予想したより、時間帯のせいか、少しすいていました。
でも、記念写真は順番待ち。
北アルプス恒例。。
こんな登山、自分の山スタイルじゃなかったな・・と、ふと思ったけれど。
とりあえず、槍の穂先の登り口に立つと、まあ見えること、見えること。
上に登っても見えるのでしょうが、カメラ小僧は収まりがつきません。
まあ、フィルム時代じゃ、こうはできなかったですけれどね。
手前、硫黄尾根、双六への西鎌稜線、そして三俣蓮華だけから右へ鷲羽岳、その向こうに水晶岳がぽこんと、別名「黒岳」というように、黒い姿で見えています。
真ん中遠くは薬師岳。

こちらは、双六(ちょっと雲がかかっているけれど)への西鎌尾根の全貌。
ずいぶん前だけと、ここを辿って槍に来たっけ。

これは、望遠にした、薬師岳と水晶岳。手前は鷲羽岳。左端に、鷲羽の小屋が見えます。

立山と剣は重なってしまうんだね。
その手前は、裏銀座の野口五郎岳あたりかな。

さて、槍の穂先の登りにかかります。
まず、人とすれ違うところから。
最近は、登り優先という礼儀がだんだん無視されるようになってきていて、困惑。。


ふと、隣の小槍を見たら、岩登り教室の最中。
槍ヶ岳山荘に、このイベントの事が張り出されてありました。
一度は登りたいですね。


登りと下りは、微妙に違うルートになっていたり、同じだったりします。
乾いた岩のところは、遅い人たちを脇のルートで追い抜くこともできます。

さて、頂上への最後の梯子。
高度感満点だね。

祠が新しくなっています。昨年か一昨年、新しくしたと、どこかに書いてありました。
高校生の時に登った際には、「槍」もあったんだよね。
順番に並んで、それぞれ撮ってもらいます。

人がそれほど多くなかったので、ゆっくり、周囲の写真を撮り、携帯でも何枚も取りました。
twitter用とか、facebook用です。
頂上からは、小槍が、真下に見えます。
背景は、千丈沢。。ここから登って来たいな。今はあまりルートがはっきりしないみたいだけれど。

アップすると、クライマーが頂上で写真を撮っているみたいだった。

槍ヶ岳頂上からの眺めです。
すこし空気が霞んでいます。
気温が上がっているせいでしょう。
望遠で、鏡平小屋と鏡池。

同じく望遠で、西鎌尾根と双六岳。双六は、また雲の中。

薬師岳と水晶岳。
手前は、鷲羽岳。

裏銀座縦走路と、遠く立山・剣。
手前にちらっと、硫黄尾根。

ああ、立山と剣だ。
右のごつごつの斜面は八つ峰だろうか。。。

東側の谷を見下ろす。
恐ろしいほどの急傾斜。
天上沢。
ここも、辿りたいところだ。
高瀬ダムから水俣川辿って、ここまで登って来たいな。

そして、かの有名な、北鎌尾根。
ピークは独標。
いまはバリエーションルートの一つだが、数々の物語を生んだところ。
ガイド頼めば、いけるかな。

遠く見えるのは、湯俣温泉の調整池なのかな。

この方、単独で北鎌尾根から登って来られた。

天上沢からの突き上げを、落っこちそうになりながら、覗き込む。

こちらは、針の木岳と、遠く白馬連峰、鹿島槍ヶ岳、爺が岳など。

とお~く、新穂高温泉と、少し手前に、牧場が見えるのは、穂高平。

ゆっくりしたので、下ります。
これは、下りの梯子から、隣の登りの梯子を見たところ。
高度感、あるねぇ。


殺生ヒュッテとヒュッテ大槍が間近だ。


穂先から降り立つと、、どんどん西鎌尾根から年配の方々が上りついてくる。
みんな、本当にお元気。
双六からだろうけれど、がんばってますねぇ。

どんどん賑わいを増す、槍ヶ岳山荘。
まだいい方だけれど、ビール飲んでゆっくりして、下りようと思ったら、この三倍くらいにデポしてあるザックが増えていたよ。

穂先に取りつき人々はたくさん、たくさん。
みんな、気をつけて。

で、ビール。

目の前には、夏雲と常念岳。

横通岳から東大天井岳。
夏休みだね。

小屋前から一段下がると、すこし静かになる。
でも、もう下ります。

ちなみに、前回の槍ヶ岳。
http://cb250rsz.blog104.fc2.com/blog-entry-472.html
飛騨沢のお花畑の下りは、また次回。
今回、写真多すぎです。
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