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02 2012

新幹線の車窓から見た山々。

五月晴れの時は、冬型と快晴の日とともに、新幹線からの山々がくっきり見えるときだ。

たまたまデジタル一眼を持っていたので、普段座らないE席に陣取った。

相模川を渡ると、大山が大きくなってくる。左隣の丸い頂は、三の塔だ。

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西の方には、すでに富士山がその白銀に輝く姿を見せている。

均整のとれた、この山容は、関東から見る富士山の特徴。

大気は安定しているようで、ぽっかり浮かんだ雲も、2000メートルまでは高くない。



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こんな感じで富士山と丹沢がうまくはいるところはそんなに長く続かない。

だいたい新幹線だ。飛ぶように走る。

カメラを構えていると、改めてそう感じる。


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箱根外輪山の金時山と明神ヶ岳が見えるのも、短時間の勝負だ。


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近づきすぎて、特徴が捉えられない、愛鷹山。


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富士山も、富士川流域に出る前には、前衛の山の上に頭を出すだけだが、明らかに形を変える。

剣ヶ峰の最高地点がとんがって見える。


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富士市。

ここは、雲がなければ、すそ野から頂上までの全スロープが一望になるところ。

冬型の快晴の日には、感激する光景が広がる。

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もうすぐ梅雨入りを迎える。


今年は、例年より、大気が安定しない日が多いようだ。

地球の息づきに、敏感になって、その鼓動を聞く努力、そんな耳や目を持たないといけないのではないかな、と

最近思う。

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8 Comments

devilman  

よっし~♪さんへ

新幹線は、ほんと、連写で撮って、いいの選ぶしかないですよね。
いろんなもん、写るから。

2012/06/06 (Wed) 00:17 | EDIT | REPLY |   

devilman  

くまさんへ

今年は富士山、見えないですか。。。

最近の大気の不安定さ、簡単に言うと、地表の熱が異常に高くなっていることが原因のはずです。
決して、ここ一~二年の話じゃないはず。

豊かさって何か、考えなきゃいけないかな。

2012/06/06 (Wed) 00:16 | EDIT | REPLY |   

devilman  

K'sさんへ

北海道のような、でっかい自然を目の前にしたときと、
都会暮らしで、それこそ日々の暮らしや目前のことだけ見ているのとでは、
見えてくるものは全然違うかもしれませんね。

たまには空を見上げ、高いところに立って広い大地や海原を眺め、地球の丸さを感じることが、
必要な気がします。
そうすれば、地球が大きな、一つの生命体だって、気づくことができそうな。

2012/06/06 (Wed) 00:14 | EDIT | REPLY |   

devilman  

aiさんへ

富士山て、不思議な魅力がありますよね。
富士山の見えないところに育った日本人の人、どんな感情を抱くのか、興味あります。
この山を見て育つと、心の中に富士さんが棲みこんでいるような感覚を覚えたりします。

地球を、大きな視点で、捉える努力をするとき、人間がやっていることが、ようやく見えてくるような気がします。
目の前のことだけ見ていれば、気づけないこと、たくさんありますよね。

2012/06/06 (Wed) 00:10 | EDIT | REPLY |   

よっし~♪  

No title

私も新幹線から撮ったなぁ~
どれも、撮り直しのできない、貴重な一枚ですね

2012/06/05 (Tue) 18:01 | EDIT | REPLY |   

北海道のくま  

No title

天候不順で ほとんど 日本平から 富士山が 見えてませんし
 午後には 雨が 降ったりと
  ここは 日本?? 熱帯雨林地帯??って 感じになってます

2012/06/03 (Sun) 20:52 | EDIT | REPLY |   

K's  

No title

ここ数年 毎年のように史上にない気温とか気候とか
これが続くとほんとにこの地球はどうなってしまうんだろうと。。。
便利さの代償に失うものの大きさに本気で気づかなければいけないよね

2012/06/03 (Sun) 01:32 | EDIT | REPLY |   

ai  

No title

色んな角度の富士山のショット、イイですね~
どこから見ても美しい山ですね。

地球規模の環境変化をこの数年は感じますね。
国内でも雷雨、竜巻など、今までとスケールが違ったり・・・
山を楽しむにも、本当に注意が必要ですね。
ちょっとした変化に敏感になれる耳や目を養うことができるのかどうかは
わかりませんが、そうであれる様、努力はしたいなと思います ^^

2012/06/02 (Sat) 23:17 | EDIT | REPLY |   

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