ガンガン登りの白毛門も、賑やかだった。
谷川の岩壁の眺めも最高で、穏やかな一日。
暑さはまだまだだが、大気は夏、夏山の雰囲気を味わうことができた。
例によって、二時間寝坊。。
でも、めげずに出発。
関越道の水上ICを出るところで、谷川岳が大きく見える。
やっぱり、白毛門じゃなくて谷川に直接行こうかと、ちょっと迷う。

土合駅近くから、白毛門を見上げる。
やっぱり、今日は、あの急登と、谷川岳の展望に期待して、予定通り、白毛門だ。
あそこまで、1000mの高度差を3時間余りで登るのだ。
ちなみに、昨年の12月に一度途中まで登っている。

さすがに、駐車場には30台ほどの車が停まっている。
昨日からの泊まりを含めて、結構登っているのだろう。
支度をしている間に、中学生くらいの姉妹をつれた家族連れが先行していった。




いよいよ、ここから、鼻をこするような急なのぼり一辺倒が始まる。

緑が深く、朝日に映えて、本当にきれい。

いきなり、一気に登るので、木々に合間から見える展望も、一気に見応えのあるものになる。
左の突起がトマの耳で、右へ、オキの耳、そして右の丸い頭が一ノ倉岳だろう。

雪渓が残るのは、マチガ沢だ。


とにかく、こんなところを、ひたすら、高度を『稼ぐ』感じで登っていく。

ロープウェイと、その天神平駅が見える。

白毛門のピークが見えた。
展望は大いに期待できそうだ。




この季節、水蒸気が多いから、遠望はあまり効かない。それでも、子持山の特徴的な形が見える。

杉が減り、広葉樹が増え、樹相も変わってくると、空が広がってくる。




この岩場は、鎖の助けがあった方が楽。
松の木沢の頭も近い。
展望が開ける。

眼下に、土合の駅と、ロープウェイの全貌が見える。
いいお天気だ。

谷川岳の東面の岩場の全貌。左から、マチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢。

今回、もしかして、登ろうと一度は考えた、上州武尊岳。

一ノ倉沢


松の木沢の頭。12月はここで引き返した。強風とみぞれだった。今日は、本当に穏やかだ。

ゆく手、白毛門のピークが高い。
でも、頂上の人がそんなに遠くは見えない。小一時間かな。
登りは、一気のめちゃ急登だろうから。

ぐんぐん登りから、松の木沢の頭を振り返る。
みんな、登ってくる。

ジジ岩、ババ岩。

冬には結構危ない雪壁となる、この最後の斜面。




高度はぐんぐん稼ぐ。
すぐ後ろの人たちを見下ろす感じ。


笠が岳、朝日岳。この縦走も、やってみたいね。

遠望の左端、苗場山だろうか。右へ、火打岳方面。
手前の右は武能岳。


白毛門、頂上に到着。

展望板と谷川岳の全貌。

プチ、課題を解決しましたが、本当は馬蹄形縦走と、積雪期の登頂です。
できたら、今年やりたいですね。


つづく。。。。
- 関連記事
-
- 大混雑、紅葉、遭難・・谷川岳レポ予告 (2012/10/22)
- 夏山はすぐそこ・・白毛門 筋トレ登山 その② (2012/06/26)
- 夏山はすぐそこ・・白毛門 筋トレ登山 その① (2012/06/25)
- 上州子持山、雪交じり、めちゃくちゃ、急登・急下りの一日 (2011/12/19)
- 冬型本格・・本州背稜の山へ~白毛門試登 (2011/12/05)