全山縦走というが、そうたいした話ではない。
ろくろ首伝説のある笹谷峠から、雁戸山を経て、蔵王連峰の主峰、熊野岳から刈田岳、そして南に縦走し、不忘山から硯石へと一気に下る。
梅雨入り直前の時期に、毎年、蔵王に集まる企画があり、一度目はエコーラインをバスで登り、刈田岳~杉が峯周辺のみ、二度目は硯石から刈田岳、熊野岳へと登って、三度目に、笹谷峠から硯石へと全山縦走をした。
不思議なことに、どの回とも、山では二泊。

笹谷峠の避難小屋に泊まり、翌朝、うるさいくらいの蝉の声の中、ひたすら登って、下って、熊野岳を目指した。
写真は、北雁戸山を越え、南雁戸への登り。仲間二人と三人パーティーだった。
刈田岳の南斜面、エコーラインから20分ほど樹林の中を下ったところにある大学の山小屋で、他の仲間たちと合流、翌日は、再び三人で南へと縦走を続けた。
その山小屋、同じ学生アパートにいた同学年の仲間の捜索で訪れたのが、最後となった。
卒論研究で、冬季に一人で滞在し、吹雪で小屋に戻れなくなって遭難された。
動員を受け、大勢が横並びで雪の上を絨毯捜索をしたが、見つかったのは、彼の遺体が埋まっている深さまで雪が融けた時だった。
彼の卒論テーマは、樹氷の発達過程の研究だったとのこと。
ろくろ首伝説のある笹谷峠から、雁戸山を経て、蔵王連峰の主峰、熊野岳から刈田岳、そして南に縦走し、不忘山から硯石へと一気に下る。
梅雨入り直前の時期に、毎年、蔵王に集まる企画があり、一度目はエコーラインをバスで登り、刈田岳~杉が峯周辺のみ、二度目は硯石から刈田岳、熊野岳へと登って、三度目に、笹谷峠から硯石へと全山縦走をした。
不思議なことに、どの回とも、山では二泊。

笹谷峠の避難小屋に泊まり、翌朝、うるさいくらいの蝉の声の中、ひたすら登って、下って、熊野岳を目指した。
写真は、北雁戸山を越え、南雁戸への登り。仲間二人と三人パーティーだった。
刈田岳の南斜面、エコーラインから20分ほど樹林の中を下ったところにある大学の山小屋で、他の仲間たちと合流、翌日は、再び三人で南へと縦走を続けた。
その山小屋、同じ学生アパートにいた同学年の仲間の捜索で訪れたのが、最後となった。
卒論研究で、冬季に一人で滞在し、吹雪で小屋に戻れなくなって遭難された。
動員を受け、大勢が横並びで雪の上を絨毯捜索をしたが、見つかったのは、彼の遺体が埋まっている深さまで雪が融けた時だった。
彼の卒論テーマは、樹氷の発達過程の研究だったとのこと。
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