10 2012

春山満喫その①・・北八ヶ岳・天狗岳登頂

今年は雪が多い。

下界は花見真っ盛りで、春爛漫だが、山はまだ大量の雪に覆われているところも多い。

週末の天気は大いに期待できそうだったが、週半ばに雨が降り、またその上の雪と、登るには条件が悪くなった。

検討していたのは、実は金峰山と瑞牆山だったのだが、調べるとほとんどの登山道がアイスバーンだとのこと。

今回、雪山に慣れていない方も同行するため、転進をやむなくし、北八ヶ岳のみどり池や本沢温泉、そして硫黄岳を考えた。

雪の状態によるが、中山峠から天狗岳も考えられる。

みどり池畔のしらびそ小屋あたりであれば、万が一稜線や頂上に行けなくても、雪山漫歩は楽しめるはずだ。



メンバーは以前よりのブロ友のお二人、くまさんタジさん

くまさんは大雪山で小屋番もしていた、山のベテラン。タジさんは丹沢などを歩き回る、今どきの山「ガール」。

で、タジさんだけ小屋どまりであとの二人はテントのつもりだったが、くまさんが足の調子がいまいちで、重荷になるテントは止めようということになり、三人でしらびそ小屋の素泊まりとなった。


集合は小淵沢駅。静岡から来るくまさんの車と、特急あずさで来るタジさんと駅前で出会うこととなっていた。




相変わらず、内山トンネルを経て佐久盆地に入る。

登る予定だった金峰山と、手前に瑞牆山が見えてきた。

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逆に右を見ると、八ヶ岳が渦巻く雲に覆われているのが見える。

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小淵沢駅まで行き、くまさんの車と合流、タジさんの特急の到着を待ち、そろって山に向かう。

白駒池方面から、左折し、稲子湯への林道に入る。

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正面に、「にゅう」の岩峰がすぐそばに見える。

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稲子湯の上の唐沢橋には、割とすぐ着いた。この辺りの積雪は多くない。

ただ、4月である。例年よりはずいぶん多いようだ。

準備していたら、しらびそ小屋の送迎車が到着し、2人組が二組、下りてきた。

今日のしらびそ小屋は、そこそこ人がいるみたいだ。人気の小屋だからね。

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この辺りから上は、トロッコ道だったところだ。

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なんか、怪しい登山隊だ。

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こういうところ、春を感じる。


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みんなが良く写真に撮る、「はっても30分」のコマドリ沢。

ここから、ジグザグの登りになる。


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尾根を乗っ越すと、明るくなって、小屋は近い。


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わんちゃんの吠え声に迎えられて、小屋に到着。


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この小屋の良さは、この雑然としたところ。


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窓から、氷とその上の雪に白く覆われたみどり池と、真正面に天狗岳の東壁が高くそびえているのが目に飛び込む。

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さて、落ち着いたところで、飲んだり食べたりが始まる。

この辺が、いつもの単独とは違う。

おでん、ビール、焼酎、そして夕食は、キムチ鍋。


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時間も早かったので、お酒も進むが、いろんな食材が出てきて、チーズフォンデュまで。。

山ガール二人も、くまさんが誘って、五人でワイワイ楽しんでしまった。

いろいろ食材を担いできたから、テントじゃないのに、ザックは重かったよ。


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 ちなみに、今回は、固形燃料を活用してみた。

 意外に扱いやすく、火力もそこそこある。屋内やテント内で使用するにはなかなかいいような気がする。

 課題はコスト、かな。。


ほぼ食べつくし、飲みすぎたかなって、お開きにし、酔っぱらって布団に倒れこんだ人もいたが、床に就いた。

二階の寝室には、五人組、二人組の山ガール、我々三人の計10人で、ゆったりしたもんだった。



けれども、2時ころに花粉症の症状が出て、目が覚めてしまった。ちょっと再び眠れる感じではなかったので、一人で下に降り、お茶でも沸かすことにした。

固形燃料で湯を沸かし、テルモスに甘い紅茶を満タンにした後、ガスストーブでまた湯を沸かし、カボチャスープ、そして緑茶を飲んだ。

静かにこうした作業をし、炎を眺めていると落ち着き、温かいものを飲むことで、次第に花粉症の症状は鎮まった。


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外に出てみたら、煌煌とした月明かりだった。それも満月。


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五時過ぎると周囲が明るくなってくる。

天狗岳東壁が、朝日に照らされて、赤く染まり、次第に明るさを増していくのが、真正面に見える。



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朝食は、餅入りうどんにねぎと油揚げを入れ、体を温めた。

若干一名、二日酔いで、あまり食べられなかった人はいたが…


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山ガールと・・・

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六時過ぎると、空は真っ青、山の真っ白、うずうずしだした。


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稲子岳の東壁も、ここから見るとすごいな。

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いよいよ出発だ。

天気がよさそうなので、頂上に登ってもらうことに目標を変えて、最短で頂上に登れる、中山峠から東天狗岳へのコースをピストンすることにした。




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8 Comments

devilman  

ブルさんへ

しらびそ小屋は、なんか、以前の記憶と合わないところがあり、
ちょっと期待外れの部分もありましたが、
泊まるなら、二食付きで味わう方が良かったかもですね。
新館の方にいたので、もともとの古い方の小屋にいたほうが雰囲気は味わえたのかもしれませんが。

雪の白と青空が、雪山の最大の魅力です。

2012/04/11 (Wed) 00:05 | EDIT | REPLY |   

devilman  

タジさんへ

まだまだ詳細に写真、アップしますね。

テントや小屋とまりでは、早く寝てしまうので、2時や3時に目が覚め、お茶など沸かして飲むことは結構多いです。
いい時間ですよ。

初めての山小屋泊まり、快適に過ごしていただけたようですね。
それに、お約束のモルゲンロートの山。
見ることができましたね。
写真の色は、何枚も条件を変えて撮っているので、
気に入ったのを載せました。画角と露出で色はいくらでも変わります。

ちゃんと練習して経験積めば、ちゃんとしたリーダーの下ならば、この条件の雪山は難しいことはありません。
また機会があれば体験してくださいね。

2012/04/11 (Wed) 00:02 | EDIT | REPLY |   

ブル  

No title

こんばんは。
しらびそ小屋はやっぱり泊まってみたいです。
いい雰囲気ですよね。

天狗岳のモルゲンロートもすばらしい。雪の白と空の青って
あいますね。

2012/04/10 (Tue) 22:44 | EDIT | REPLY |   

タジ  

No title

お~~詳しくUPしてあるので又思い出が蘇ってきます
夜中の2時頃一人でお茶を飲んだりしてたこと全く知らなかった
実は山小屋で眠れるか?と心配だったが
devilmanさんが起きたのも分からないほど
シッカリ寝てたようで翌日は快調でした

5時頃の焼けた山素敵でしたね
私が撮った時はピンクに成っていて残念!
それにしてもよく写真を撮られましたね
私は足場が気に成って余り撮れなかったし
ボケも何枚か有って写真に関しては一寸がっかりでした^_^;
でもこの体験は最高でした
有難うございます

2012/04/10 (Tue) 21:57 | EDIT | REPLY |   

devilman  

くまさんへ

あっ!気づいた?

実は朝早くひとりでお茶を沸かしているとき、固形燃料が最後に燃え尽きたとき、下が丸く焦げたんだ。
そこの方が燃えるときは要注意ですね。
でも、今回も二枚持っていってましたが、金属のコンロ台を普通は使うので、テントでも大丈夫です。

でも、楽しかったね。

2012/04/10 (Tue) 19:41 | EDIT | REPLY |   

devilman  

伯苑さんへ

みんなで行く山、楽しかったですよ!
それに、行いのいい人たちなのか、すごくいいお天気で!
最高の春山でしたよ。

2012/04/10 (Tue) 19:35 | EDIT | REPLY |   

北海道のくま  

No title

固形燃料 テント内では やめた方が いいのかも
 テーブルの上に 丸い焦げ跡があったのは 固形燃料だったような?? ちがうのかな??
   以上 酔っ払いの くまでした

2012/04/10 (Tue) 17:45 | EDIT | REPLY |   

伯苑  

No title

まだまだ雪がいっぱいだねぇ~
それでも雪の上の日差しが暖かく思える^^

山ガールタジちゃん、くまさんと三人連れの雪山登山
いつもとは違ってかなり賑やかになりましたね

月明かりの雪景色も朝焼けの山も
すべてがみんな美しいね^^

2012/04/10 (Tue) 08:16 | EDIT | REPLY |   

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