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01 2011

大快晴のもと、駆け歩きの槍ヶ岳・天狗池~その③

いよいよ、槍ヶ岳に登頂する朝です。

夜はゆっくり休めました。

空は満天の星です。

小屋の土間で、朝食を作ります。

棒ラーメンです。

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また来ると思います、殺生ヒュッテ。小林喜作の山小屋。

まだ暗いのですが、ヘッドランプつけて、小屋を出ます。

肩の小屋の明かりを目指して登り始めると、次第に明るくなってきます。

もうすぐ、ご来光です。


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肩に近づくと、肩の小屋からテント場にかけて、たくさんの人たちが、ご来光を待っている様子が

薄暗い中に浮かび上がってきます。


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ご来光は、まさに肩に登りついた瞬間でした。


そして、荷を置いて、槍の穂先に取りつくと、朝日を浴びて槍ヶ岳山荘が真っ赤に染まっているのが見えます。




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目を遠くにやると、乗鞍岳、そして穂高への稜線が、まさしく朝焼けの中にくっきりとして、姿を見せています。

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穂高への主稜線

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東に目をやると、遠く、八ヶ岳がその主稜線を横たえています。


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穂先をの断崖を、よじ登っていきます。


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中間の梯子の途中から、下を振り返ってみました。


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西には、手前の笠が岳と、その向こうに、加賀白山の姿が。


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穂高への稜線と、穂高連峰の全貌。

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乗鞍岳と、手前、焼岳。 乗鞍岳の向こうにきれいなスロープを見せているのは、木曾の御嶽山。

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いよいよ、てっぺんへの最後の梯子。

槍ヶ岳どころか、北アルプスが初めてのBくん、登頂の瞬間。


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頂上から、影槍ヶ岳が、弓折岳の向こうに。 鏡平は槍ヶ岳の影の中だ。

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朝日は、常念岳と、遠く浅間山を照らしている。


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なかなか手が届かない、北アルプス核心の山々。双六岳の向こうに見える、黒部五郎岳。

双六から三俣蓮華への稜線が明るい。


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薬師岳と水晶岳。

その間に、雲の平があるはず。

手前の硫黄尾根が、朝日でそのギザギザを顕著にしている。


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水晶岳って、別名の通り、黒い。(黒岳)

その水晶岳を、高瀬川から狙う計画を練っているのだ。。。。
ちょっと日程はきついけれど、裏銀座経由、下山は奥黒部ヒュッテからダムへ、もありうる。
そうすれば、扇沢に下りられるから、車の回収も、工夫次第で何とかなる。。。はず。



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登頂!!!

年に二回、槍ヶ岳登頂するとは思わなかったけれど。

先月はちゃんとしていた、「槍ヶ岳登頂」の看板、今度は二つに上下に割れていた。
誰の仕業だ???


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Bくん、いい条件で、ここまで登れ、けっこうインパクトあったかもね。


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日が高くなって、影槍が、すごく手前まで来た。


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頂上は、それほど混んでおらず、展望を満喫して、下りてきた。





で、Bくん、知ってか知らずか、見ず知らずの人たちと、なんと、交通信号ズを演じているっ。

見事に順番で。。



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で、それぞれ、喜んでる。


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Bくんも、知らずに、万歳。。


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さてさて、明日のプレゼンのため、一人急いで下山する、Bくん。


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速い、速い、どんどん下っていく。。

結局彼は、7時に槍ヶ岳の肩を出発し、上高地のバスターミナルに12時半に到着したとのこと。

五時間半。

さすが、若いだけある。



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さて、彼を送って、そろそろ行動開始。


天狗原目指して、南へ稜線を辿る。

肩の小屋下のテント場は、穏やかな雰囲気。

こんなお天気で、満足した表情の撤収風景だ。


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大喰岳への登路。

ここを降りてきたのは、ほんのひと月前だ。


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飛騨乗越


ここからの常念岳は、くっきりして、西の笠が岳と対照的。



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遠くは、浅間山だ。

常念から北に延びる、横通岳、大天井への稜線も、くっきり。

手前、ヒュッテ大槍の屋根が光っている。


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そのヒュッテ大槍から槍ヶ岳への東鎌尾根最終部。

ここも歩いてみたい。


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こうしてみると、ヒュッテ大槍、殺生ヒュッテ、そしてそれらを結ぶルートが手に取るようにわかる。


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その昔、燕岳からの表銀座の縦走客を奪い合った歴史を読んだことがあるが、それを思い出させる。


小林喜作が拓くまでは、表銀座は東天井あたりから二の俣谷に下り、槍沢を登って槍ヶ岳に達するルートだったのだが、
それを、小林喜作が喜作新道を拓き、二の俣に下らずに東鎌の稜線上を槍まで辿れるようになった。
そしてルートは、喜作が建てた殺生小屋につながり、燕岳からの縦走客はみな殺生小屋に宿泊し、
小屋は大変繁盛したという。

二の俣から槍沢に登ってきていた時代は、槍を目指す客は、みな槍沢ロッジ(当時槍沢小屋)に泊まっていたのだが、
喜作新道開拓と同時に、その客を殺生小屋に奪われてしまったため、槍沢小屋の経営者であった穂刈氏は、
燕山荘を開いた赤沼氏と共同で、ヒュッテ大槍を建設し、殺生小屋との客の争奪戦を繰り広げたというのだ。

現在は、穂刈氏が経営する槍ヶ岳山荘が、歴史も規模も最大で、多くの客が集めている。
したがって、その分殺生ヒュッテやヒュッテ大槍が静かな山小屋として、価値を高めているように思う・・けれど。。

お勧め…「喜作新道」 著者は山本茂実


槍ヶ岳山荘、そこから飛騨乗越へ下る道、遠くに黒い、水晶岳が目立っている。


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こちらは、飛騨沢のルート。

上方に、西鎌尾根のニセ槍がとんがっている。


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ほどなく登りついた大喰岳の頂上は、ケルンが乱立するただっ広いところ。


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中岳を目指す。



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中岳への梯子。


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南岳の岩壁が見えてきた。

まさに、稜線漫歩、だ。

一夏に二度も、この稜線で「漫歩」させていただいて、申し訳ない。。


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天狗原の下り口に、何人かいるのがわかる。

左へ下るのが、横尾尾根だ。


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左に落ちていく横尾尾根と、屏風岩を隔てて、横尾付近の梓川が見える。


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西側を除くと、南岳新道の刻まれた南岳の西尾根と、その向こうに穂高平の牧場が見えている。

南岳新道が、カールにトラバースしていくところが見えているが、あそこはいいところだった。。
http://cb250rsz.blog104.fc2.com/blog-entry-1018.html


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中岳の南にあるへつり。

こうしてみると危なっかしいルートに見えるが、現場ではそんなに感じるところではない。

普通に通過してしまう。



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ここが、天狗原への下降点。横尾尾根への下り口だ。


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富士山がくっきり見えている。

その右は南アルプス。甲斐駒、そして北岳だ。


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横尾あたりの梓川の河原と、屏風岩下部。

真ん中に、トンビが飛んでいる。


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ここからは、未知のルート、天気は下り坂とはいえ、まだまだ穏やか、楽しんで下ろう。




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- 6 Comments

devilman  

ゆかさんへ

ゆかさん、コメントありがとうございます。
すごい、精力的に登られていますね。
去年こそ、毎週登頂、なんて頑張っていましたが、今は
そこそこになってしまいました。

槍ヶ岳、ぜひ一度は行ってみてくださいね。穂高にはない、
周囲に何もさえぎることのない展望に圧倒されます。

2011/10/07 (Fri) 02:29 | EDIT | REPLY |   

devilman  

Mikiさんへ

結構、北アルプス登山黎明期の書物はたくさんあるようです。
絶版ものもあるから、図書館などで検索するといいかも。
喜作新道、表銀座縦走に、いつか行きたいですね。

2011/10/07 (Fri) 02:02 | EDIT | REPLY |   

ゆか  

No title

こんにちは。どの写真も素晴らしくため息がこぼれちゃいました…。
いいなぁ、槍ヶ岳。来年は私も行ってみたいです。
真っ赤な朝日を眺めて、岩と梯子よじ登りたい!!^^

2011/10/06 (Thu) 22:05 | EDIT | REPLY |   

Miki@宵の明星  

影槍、喜作新道

勉強になります!
登る前に読んでおかなくちゃ。

2011/10/06 (Thu) 15:15 | EDIT | REPLY |   

devilman  

ブルさんへ

焼岳は、低く小さく見えても、なにかそそる山ですね。
このあたりの山の中で、異色ですからね。
今の計画は、徳本峠から中尾峠、焼岳越えて飛騨側に下山するという
横断計画です。
いつかはやりたいですね。

トレーニングすればダイエットになりますから、
大丈夫ですよ。
ぜひ槍ヶ岳や穂高岳に登っててくださいね。

2011/10/03 (Mon) 00:36 | EDIT | REPLY |   

ブル  

No title

こんばんは。
もう、素晴らしいの一言。
Bくんは初めての北アルプスがこれでは
山にはまること間違いなしですね。
来年はなんとか槍まで行ってみようと
決心しました。
まずはダイエットとトレーニングをがんばらなきゃ。

焼岳がちっちゃく見えました。

2011/10/02 (Sun) 23:24 | EDIT | REPLY |   

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