20 2012

アルバムの山~蔵王連峰全縦走

全山縦走というが、そうたいした話ではない。


ろくろ首伝説のある笹谷峠から、雁戸山を経て、蔵王連峰の主峰、熊野岳から刈田岳、そして南に縦走し、不忘山から硯石へと一気に下る。

梅雨入り直前の時期に、毎年、蔵王に集まる企画があり、一度目はエコーラインをバスで登り、刈田岳~杉が峯周辺のみ、二度目は硯石から刈田岳、熊野岳へと登って、三度目に、笹谷峠から硯石へと全山縦走をした。

不思議なことに、どの回とも、山では二泊。



北蔵王



笹谷峠の避難小屋に泊まり、翌朝、うるさいくらいの蝉の声の中、ひたすら登って、下って、熊野岳を目指した。

写真は、北雁戸山を越え、南雁戸への登り。仲間二人と三人パーティーだった。




刈田岳の南斜面、エコーラインから20分ほど樹林の中を下ったところにある大学の山小屋で、他の仲間たちと合流、翌日は、再び三人で南へと縦走を続けた。


その山小屋、同じ学生アパートにいた同学年の仲間の捜索で訪れたのが、最後となった。


卒論研究で、冬季に一人で滞在し、吹雪で小屋に戻れなくなって遭難された。

動員を受け、大勢が横並びで雪の上を絨毯捜索をしたが、見つかったのは、彼の遺体が埋まっている深さまで雪が融けた時だった。


彼の卒論テーマは、樹氷の発達過程の研究だったとのこと。




関連記事

2 Comments

devilman  

K'sさんへ

山にはいろいろ思いでありますが、身近な人の遭難て、意外とあるんですよね。
直接付き合いはありませんが、もうひとり、友人が南アルプスの冬季単独縦走中に滑落して亡くなっています。
ふたりとも、追悼文集が、今でも手元にある。

山は、心して登らないと。十分すぎるくらいしていても、事故はありますから。

楽しさのために、あるだけの準備をするってことでしょうか。
装備削って軽量化しても、リスクをなくすことはできませんから、
必要なものは持っていかないと。また体力もつけないと。
技術も身につけないと。
そうでないと、行く資格ないはずです。

お気遣い恐れ入ります。

2012/02/21 (Tue) 01:13 | EDIT | REPLY |   

K's  

No title

日帰りでしか出来ない俺には縦走の経験もないです
こっちにある黒岳周辺のお鉢を周ったのが一番長い行程だったかな

山にはそんな思い出もあったんですね・・・
危険回避を一番に考えて続けて下さいね^^

2012/02/20 (Mon) 22:07 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment