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05 2012

登り初めは、佐久の御座山。。避難小屋泊は寒いのなんの・・

今年は、昨年行けなかった本格的な雪山に、久しぶりに登りたいと思い、晩秋から上州の山に出かけているが、

いよいよ雪山シーズンになり、迷った結果、まず初めは知る人ぞ知る、佐久の御座山に行くことにした。

御座山は、中学・高校の山岳部のリーダーの先生がいたく気に入っていた山だが、自分自身は登ったことがなかった。


この山、八ヶ岳よりさらに季節風の影響を受けにくい山ではあるものの、降るときは降る。

ネットでいろいろ調べたが、積雪の多い時は、人が少ない山だけにトレースがついていないことも多く、

頂上に到達できない場合もあるとか。

今年は雪が多いような気がしているのだが、御座山にはまだ積もっていないだろうか。。

とりあえず、積雪が少なければ日帰り可能な山ではあるが、今回は泊まる気満々で準備をする。

一応、頂上直下の避難小屋が立て替えられ、大変きれいだとのことで、それをあてにはしているが、

万が一、積雪が多くてたどり着かない場合には、途中でテントを張ることも想定し、もっていくことにした。

もっとも、避難小屋はテントよりずっと寒いはず・・防寒の準備は万全にした。

で、早朝に出発。


上信越道を下仁田ICで降り、内山峠に向かう。

峠手前で、荒船山を見上げる。

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峠を越えて佐久に降りていくと、八ヶ岳がきれいに見えた。

今日はまだ天気は持ちそうだ。

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小海を過ぎて、北相木村に入ってしばらく行くと、長者の森キャンプ場につく。

今は季節外で、広いキャンプの中の施設はどれもが、しまっていて、誰もいない。

白く雪が積もっていて、何か寒々としている。


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キャンプ場の中に車を停める。

いよいよ出発だ。

9時過ぎ。


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普通だったら、荷物も少なく、日帰りできそうな時刻の出発だが、泊まりのつもりでフル装備、荷物は重く、ゆっくり行くしかない。

しばらく林道を行く。車でも入れそうだが、なんとなくやめておいた方がよさそうだ。


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朝日を浴びると、落葉松林はきれいだ。


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斜面の向きによって、印象は全く違う。


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しばらくは、この調子の木の階段が続き、重荷にはこたえる。

ゆっくり行くしかない。


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休憩は、こうして荷物を置く場所を考えて選ばないと。


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南斜面に出ると、ほんと明るい気分になる。


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木の間ごしに、前衛峰、そして御座山本峰が見えた。


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ふっか、ふっかの落ち葉。

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鉄塔まで到着。明るい斜面で気分よく休憩。

おなかがすいたので、レーションをパクパク。中身は、チーカマ、サラミ、ミニヨーカン、カロリーメイト。。

テルモスのホットカルピスもいける。

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白岩からのコースが合流。

ここからはいよいよ本格的なのぼり。


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尾根の右から左へとジグザクを切った道が、時々急登を交えて登っていく。

雪の量は少なく、地面を覆っているものの、ふわふわして、却って滑りやすくなって歩きにくい。


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見晴台到着。

北八ヶ岳。左、天狗岳から、右へ蓼科山まで。





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こちらは北。左は浅間山。大きい。

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こちらの方角は、北アルプスだが、雪雲に覆われているようだ。

夕方のニュースでは、北鎌や奥穂、西穂で遭難が報じられていた。

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見晴台から前衛峰、そして奥に本峰を望む。


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見晴台から上は、こんな感じでシャクナゲのトンネルが続くので、大きなザックがひっかかって、ひっかかって。。

用意してきたピッケルとか、ストックが余計に邪魔。。


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春を待っているわけね。

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重荷だが、ゆっくり登ることで、滑りやすい急登をなんとか克服。

前衛峰に到着。

天気は良い、よい。


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気になるのが、本峰に行くには、前衛峰からかなり下らなくてはならない感じ・・

思ったほどでもなかったが、それなりに、急下り。



ここには分岐の指導標があるが、道はない。。。。

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本峰への急な登りを振り返る。

雪がもっと多くてしまっていれば、急なだけでなんてことはない登りだろうが・・

これでは下るのは、余計に面倒そうだ。


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登り切って、しばらくなだらかに歩いていくと、ようやく見えました。

きれいな避難小屋だ。


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早速、荷物を小屋において、頂上へ。

頂上は、小屋のすぐ裏を登ったところ。

南北に細長いのが頂上。

結構、下が切れていて、危なっかしい。


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北相木村を見下ろす。村からは正面に見える山であるわけだ。


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八ヶ岳の中央部分。真正面は、天狗岳、左へ硫黄岳。


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南八ヶ岳の中心部。権現岳、赤岳から硫黄岳への主稜線。

なんとか天気は持っているみたい。


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逆光だが、南アルプスだ。

真正面は甲斐駒ケ岳。左に、北岳と間ノ岳が見えている。

甲斐駒は、鋸岳の稜線を従えていると、いつも、モスラに見えてしまう。

すぐ手前は、天狗山、男山の稜線。

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天狗山から男山。


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真ん中、ギザギザは瑞牆山。

左に行くと、金峰山。そこだけ少し雪が見える。



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金峰山から朝日岳、国師岳への稜線。


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中央、小さくとんがっているのが、甲武信岳。

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おおっ、懐かしい両神山。

両神山から、御座山がすぐ隣に見えたこと、思い出す。。



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北西の季節風が作り出す、スジ状の雲。


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風もそれほどでもなく、きれいな青空のもと、展望をゆっくり楽しんだ。

メールで写真など送っているうちに、30分があっという間。


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さて、あとは翌日の夜明けまで、16時間ほどをどうやって過ごすか。。

というかどうやって寒さ、冷たさをしのぐか。

それにしても、3年ほど前の建て直しとか、とてもきれい。

サッシの窓で、雨戸もついている。

ただし、梁のところに、開け放しの空気取りの隙間が空いているのは、なんでだ・・

吹雪の時なんか、降りこむんじゃないのかな。

だいたい、寒いよ。


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テントの比じゃないね、避難小屋の冷たさは。

コンロ炊いたってあったまらないからね。

ペットボトルの水が、30分ほどで中までコチコチに。。。

あわてて、水をテルモスに移す。


テントの装備はあるので、銀マットを敷き、尻皮の毛皮敷き、空気座布団敷いて、

その上にシュラフと半シュラフをシュラフカバーに入れてセット。

だいたい、みんなみたいにいいマットもっていないからね。雪の上のテントだって、これで寝ているから。。

着るものとしては、カッターシャツの下にアクリルのセーター、上には本式の羽毛服。

これでどうだ。。


でも、中から温めなければどうにもならない。

まず、ご飯炊いて、カレーで夕食。。


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ろうそくはいい感じだよね。


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寝てみると、最初は下からずんと冷えているような感じだったが、

慣れてくると体も暖まり、体幹はあったかいし、足も寒くはない。

ただ、吸い込む空気が冷たいと眠れない感じだったので、シュラフの口を絞ってもぐりこむ。



10時ころと2時ころにトイレに行く。。

外は、満天の星だった。


で、2時ころ、もう一回体を温めるために、残ったご飯に春雨スープの素と餅を入れて煮て、春雨もち入り雑炊を作った。

これでグンと体が温まった。

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時々目は覚めたが、5時起きのつもりが、6時まで寝てしまった。

5時に一度目覚めていたのに。。

あわてて雨戸をあける。

朝ご飯は、カレーうどん。



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7時近くなるとご来光だ。

登山靴突っかけて山頂の端に登ってみる。

東の空が赤くなっている。


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八ヶ岳は、雪雲の中だ。

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風が強く、寒いので、小屋に引き上げてしまう。

ご来光は、小屋の窓から木の間ごしに。



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あっという間に明るくなる。

光に満ちてくると、気持ちが軽くなる。

もう寒いのはいやだ。

出発。


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やっぱり、日差しはいいね。

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どんどん下って、見晴台から本峰を振り返る。



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この道までくれば、もう漫歩だ。


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送電塔から。

前衛峰も遠くなった。


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車まで戻ってきた。

雪が消えているな。。。


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出発前に、残った食料のお汁粉を温めて食べてしまった。


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昨日の朝から誰にも会っていない。。

車を走らせ、だいぶ降りたところで、北相木村の中で、ひとりのおばあさんを見た。

久しぶりの他人に、少し感動。

佐久に降りたら、どんどん曇ってきて、雪も降りだした。

内山峠を越えて、荒船の湯に寄ったら、こんな雪降りに。。。

露天風呂は雪降りの中だったよ。。



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- 10 Comments

devilman  

あゆみ工房さんへ

・・・かっこ良くはないですが、山に登る人の心って、
何かそういうの、あるような気がします。
自然の中で、何か折り合いをつけて、自然に逆らわず、
生きるすべを見つけていくって感じでしょうか。

わいわい登るのも楽しいですが、誰もいない山で、静かに
息をしている瞬間て、なんかいいものです。

2012/01/13 (Fri) 00:11 | EDIT | REPLY |   

あゆみ工房  

かっこいい!

誰でも真似で出来る事ではありませんが、
俄歩人さんへの返信に記されている、
「あえて、それを避けて静かな山に登ることも、山登りなのかな」って
心意気がかっこいいですe-278

2012/01/12 (Thu) 00:06 | EDIT | REPLY |   

devilman  

Re: No title

>もしかして、華やかさはないですよね。
ひそかな、知る人ぞ知る、そういう名山なんだと思います。
ぜひ登ってください。

2012/01/07 (Sat) 02:48 | EDIT | REPLY |   

devilman  

くまさんへ

ホント、いい山なのに、あまり人がいないらしいですよ。
水は、雪をあてにしてて、750mLしか持って行っていません。
あとは500mLのテルモスのホットカルピスと750mLの塩入ポカリ。
飯炊いて、雑炊作って、あさのうどん作るのに、750mLの水で足りてしまいました。

寒さは、ホントにきつかったらテントを小屋の中に立てて中に入ろうかと考えましたが、
そうでもなく、眠ってしまった。
でも、起きているときは、寒さで居心地良くなかったですね。
仲間と一緒なら、こういう小屋もいいかもだけどね。

2012/01/07 (Sat) 02:46 | EDIT | REPLY |   

ブル  

No title

こんばんは。
御座山にいらしたんですね。
気になっていながら、まだ未踏です。

雪が付いていると、山頂手前の
ヤセ尾根はちょっと怖そうです。

景色も良いのに今一つメジャーな
感じがしないのは百名山に選ばれて
いないからでしょうかね・・・
とても魅力ある山だと思うんですけど・・・

今年は御座山にもチャレンジしてみたいと
思います。

2012/01/06 (Fri) 21:28 | EDIT | REPLY |   

北海道のくま  

No title

独り占めの 山は いいですよね
 もっと 人が一杯の 避難小屋かな~~と 思ってたけど
  これだけ 雪が あれば 水を 担がなくても
それに 一人だけの 避難小屋なら テントを 張っても 良かったんでは??
 
くまも 安い 空気布団なので 寒いときは 銀マットを エアーマットの上に ひきます
 その方が 暖かい気がして

2012/01/06 (Fri) 20:06 | EDIT | REPLY |   

devilman  

俄歩人さんへ

意外にも雪がありませんでした。
でも、人っ子一人いない山を、ある意味楽しみました。
すぐお隣の八ヶ岳は、さぞ人がたくさん登っていたのでしょうし、
小屋ではストーブがガンガンたかれていたのでしょうけれど、
あえて、それを避けて静かな山に登ることも、山登りなのかな、と
加藤文太郎の「単独行」の一節を思い出したりしていました。

それにしても、御座山は、いい山でした。

2012/01/06 (Fri) 02:09 | EDIT | REPLY |   

devilman  

つる姫さんへ

はい、早速登りましたが、ホントはもう1日前に出発するはずが、
日和ってしまいました。さむくてね。。

早く回復されて、温かくなったら、また活動開始できるといいですね。
九州の山はなじみがないので、ぜひいろいろと写真をまた拝見したいです。
よろしくお願いします。

2012/01/06 (Fri) 02:05 | EDIT | REPLY |   

俄歩人  

新春山行

 想ったより雪が少なくご不満だったようですね。
しかし、山頂からの眺望に恵まれお釣りがきたことでしょう。
健脚のdevilmanさんなら 重装備でもこの程度の雪でしたら
充分日帰り可能なところを耐寒訓練を楽しまれたように感じました。

2012/01/05 (Thu) 21:11 | EDIT | REPLY |   

つる姫  

あけましておめでとうございます

devilmanさん、さっそく登りましたね!
ガスもなく天気に恵まれたようで、静かな山歩きも景色独り占めが出来て羨ましいv-290
しばらくはわたしは下界で養生ですが、暖かくなる頃にはボチボチ動き出せればいいなと思っています。
それまでは指をくわえてお邪魔いたします(笑)
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2012/01/05 (Thu) 10:08 | EDIT | REPLY |   

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