やっぱり、人が入れ代わり発ち代りで、落ち着かなかったな。
いつもの低山とかで、のんびり時間の過ぎるのを楽しむ雰囲気に、いつもなれない。
写真に忙しかったりね。
楽しみ方、考えなきゃ、もそうだし、どうもこんな混んだ山に来るのは、自分の本来のスタイルじゃなかったな、と
最近、思い出し始めた。
去年だって、わざわざきついの承知で、テントしょって、人があんまり来ないはずの黒部ダム、内蔵助平、真砂沢、
と歩いたんだけれど、結局剣沢雪渓を上まで行ったら、そこから剣往復は、大混雑だったしね。
そういえば、ダムから内蔵助平、真砂沢の道って、本当に奥山って感じでいいですよ。
http://cb250rsz.blog104.fc2.com/blog-entry-930.html
荷物軽くして、また行ってみたい。
で、下山です。
肩のテント場あたりから見下ろすと、中崎尾根と奥丸山、その向こうに、笠が岳から錫杖岳の稜線が雲の下にちょっとのぞいています。
奥丸山、暑そうだなあ。。
道がはっきりしないところがあるというけれど、中崎尾根もたどりたいね。

飛騨乗越。

おおっ、飛騨沢からどんどん登ってくる。
暑かっただろうなあ。

すり鉢の底に下るような、飛騨沢の道。

西鎌尾根が、高度感たっぷりに見えている。
後で後悔したんだけれど、西鎌辿って、千丈乗越から飛騨沢に下ればよかった。
超、後悔。
下ることしか考えていなくて、普段だったら地図見てあれこれ考えるんだけれど、
やっぱり、槍は落ち着かない。
しっぱい。。
眺め、全然違ったはず。
飛騨沢と西鎌じゃあ。
お花畑の事ばかり考えていたから、飛騨沢に躊躇なく下ってしまった。
何回か来ているのに、ここ。
西鎌は、曇天の中登ったことが一回だけだから、今日はいいチャンスだったのにね。
下りだし。


陽射しをいっぱい浴びて、すべてが光り輝いているのが、この時間帯の飛騨沢。
写真撮りまくりでしたが、暑いこと、暑いこと。





笠が岳にかかる雲は、ずっと取れません。


もっと下を登っているときに、「槍だっ!!」と勘違いすることのある、「ニセ槍」。
まずいことに、槍ヶ岳山荘の裏手がくっきり、隣に見えていたりするので、登りの苦しいときには、希望的に、槍ヶ岳と勘違いする。。

西鎌の稜線を行く登山者が。。









カールの底に近づいてきた。。
千丈乗越への分岐。

いつまで見ていても、見飽きない。
登ってくる登山者も、この時間にこのあたりに来ると、まばらになり、静かな時間が長くなる。
陽射しの暑さは半端じゃないが、風は涼しい。
のんびりしていたくなる。


そろそろ樹林帯に入る。
下ってきたなあ~。。なんかもったいないけど。

暑い。。。。

木の隙間に、焼岳が遠く見える。

奥丸山より少し低くなった。

この時間帯に、このあたりを登っていく登山者は、暑さに耐えている。。。


下山時に、夏真っ盛りの空を見ていると、なぜか、いつも「夏も終わりだな」と感じる。


いつもの。水場の沢。
冷たい水で顔を洗い、水をかぶかぶ飲む。
持っている生ぬるいポカリよりずっとまし。


南岳の稜線が見える。
もうすぐ槍平だ。



着いた、着いた。
12時ちょっと過ぎ。
ちょっと雲が見えていて、そうは思えないけれど、
テント場の午後は、この先、数時間、超あつかった。。

確かに、紫のわがテントは、色も形も、他にはないな。。
間違えないのはいいか。。
でも、もう買い替えなくては。。
今日雨にならないことを超、願う。
でも、この写真に写っているテントの方と、後でこのブログの上でお知り合いになるとは、
この時は想像もできなかったよね。←できるわけないか。。予言者じゃないからね。

小屋まで行って、ビール飲んで何かを注文しようと思ったけれど、
上でビール飲んでいるせいか、あまりその気にならず、そばを注文しようかと思ったけれど、
持っていた食料の中にそばがあるのを思い出して、結局、何も頼まずにテントに帰った。
でも、「氷」の文字には惹かれるよね。

まだお昼。
どんどん下山していく人たちがいるけれど、
のんびりする、と決めているので、テントの延泊を申し込み。(前夜は無人ですが。)
陽射し強くて、テントにいられず、あちこち避難して時間を過ごし、四時過ぎて中崎尾根に太陽が隠れてから、
おもむろに、テントに戻る。
そしてぼちぼち、食事の支度。
最後に残った、今回唯一の乾燥軽量化食料(先月の奥穂の残りですが・・)「五目飯」二食分を戻し中。
明日の朝も、温めて食べる。
そしてカップめん。持って帰るのもなんだから、食べちゃう。

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