-- --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
12 2012

青空の下、金峰山めざすも、深雪に阻まれ、輪カンニングでアプローチの往復で終わった日。

前日、天気情報を詳細に見て、午前中のみの好天を狙った。

日本海の低気圧が二つ。

これが太平洋に抜けると、どっと冬型になる。

それまでが勝負。


しかし、例によって寝坊。

3時半起きが、4時半起きに。。。


したがって、5時出発。


高速を下仁田で降り、内山峠を越える。

kinpu-12-0311-01.jpg

荒船山の艫岩は、すっかり冬の様相だ。



出発時は、稲子湯をナビの目的地にしていたが、どうも、雪崩が気になり、

出遅れたことによって、途中で金峰山に目標を変更し、佐久盆地をひた走った。

本来は、稲子湯 → みどり池 → 本沢温泉 → 夏沢峠 → 天狗岳 → 中山峠 → みどり池

 → 稲子湯 だったが、

廻目平 → 金峰山往復、に変更した。


曇りで、八ヶ岳はもちろん見えなかったが、川上村に入っていくと、日が射しはじめ、青空が広がっていった。

そして金峰山など、奥秩父の主稜線が見えるようになってきた。

川端下への道に入っていくと、すっきり、雪で白くなっていく。

そして、大弛峠への分岐(通行止めだが)で、除雪が終わっていた。


ただ、廻目平への道には轍があったので、ついつい入っていってしまったが、

車高の高い車が入ったらしく、この車では不安になり、途中からバックで引き返した。

その際、念のため、チェーンもつけたので、時間がかかった。

(タイヤサイズが同じなので、以前の車のチェーンを持ってきたのだが、これが敗因。止めようにも、短くて届かないため、固定用のスプリングで幾重にも固定して走ったが、帰りの際にはずそうとしたら、トラブルが発覚した。)


kinpu-12-0311-02.jpg



青空に白い積雪が映え、最高の天気に見える。

ここから歩く羽目になったわけだ。

準備しているときに、若い青年が、登っていった。

kinpu-12-0311-03.jpg




kinpu-12-0311-04.jpg




kinpu-12-0311-05.jpg



さて、冬季で閉鎖されている廻目平の金峰山荘にあるゲートを通過し、いよいよ金峰山方面へ向かおうとしたが、

広いキャンプ場には、どこにも、一筋も、トレースはない。

ここのところの積雪に、誰も足を踏み入れていないようだ。昨日の土曜日も。。。

kinpu-12-0311-06.jpg


先行した件の青年が、わかんを装着して歩き始めた。

こちらも、ほどなく、わかんをつけて出発する。なんか前途多難。

積雪は、わかんをつけて、くるぶしから脛、時々膝のあたりまで。多くはないが、湿雪で重い。これが問題。

ちなみに、ツボ足では、かなりもぐり、とても歩きにくく、このままいく感じではなかった。

したがって「わかん」。。



kinpu-12-0311-07.jpg




kinpu-12-0311-08.jpg


道路の雪は、かなり吹き溜まりっぽい。

歩き出して気づいたが、相当きつい。積雪の深さだけで言ったら、新雪ならツボ足で蹴散らして行けそうな気もするが、

これは全然違う。春の重い、水をたくさん含んだ雪だ。

20歩歩いて、呼吸を整え、また歩き出す、という感じ。

おまけに、一か月、山とはご無沙汰。

もっと悪いことに、気持ちが山を離れている。

行きたい、行きたいと言いながら、とても億劫。

今朝も、布団の中で、止めようかとしばし、躊躇したし。


kinpu-12-0311-09.jpg


何回か、交代してラッセルしたが、やはり、若い青年は強く、どんどん行く。

こちらは彼のトレースを踏んではいるが、それでもラッセルのわかんは重く、

ペースは上がらない。


kinpu-12-0311-10.jpg




kinpu-12-0311-11.jpg




kinpu-12-0311-12.jpg




kinpu-12-0311-13.jpg


やはり、春山だ。


一月の山とは、全く違う。

手袋もしていないが、冷たさも感じない。

シェルも着ていない。

日に照らされて、雪が少しずつ融けはじめている。

kinpu-12-0311-14.jpg




kinpu-12-0311-15.jpg




kinpu-12-0311-16.jpg

トレースを振り返る。

この段階で、頂上は無理だな、と思った。

コースタイムは、夏の三倍ペースだ。



kinpu-12-0311-17.jpg


沢は、ほんと、春。


kinpu-12-0311-18.jpg


延々と、足を運び続ける。

kinpu-12-0311-189.jpg




kinpu-12-0311-20.jpg




kinpu-12-0311-21.jpg


ミニ雪崩の、ミニデブリ。

kinpu-12-0311-22.jpg


結局、林道終点まで、夏の三倍かかった。三時間。

沢沿いの登山道を少したどったが、コースを外すと、わかんでも、腰まで潜った。

太陽は中天に登り、予想では天気が崩れるはずだった。その気配はなかったけれど。

12時までと決めて前進したが、このまま登りに入ってどうなるか、という気分になり、

11時55分に、踵を返した。ちょうど、カメラの電池も切れ、交換した。


堰堤まで戻り、日向ぼっこする形で、昼食、大休止。


昼ごはん



実は、雪も腐りはじめ、下りは、わかんでも、楽な行程だった。

あちこち、遊びながら下った。1時間半。


普段の50%増し。


でも、山スキーだったら、下りは滑れるんだけれど。

スノーシューって、今日の感じだったら、どうなんだろう。










kinpu-12-0311-23.jpg




kinpu-12-0311-24.jpg


右が登りの足跡。左が下り。

登りは、ほんと、一歩、一歩、って感じ。

kinpu-12-0311-25.jpg


その遠景。こっちは左が登り。

kinpu-12-0311-26.jpg




kinpu-12-0311-27.jpg


閉鎖中の金峰山荘。

やっと、わかんが外せる。

kinpu-12-0311-28.jpg




kinpu-12-0311-29.jpg


トラブルのチェーン外しに苦闘し、帰り支度に時間がかかったが、3時には車で帰途についた。

途中、八ヶ岳が見えてきた。


kinpu-12-0311-30.jpg


天狗岳の双耳峰が見えるが、雲はかかっていないようだ。


天気は持ったということか。

雪崩れは怖かったけれど、行けばよかったかな。

八ヶ岳なら、トレースはあったかもしれないし。


kinpu-12-0311-31.jpg


最高峰の赤岳は見えないが、次第に雲が取れ、横岳や硫黄岳はくっきり姿を現した。

kinpu-12-0311-33.jpg


こちらは、天狗山。

kinpu-12-0311-32.jpg


しばらく前から、わかんでラッセルしたかったから、それはそれで、良しとしよう。

青空の下、雪の白さの輝く美しさも、堪能したし。


来週の連休は、テントもって、どこに行こうか。。。




関連記事

- 8 Comments

devilman  

伯苑さんへ

真っ黒なくらいに深い青空と雪景色は、一度見たら、虜になりますね。
これに、霧氷やエビのしっぽ、そして樹氷など、写真にしてもしても、したりないくらいですよね。
ぜひ、一度。

2012/03/20 (Tue) 22:41 | EDIT | REPLY |   

伯苑  

No title

真っ青な空に真っ白な世界
見ているだけなら美しいけど
春の重い雪に埋まりながらの登山はきつそうね^^
スキーでなら山歩きしたことあるけどずっと昔むかし^^;
今は無理だろうなぁ~雪のフォトは撮りたいけどなぁ~

2012/03/18 (Sun) 20:23 | EDIT | REPLY |   

devilman  

俄歩人さんへ

このあたり、独特の雰囲気がありますね。
アルプスでもない、八ヶ岳でもない。

この天気は、スノーハイクには絶好でした、けれど、それならわかんはないですよね。
スノーシュー(経験ないですけど)とか、山スキーとかがいいです。

下りは楽しかったですけれど。

2012/03/13 (Tue) 00:15 | EDIT | REPLY |   

devilman  

ブルさんへ

こういう日は、本当に輝いているって感じですね。
雪山の一番の魅力。
くっきりとした青と白。

ラッセルは、課題ですね。
スノーシュー、山スキー。。いろいろ検討します。
でも、わかんが要らなくなることはないようです。

冬の晴れた日は大菩薩。。富士山がきれいに見えて。
いいですねぇ。。麓に降りた時の春めいた感じが、あのあたりの集落で感じたいですね。

しらびそ小屋は、来週行く予定です。テントですけど。

2012/03/13 (Tue) 00:13 | EDIT | REPLY |   

devilman  

くまさんへ

スノーシューもねぇ、興味あるんだけどね。
わかんよりずっと浮力あるというし。
だいたい、スノーシューってハイキング感覚で言われているけれど、わかんで楽しむって人は誰もいない。
だから、こんな日はスノーシューなら、楽しかったのかもね。
ハイマツ帯のラッセルなら、わかんの方がいいかもしれないけれど。
だいたい、わかんは軽いから縦走ならわかんだけどね。

でも、僕のイメージはやっぱり山スキーかな。
登りはシール張って、下りですいすい。滑るってのじゃないけど、やっぱ楽だよね。

2012/03/13 (Tue) 00:10 | EDIT | REPLY |   

俄歩人  

静かな廻目平

 こんばんは
 千曲川源流の川上村、川端下や梓山・毛木平周辺の雪景色は
私も好きな所です。
この季節、青空のもとポクポク歩きもまた楽しいひとときでしたでしょう。

2012/03/13 (Tue) 00:02 | EDIT | REPLY |   

ブル  

No title

こんばんは。
ラッセル、お疲れ様でした。

でも、青空と雪とのコントラストが美しいですね。
モノトーンの世界に青が入ることで一気に輝きを
増す感じです。

棒ノ嶺で私もプチ・ラッセルしましたよ。
20cm位の雪でしたが、初めてだったので
けっこう疲れました。でも、楽しかったです。
次は晴れた日に大菩薩に行きたいなと思っています。
あっ、しらびそ小屋も行ってみたいな。

2012/03/12 (Mon) 21:31 | EDIT | REPLY |   

北海道のくま  

No title

くまの持ってる スノーシューは フィールド用で 広い面積を ビニールで その分浮力を
 でも その分 滑りやすく でも 写真で見る限り この雪では 十分降りてこれます
ただ 怖いのは はい松などに 落ちると 釣針のかぎ針見たく 引き抜こうと 思っても 
  スノーシューの 後ろが 引っかかって 脱出するのが 結構難しかったです

2012/03/12 (Mon) 21:30 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。