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03 2011

大快晴のもと、駆け歩きの槍ヶ岳・天狗池~その④

いよいよ、天狗原へ、横尾尾根を下って行きます。

天狗原にも興味がありますが、実は、主稜線を離れて、槍や穂高を眺めてみたいと思っていたのです。

横尾尾根は、積雪期ルートでもあります。

また横尾谷の右俣や左俣は、バリエーションルートです。

それほど難しいわけではないと思いますが、なかなか一人で入るわけにはいかない。

今回のルートは一般ルートですが、少しそんな興味も満たしてくれる気がしています。


いきなりの急降下です。

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下には、天狗原が見えています。

白いのは雪田。


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鎖場が続きます。


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最後は、垂直の梯子二段。


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振り向いて見上げると、一気に下ってきたことがわかります。


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天狗原の雪田が、間近に見えますが、これがなかなかつかない。


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すれ違って登って行くパーティーに、二、三組会ったけれど、結構きついでしょうね。


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槍沢の登路や東鎌尾根を、真横から見る感じ。

殺生ヒュッテとヒュッテ大槍の位置関係など、よく見えます。


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東鎌尾根の向こうに、爺が岳と鹿島槍ヶ岳が顔を出し、その手前に唐沢岳と餓鬼岳が見えています。

餓鬼岳、久しぶりに行ってみたいな。

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槍ヶ岳に、雲の影がかかり始めました。

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横尾尾根のコルから下ると、ほどなく、雪田を渡ります。

この雪は、この時期でこの量ですから、一年を通して消えないのだと思われます。

だとすれば、小氷河かもしれません。



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ナナカマドの赤い実と、槍ヶ岳。


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天狗池に来ました。

池に逆さ槍ヶ岳ができていますが、風があって池の水面には、さざ波が・・


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槍沢へ、小尾根を乗り越すところで、天狗池を振り返ります。

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ぽっかり、常念岳が顔を出す。


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槍沢へ斜面を下るところに来ると、昨日苦しんだ、モレーン台地への登りがジグザグに刻まれているのが、はっきり見えています。
あそこが、槍沢の登りの核心部だと思います。頑張りどころです。


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槍沢を横断するのですが、最初見えていた槍の穂先は、横断していくと、次第に姿を消します。


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このあと、モレーン台地にさえぎられ、見えなくなります。


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天狗原分岐。メインルートに合流です。


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さーっと、雨が来たので傘を出しましたが、すぐ止みました。

でも、空は雲に覆われてしまいました。


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馬場平には、11時過ぎに戻りました。
あんなにあったテントはほとんどなく、Puromonteがぽつんと。

もう一泊するつもりでしたが、天気も崩れているようだし、まだ昼前。
のんびりしても、雨だったりしたら、意味がないし、明日どこに登るわけでもないので、
このまま下ってしまうこととしました。


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さっさと撤収し、パッキングのやり直し。

泊まってはいないけれど、テントを張ってはいたので、槍沢ロッジで500円支払い、

さらに足を速めて降りていきます。


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下りてくると、時々日がさすようになってきました。

雲は下の方まで下りてきていないようです。

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横尾で、昨晩の残りのグラタンを作り、大休止。

食糧を減らします。

ほかの登山者も続々、上高地に発っていきます。

屏風岩の向こうに、南岳あたりの斜面が見えています。


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前後して、何パーティーも歩いています。

ついつい、周囲に引っ張られ、ペースが早くなります。

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明神から明神岳と前穂の東壁。ガスがかかっています。

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何度か見かけていたニホンザルの群れが、ここでは悠然と登山者の間を縫って、道路を横断していきます。

ずいぶん慣れているようです。

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あと30分くらいで上高地というところで、雨がザーッと降ってきました。

傘を出してあったので、さしていきます。


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上高地バスターミナルには16時半につきました。

横尾から休憩入れて、2時間10分。ずいぶん速足で歩いたようです。

沢渡駐車場へのシャトルバス町は行列していましたが、バスは次々乗客を乗せていき、

5時過ぎには駐車場に戻ってきました。



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なんとなく、のんびりしたというより、駆け足で登ってきたという感じが残ります。

山を味わう時間が、最近ないような。

秋は、森林を楽しむような、奥秩父のような山をじっくり歩こうかな、と思いながら、

暗くなりかけた北アルプスに別れを告げました。



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- 14 Comments

devilman  

nao-cchiiさんへ

槍ヶ岳も、北アルプスのジャイアンツですから、手ごたえは十分です。
でも、また行ってみたいですね。
ほんとうは、ゆっくりしたいところですが、またの機会にチャレンジしようと思います。
最近、動物がやたらに慣れているような気がします。

2011/10/09 (Sun) 21:58 | EDIT | REPLY |   

nao-cchii  

No title

槍ヶ岳がけっこうこんなに過酷だとは思いませんでしたね。
本州に、こんなに雪が残っているところがあるのも知りませんでした。
山の天気は不安定になるので、下山の選択正しいと思います。

猿が野生でこんなに簡単に出てくると、楽しそうですね。
サルより大きいものなら、結構やばいかもしれないけど・・・
たとえば札幌街中で見かけるヒグマとか^^;

今年は秋の訪れが早い息がします。
早いところ山楽しんだほうがいいと思いますね。

2011/10/09 (Sun) 12:01 | EDIT | REPLY |   

devilman  

Mikiさんへ

いやあ、本当にきれいな風景を楽しみました。
もう少し紅葉が進んでいればよかったのですが、
今年の紅葉はいまいちらしく、贅沢は言わないことにします。

あまり無理な日程を組まなければ、秋も楽しめます。
夏より天気は安定するので、朝早く発つことさえきちんとしていれば、
夕立の心配もなく、夏とは違った山が楽しめますよね。

上高地への道、みんなよくあんな速足で歩きますよね。。。
ついて行った方も行った方だけれど、もうすこし、
周りの自然を楽しめよ、と言いたくなります。

2011/10/07 (Fri) 02:26 | EDIT | REPLY |   

Miki@宵の明星  

絶景ですね

美しすぎて言葉も出ません。

鈍足の私としては、日程的に余裕が取れる夏のほうが行きやすいけれど、
秋の槍も魅力的ですね。

それにしても、横尾から2時間10分とは~~~!
私のへなちょこトレランよりよっぽどお速いですよ^^

2011/10/06 (Thu) 15:22 | EDIT | REPLY |   

devilman  

あゆみ工房さんへ

いえいえ、とってもおいしそうだなあ~と楽しく拝見しましたよ。
お菓子作りと山がつながるのなら、山で作れるお手軽お菓子なんて、
創作したらいかがでしょう。
なんか、楽しそうですよ。
またよろしくね。

2011/10/06 (Thu) 01:23 | EDIT | REPLY |   

あゆみ工房  

はじめまして

訪問ありがとうございました!
山ブログでなくてがっかりさせてしまった事でしょうv-292
申し訳ない…
お菓子作り&山は、私にとってライフワークv-281
仕事の都合で、今年は一度もアルプスにも行けずストレスが溜まっているので
devilmanさんのブログワクワクしながら拝見しましたe-349
また、遊びにきますv-363

2011/10/05 (Wed) 22:14 | EDIT | REPLY |   

devilman  

ブルさんへ

僕だって、一夏に二度もやりなんて、うらやましい。。(笑)
贅沢ですよね、両方とも上天気の稜線漫歩なんて。
でも、大キレットは高校一年以来行っていないことになるので、
そこは何とかしたいですよね。
天狗池、槍沢からピストンする人は結構いるみたいですね。
これは楽ですよ。
徳沢のソフトクリーム、でも河童橋前でもソフト、みんな食べてましたよ。

2011/10/04 (Tue) 00:45 | EDIT | REPLY |   

devilman  

くまさんへ

日程合わせれば、行けるよ。
くまさんのいい日、教えてよ。

2011/10/04 (Tue) 00:41 | EDIT | REPLY |   

devilman  

aiさんへ 

まさかねぇ、槍に二度も登るとは思いませんでしたし、人に同行を頼まれなければ、槍沢から登ることもなかったのだと思います。
おかげで、槍沢からの色々楽しみ方にも気づいてきました。
槍沢からは高校一年生の合宿以来です。
穂高への稜線、西鎌、飛騨沢、槍沢と経験しましたから、残りは東鎌と北鎌ですよね。。
来年の夏の計画を今からあれこれ考えるのを楽しみにしようと思います。
立山と剣の北、裏銀座と水晶、黒部五郎や薬師、そして餓鬼岳から燕、表銀座、まだまだ足を延ばすところはありますね。そういえば、白馬三山はまだ残っていたっけ。。

いずれにしても、秋は静かな山に行きます。

2011/10/04 (Tue) 00:40 | EDIT | REPLY |   

devilman  

俄歩人さんへ

槍ヶ岳は、何度も訪れてはいますが、いずれも夏の槍。
北アルプス自体、辛うじて紅葉の双六あたりを歩いたことがあるだけで、
氷雨やみぞれ、雪に降られたことはありません。
そういうチャレンジも、いずれはしてみたいものです。

天狗池は、やはり紅葉の時期に来るもののようです。
夏ではまだ雪が残り、逆さ槍も見えないようです。

もう秋が深くなりつつあります。静かに森の山を楽しみたいな、と思っています。

2011/10/04 (Tue) 00:34 | EDIT | REPLY |   

ブル  

No title

こんばんは。
天狗池の逆さ槍は有名ですが、今ひとつ
登山者が少ないのはやっぱりたいへんだから
でしょうか?写真を見て行ってみたい場所の
一つでした。
帰りには徳沢でソフトクリームを食べたいななどと
思っています。
2度も槍なんてうらやましいです。

2011/10/03 (Mon) 23:40 | EDIT | REPLY |   

北海道のくま  

No title

山登りに くまも 連れてって

2011/10/03 (Mon) 20:47 | EDIT | REPLY |   

ai  

No title

ひと夏に2度も槍を制覇されるとは尊敬しちゃいます!
しかも上高地側と飛騨側からと両方ですし…凄い ^^
私達が出かけた時は天気に恵まれなかったので、「漫歩」 羨ましいです♪

紅葉シーズンに上高地へ出かけたいと思いながらも未だに実現していません。
恥ずかしながら、夏の上高地しか知らないのです ^^;
秋は、じっくり山を楽しみたくて ついつい人出が少なそうな山やルートを選んでしまいます。

奥秩父の秋ですか、、、味わい深そうですね (*´∀`*)

2011/10/03 (Mon) 20:02 | EDIT | REPLY |   

俄歩人  

天狗原、よくわかりました

 こんにちは devilmanさん、リンクのご了解、ありがとうございました。
かって、初冬の槍ヶ岳の帰途、その日は槍沢ロッジ泊りの予定だったので
分岐から天狗池を覗きに登りかえしたことがありました。
 
 ザックを分岐にデポし、天狗原へ岩ゴロの沢を横切り、
小尾根では横殴りの氷雨に煽られ、視界は効かずほうほうの体で戻りました。
この詳細なレポで 南岳からの降路の眺望が初めて判りました。
ありがとうございました。
逆ルート、天狗池の先、横尾根から南岳への登りはかなりきつそうですね。

 とまれ、山中は晴れ間、友人のサポートも完遂し、
ひとり満足感に満たされ初めてのルートを歩く、きっと充実した最終日だった
ことでしょう。

 

2011/10/03 (Mon) 09:52 | EDIT | REPLY |   

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