-- --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
05 2011

冬型本格・・本州背稜の山へ~白毛門試登

冬型が本格的に日本列島を覆う。

いい天気になるのが、表日本の山々。

展望が利きそうだけど、今回は、わざわざ日本海側の雪雲の中に行くことに決めていた。



「雪山用登山靴」を新調したから、それのテスト。

前回の谷川岳で、靴をなんとかしないとならないことに気付いたので、

経済的には余裕はないのだが、この冬を逃したくないので、ムリをした。

「さかいやスポーツ」でいろいろ履いてみて、相談のうえ、買った。。

〇回払い、である。



昨シーズンは、いろいろあり、結局いけなかったので、先日の谷川岳に登ってから、俄然行きたいモードになっている。


で、今回は新しい靴の足慣らし、ということで、頂上にこだわることはしないつもり。

本州背稜に、本格的に冬に登った経験は乏しい。

八ヶ岳や南アルプスの積雪期は、冬型が直接影響せず、天気がまだよみやすい。

学生時代に東北の背稜を彷徨ったことはあるが、それを除けば、冬型の冬に立ち向かったことは、あまりないのだ。

それで、行動が天気に左右されにくい、樹林帯の急登が大半を占めるルートにした。

「土合から白毛門」、天候見て、適当に引き返す、が予定。

これなら、足の調子を見るのにもよさそうだし。



日の出前に関越を走っていると、前橋を過ぎたあたりで朝日が昇り、山を照らしはじめる。


天気よさそうだ。

20111204-01.jpg




でも、向かおうとしているのは、向こうに見える、あの黒い雲の中。

大陸の高気圧から吹き込んだ冷たい大気が、山にあたって、どっと雪を降らす、あの中。


20111204-02.jpg



案の定、水上で降りると、そこは雨。

土合に着くと、みぞれ模様。


20111204-03.jpg


白毛門の登山口の駐車場には車は一台もなく、冷たいみぞれかあられが吹き付けるように降っている。

これは、たいした登山日和だ。

20111204-04.jpg


上下の雨具も着込んで、沢を渡り、山に取りつくと、いきなり急登が始まる。

降っているので、カメラは置いていった。

以下は、携帯での写真。




地図を見ればわかるが、ずっと、ずーと、等高線は混んだままの道だ。

始めは、まだ雪はほとんどないが。。

20111204-055.jpg


尾根に取りつくようになると、雪がかぶり始める。

足場は良くない。岩や木の根が絡み合い、夏道でも、それほど登りやすくはなさそうだ。

20111204-05.jpg




20111204-06.jpg


この間は写真がないが、樹林帯から灌木帯、急なのぼり、岩が混じる急登を行く。

時々、ウサギの足跡や、キジかヤマドリだろうか、大きな鳥の足跡が道を横切る。

「ツピ、ツピ、ニーニー」と、ヒガラの声に顔を上げると、枝の間に小さな姿が見えた。

「ドー」と地を揺るがすような風の音に混じると、却って、静かさを感じる。



樹林帯を抜けていくと、次第に風は強く感じるようになり、さすが、本州背稜の山の様相だ。



トレースはなかったが、雪が深いわけではない。

でも、10センチばかりの雪の下に岩や木の根があり、とても足場が安定しない。

2時間ほどで鎖場に出たので、そこでアイゼンを履いた。


すると、二人組が登ってきて、先に行った。

こんな日に登る人もいるのか。。


アイゼン履いて、岩場を登ると、その先で彼らもアイゼンを履いていた。

数分でピークに出た。

「松の木沢の頭」だ。

稜線で遮るものがない。風が猛烈に吹いてきた。

20111204-07.jpg


11時までで引き返そうかと思っていたが、ちょうど11時。

白毛門までは、高度差240メートル。1時間程度か。


20111204-08.jpg


彼らは当然前進していったが、新しい靴でくだりに不安があったし、久しぶりの厳しい季節の山で、ムリしないことにした。


下り始めると、それまで全然見えなかった、対岸の山が、うっすら見えるようになった。


20111204-09.jpg




20111204-10.jpg



三人に踏まれて、雪の下の岩が出ていたり、下りは結構苦労した。


20111204-11.jpg



途中で見つけた、二人くらいがもぐりこめる、木の洞。

ちょうどいい感じだ。

ここで休憩。何も食べていないので、食べられるものを食べる。


20111204-12.jpg


本当はコンロを出したいが、ずっと降っているので、やめた。

乾いた雪ならいいが、みぞれで、結構濡れる。


下りは2時間ほど。

駐車場には、上に行った二人の車が来ているだけ。

今日はこんな日だ。

20111204-99.jpg


雨など降っている日は登らないので、こういうことは、珍しい。

雪ならいいのだけれど。


20111204-98.jpg


車を飛ばして、水上から高速に乗って赤城山までくると、こんな青空。

うそのようだ。



20111204-997.jpg


奥秩父から奥多摩の山々が遠望できる。

すごい、大快晴じゃない・・

失敗したかな・・雪山にこだわって。。

どこ行っても、すごい展望だったんだろうな。。嗚呼。。

20111204-998.jpg
関連記事

- 6 Comments

devilman  

ブルさんへ

厳冬期の谷川岳は、結構厳しいでしょうね。
でも、北アルプスとなるとアプローチも大変なので、ひとっ走りで行ける谷川岳で
厳冬期を体感していくことにしました。

いままで、一度も行ったことがなかったのですが、四季折々に楽しめそうな山ですね。
厳しいけれど。

登山靴は、これも進歩というのでしょう、足へのフィット感といい、軽さといい、イメージが違いますね。
店員と相談しながら決めたので、よくわかりませんが、
箱には、GRONELLというイタリアのメーカーの名前が書いてありました。
これまでに履いたことのある登山靴は、すべてショップオリジナルのものなので、
外国製は初めてです。(軽登山靴は除いて。)

確かに保温性はいい感じがしました。

ブルさんも、奥多摩とか、奥秩父、そして八ヶ岳と、手軽なところから、雪山始めてみませんか。

2011/12/07 (Wed) 02:18 | EDIT | REPLY |   

ブル  

No title

こんばんは。
これからの季節の谷川岳周辺は
厳しいですね。天気が良ければ
谷川岳の大岩壁が目の前に見えて
素晴らしいんでしょうね。

靴は何を買ったんですか?
雪山をいろいろ歩くんでしょうね・・・
自分にはできないのでレポを楽しみに
しています。

2011/12/06 (Tue) 22:25 | EDIT | REPLY |   

devilman  

K'sさんへ

お久しぶりです。
へなちょこなんて、ご謙遜を。。
北海道にお住いというだけで、雪山みたいなもんじゃないですか。

ちなみに、北海道の冬もいつか体験したいと思っています。

2011/12/06 (Tue) 02:24 | EDIT | REPLY |   

devilman  

俄歩人さんへ

登山靴、隔世の感がありますが、それでもね革製の重登山靴の良さもあるような気がします。
でも、新しい靴は、足にぴったりする感じで、前のより気に入りました。

白毛門、地図で見て覚悟していましたが、それにしても急な登りですね。
ほとんど、息をつく暇がありません。さほどパテはしませんでしたが、
休めない感じです。

この山域は、対面の一の倉沢岩壁が見えてこそなのですが、なかなか、展望の日までは、時間かかるかもしれません。

また行こうと思います。

2011/12/06 (Tue) 02:21 | EDIT | REPLY |   

K's  

No title

俺はへなちょこ登山専門だから雪山はちょと^^;

先日降った雪がこっちでは根雪になりそうです
気をつけて登ってくださいね

2011/12/06 (Tue) 01:19 | EDIT | REPLY |   

俄歩人  

テスト登高、今の登山靴は軽くなりましたね

 こんにちは
 昔の革製でなく 新素材の靴は本当に軽くて年輩者には優しくなりましたね。
白毛門への急登の尾根、深雪期には顔が雪面につくようなキツイ登りで
ここで吹雪かれて私も撤退した想い出があります。
 晴れていれば、湯檜曽川対岸、真っ白い一の倉沢大岩壁の素晴らしい景観を
ものにできたでしょうに・・・、残念ですね。
また次の雪山行に期待しております。

2011/12/05 (Mon) 14:29 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。