、当然そちらは尾根道。


ずいぶん前に来たときは、ヌク沢沿いに降りてきたが、その時は、徳ちゃん新道はまだなく、台風のために

途中下山したので、増水が予想されるヌク沢を渡れるか、心配しながら下ってきたことを思い出す。

その時下った道と、今の近丸新道は、新道というからには、当時の道とは違うのだろうか。



ここが、その登り口。


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ここが楽しいのは、林業用のトロッコの軌道の跡をずっと辿れるところ。

レールが良く残っている。


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途中に、作業の小屋があった。


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ヌク沢の堰堤。

ここから左の尾根に取りつく。



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沢を渡ったところで、昼食にした。

水をくみ、明太フランスを食べた。


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途中、さーっと雨が降って来た。

大気が不安定と、予報で言っていたから、雷が来るか、不安になる。


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ここからは、急登の連続だ。

覚悟の上だが、テント装備なので、結構きつい。

雨はすぐ上がったようだ。


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珪石がたくさん落ちている。採掘場があったらしい。


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この小さな祠があると、戸渡尾根に合流するのも近い。


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シャクナゲのトンネル。


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展望が少し開けてくる。黒金山のピラミッドが見える。


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登りだしてほぼ2時間、戸渡尾根に登りつき、徳ちゃん新道と合流する。

明るく、午後の日射しが射す。


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少し行くと、どうやら雲の中に入ったらしく、ガスってくる。

尾根は、結構な急登だ。

そういえば、「山と渓谷」先月号の「名急登」に入っていたな、と思い出す。


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何度か小休しながら、急な直登を行くと、ふとガレに出た。

直前の小休止で5万図を見たときに、ガレに出たらもうすぐ主稜線と確認していたので、

急登ももう終わりと、ホッとした。

意外に速かったな、と思ったが、確認するとそうでもない。まあまあだ。


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ほどなく、道は奥秩父らしい緑の回廊となり、右へ巻いていく。

当然傾斜は緩くなっている。


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主稜線に出た。

右へ行けばほどなく、甲武信小屋への巻き道もあるが、左へ、木賊山を越える道を選ぶ。


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ちょっとした広場の木賊山山頂。

落ち着いた場所だ。


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木賊山山頂を越えて降りていくと、ザレに出て、甲武信岳の三角錐が真正面に見えた。


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とんとんと、まっすぐに下っていくと、ほんの少しで甲武信小屋に着いた。

駐車場を出て、5時間弱でした。


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小屋も静かだったけれど、テント場はたったの四張。

後でもう一張追加されたけれど、のんびりしたもんでした。

赤い、プロモンテ、一年ぶりのテント泊。

なんのことはない、山に担ぎ上げたのは、5回で、実際に泊まるのは二回目。

だから、まだまだ新品。


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夕食を始めたのは六時過ぎ。

他のテントの人たちはすでに食事は終わっているらしく、しずかな小屋の前で、夕食の準備。

ビールいただきながら。


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これは、ナポリタン。

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こっちは、ラーメン。


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食べすぎかな。。。


テントの中。

PEAKS取材の時は、ちゃんとしていたけれど、今はごちゃごちゃ。



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夜も更けゆく。。。


のんびり、眠る。

雲は少し流れていたけれど、天の川、そして満天の星だったよ。


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つづく。。。

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4 Comments

devilman  

ブルさんへ

テントブームですから、こういう情報の多い時に始めるのも手ですよね。
それに、場所を選べば、そんなに混むもんじゃなさそうですし。

もう自分のテントを持って何十年もたちますが、今のテント、劇的に軽いですよ。
20年近く使ったアクシーズクインの一人用ドームもずいぶん軽いと思っていましたが、
こんどのプロモンテ、比較にならないくらい、ぺらっべらで軽いですよ。
テント泊の追加装備も、シュラフとマットとテント、ろうそくくらいしかないし、それぞれとても軽いので、ずいぶんハードル低いと思いますよ。
ぜひチャレンジしてくださいね。

2012/08/17 (Fri) 22:28 | EDIT | REPLY |   

devilman  

TONOさんへ

甲武信岳のテント、どうなんでしょうね。
でも、なんとなく、アルプスや八ヶ岳のようなバカ混みはしないような気がします。
ブームでも、所詮と言っていいのか、奥秩父までそんな殺到することはないと思いますよ。

やはり、玄人好みの山ですからね。

僕も甲武信岳は、24年ぶりでした。
いいところです。今年は奥秩父づいています。
やっぱり自宅からアプローチしやすいし、人も少ないし、落ち着いて山を楽しめる気がします。

アルプスは、長年、日程や天候で実現していない水晶や黒部五郎を一気にやってしまおうと計画中ですが、
ゃっぱり、休暇や天候に恵まれるかどうかは予断を許しませんね。

2012/08/17 (Fri) 22:24 | EDIT | REPLY |   

ブル  

No title

こんばんは。
テント泊、やっぱりいいですね。
担がなければいけませんが、自分一人の
時間を存分に楽しめるところが魅力ですね。
夜、満天の星を眺めるのもテントがいいです。
テントが欲しくなってきました・・・

2012/08/17 (Fri) 21:14 | EDIT | REPLY |   

TONO  

No title

甲武信ヶ岳は今年こそはと思っているのですが、
行こう行こうと思っているうちに早3年が経過してしまいました。
ずいぶんテント場は空いていたようですが、いつもこんな感じなんでしょうか?
夜は満天の星空だったとは羨ましい。

私はどこに行こうか直前まで迷った挙句、新穂高温泉から黒部五郎岳を目指してみました。
結果・・・双六池でテントを張ったものの雨に打たれて温泉が恋しくなり、早々に下山。
歩荷トレーニングに行った様なものでした。(^^;
それにしても下は蒸し暑いですね。

2012/08/17 (Fri) 18:39 | EDIT | REPLY |   

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