fc2ブログ
16 2012

梅雨明け前のギャンブルは、岳沢撤退と終る。

もともとは、リベンジである。

http://cb250rsz.blog104.fc2.com/blog-entry-1027.html


もっといえば、二年越し。

http://cb250rsz.blog104.fc2.com/blog-entry-946.html


今回は、気合も入れて、穂高への挑戦となったのだが、ご本人の都合により、梅雨明け前のこの連休の計画となったことに、不安要素があったのかもしれない。

でも、因縁というか、本当に本人が気の毒になるけれど、出発直前にに電話。。発熱で断念とのこと。

周囲もがっくりするけれど、本当に本人が気の毒。。

ましてや、昨年に引き続き、今年も発熱と・・でも、今年は出発前だから、まだいいか・・よくないか。。。

計画では、四人でテントを持ち、岳沢から涸沢へという二泊の穂高連峰の縦走。

ところが二名減り、二名用のテントはないので、急遽、小屋泊まりに変更。

幸い、岳沢小屋の予約が取れた。

とりあえず、パッキングをやり直し、そく出発。

食糧の見直しは、できなかった。もう仕込んであるからだ。

で、行く気満々のBUNBUNくんを、松本駅で拾い、結局今年も彼と二人旅となったのだ。


1207dakesawa-01.jpg

ここからだと、目指す岳沢小屋が、かろうじて見える。

1207dakesawa-02x.jpg



河童橋からは、小屋の一部しか見えなくなる。


1207dakesawa-03.jpg



120714dakesawa-bun-01.jpg



1207dakesawa-04.jpg



登りはじめで、傘を出すが、間もなくやむ。


1207dakesawa-06.jpg




1207dakesawa-07.jpg




1207dakesawa-08.jpg




120714dakesawa-bun-02x.jpg




1207dakesawa-09.jpg




1207dakesawa-10.jpg




1207dakesawa-11.jpg




1207dakesawa-12.jpg




1207dakesawa-13.jpg




1207dakesawa-14.jpg




1207dakesawa-15.jpg




1207dakesawa-16.jpg




1207dakesawa-17.jpg


雨雲が、上空を覆う。



1207dakesawa-18.jpg




1207dakesawa-19.jpg


ざあーっと降ってきた。


1207dakesawa-20.jpg


岳沢小屋着。


1207dakesawa-21.jpg


雨は、夕食時にはすでに降り止んでおり、屋外のベンチも乾いていたので、外で夕食の調理ができた。

1207dakesawa-22.jpg

乗鞍の方が明るくなり、焼岳の斜面に夕日が射すなど。

そして、こんな青空も顔を出し、期待を持たせたが。。


1207dakesawa-23.jpg


今回の夕食も、四人分のままなので、結構豪勢。。


1207dakesawa-24.jpg




120714dakesawa-bun-03.jpg




1207dakesawa-25.jpg


しかし、夕食を終えるころ、さーっと振り出し、小屋の中に避難。

そして眠りにつくころ、激しく屋根をたたく雨の音。

それは、一晩中続いて、朝になっても降り止まない。



1207dakesawa-26.jpg


テント泊のパーティーが二組ほど、天狗沢方面に登っていったが、小屋に泊まっている面々は、それぞれ下る相談をしている。

これでは、上へ行っても、あまり期待できないようだ。

山の天気をサイトで見ても、穂高岳が一日中雨。。。。


1207dakesawa-27.jpg


撤退だ…


1207dakesawa-30x.jpg




1207dakesawa-29.jpg


小屋の前の沢は、まだ大して増水していない。無理なく渡れた。


1207dakesawa-31.jpg



下る途中から降りがひどくなり、カメラも雨具の下に仕舞い込んだ。

河童橋に下りつき、取り出したカメラのレンズはすっかり曇っていた。


1207dakesawa-32.jpg


上高地バスターミナルにて。

再起を図りましょう、ということで記念撮影。


120714dakesawa-bun-05x.jpg


モチベーションの落ちた、沢渡へのシャトルバスの車内。

やはり下山した面々は、途中の駐車場で降り、最後の沢渡大橋へは我々二人だけだった。


1207dakesawa-33.jpg


さあ、下りましょう。


1207dakesawa-34x.jpg


こういう場合、別の山への転進を考えることは、あと一泊できるだけに十分あり得る。

当然、行き場所を探し始める。


しかし、BUNBUNくんは、「疲れました」と落胆を隠せず、モチベーションを再び上げることはできないみたい。

こちらはやる気満々。

で、彼を松本駅で降ろした後、早速、中央道に入り、南アルプスか八ヶ岳を考えながら、南下を開始したのだ。


で、どうなったか・・・・・(つづく)







関連記事

6 Comments

devilman  

ぷもりんさんへ

上高地からの穂高の光景には、ものすごいインパクトがありますよね。
山登りをかじった程度の人には、大変な驚きと突き動かすものがあります。
僕にとっては、高校一年の夏合宿で上高地に初めて入った時です。
朝の光に輝く穂高を見て、震えが来るほどの衝撃を受けました。
ぶもりんさんも、そんな力に突き動かされたんでしょうね。

岳沢は、上高地から横尾への長い道を歩くのが嫌なので、新穂高から槍平へのアプローチと並んで、
僕にとっては欠かせないルートです。
まあ、下ったことはないけれど、あまり下りたくない道ではあります。
事故はここの下りに多いそうですしね。

ぐんぐん高度を稼ぐ登りは、きついけれど爽快なものがあります。

岳沢小屋が再建されたのがたしか去年。
二年連続で行っているから、来年もいくかもしれません。
それより、今年の紅葉が見たいな。

2012/07/21 (Sat) 10:23 | EDIT | REPLY |   

ぷもりん  

No title

せっかくの連休が雨で残念でしたね。
それにしても豪華な食事(o^∇^o)
体調不良で参加出来なかったお友達も残念でしたね。

岳沢ヒュッテ すっかり新しくなりましたね。
岳沢は 私の登山の出発点です。
まだ読図も出来ない全くの初心者だったのに ひょんなことから山へ行くことになり、「上高地から近そうやん♪」と前穂を目指すことになったのです。
アルプスどころか 近所の山にもほとんど登ったことなかったのに 無知の怖いもの知らずで 岳沢でテントを張り 翌朝山頂まで登りました。

今考えたら むちゃくちゃアホですけど あの時登ったのが前穂だったから こんなに山に夢中になったのかなって思います。
初めてのアルプス。
山頂から観た風景にガツンとやられてしまったんですよね。

岳沢の下りが辛くて泣き泣き降りたのを想い出します(; ̄Д ̄)

2012/07/20 (Fri) 20:07 | EDIT | REPLY |   

devilman  

伯苑さんへ

上高地は、雨にもかかわらず、多くの人が行き交っていました。
傘をさしてそぞろ歩いても、河童橋周辺を離れれば、自然が満喫できるのでしょう。
そういうのんびり歩きもいつかしてみたいですね。

2012/07/19 (Thu) 02:07 | EDIT | REPLY |   

伯苑  

No title

あらあらかなりの強雨 残念な登山になりましたね

上高地のカッパ橋懐かしいです
登山はしないけど
美しい山の景色が好きで上高地へは
遊びに行ってました^^v

2012/07/18 (Wed) 09:00 | EDIT | REPLY |   

devilman  

K'sさんへ

いやいや、もしかして現実逃避じゃないかって、
心配し始めていますよ。
下界の生活もちゃんとしないとね。。

でも、山は、山も花も木も鳥も、いいですよね。

2012/07/18 (Wed) 01:43 | EDIT | REPLY |   

K's  

No title

ほんと精力的に登るんだねぇ
感心してしまいます
ゴゼンタチバナなど 花を山で見るとほっとするよね^^

2012/07/18 (Wed) 00:41 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment