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20 2011

3000m稜線漫歩~槍ヶ岳・・その③・南岳新道。

テントに不要な荷物を整理しておき、必要な装備をサブザックに詰めて、身軽になって出発です。

久しぶりの、未体験コース。


まだ日差しは強そうです。


槍平小屋の脇に、南岳への指導標があります。

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槍平は、ほぼ標高2000m。

ここから、水平距離2キロくらいで、標高を3000mまで引き上げることになります。

先月の岳沢小屋からの奥穂高岳より急なはずです。

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五分ほど森林の中の道を行くと、南沢に出ます。

つい一週間前まで、雪渓があったはずです。

ここを10分ほど登り、左岸に取りついて、南岳西稜を直登していくはずです。

携帯電話で、南岳小屋に予約を入れます。


山で、電話。。自分が。。と思っただけで、時代が変わったのを感じます。


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曇ってきました。

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左岸に取りつくと、早速梯子が連続する、急角度の登りが始まりました。

木の梯子も、しっかりはしていますが、急ごしらえのようなものも多く、岳沢の重太郎新道よりは、粗削りです。

でも、頼もしい道づくりです。



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ほんとうに、壁をよじ登る感じ。

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振り返ると、奥丸山(2440m)の高度と早くも近くなってきました。

頂上付近からの崩壊がよく見えます。

あの頂上は、槍から穂高への稜線の素晴らしい展望台だろうと思います。

ルートは、崩壊の右の尾根を登るらしい。

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そろそろ一時間。森林限界の上の岩尾根が見えてきます。



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なのに、まだまだ槍平小屋がすぐ下に見えます。

高さは稼いでも、ちっとも水平距離が離れない。


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遠く、穂高平の牧場と小屋の屋根が見えました。

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登りだして、2時間。

森林限界を超え、設置されている救急箱までたどり着きました。


これは、確か、槍平小屋のスタッフによって、ここと槍ヶ岳へのルートの二か所に設けられています。




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この辺りは、すでに南岳西稜の痩せ尾根の上を辿るルートになっています。


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下山してきた登山者のカップルと、すぐ下に見える槍平小屋。


かれら、小屋が見えるから、もうすぐだ、なんて勘違いしているかもね。


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痩せ尾根を行くと、出発して2時間20分頃、2700mの標高を示す表示板に出会います。


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もう、雲が湧き上がり、展望はさえぎられてきました。


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尾根はさらに痩せ、高度感満点のはずなのに、ガスでよくわかりません。



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尾根が岩稜化してきたところで、南沢のカールへと、ルートはトラバースを始めます。



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ここは、よかった。


お花畑です。

湿地系の植物がたくさん。
やはり残雪が残るところだからでしょう。

カールは、美しいところです。

天気がよくても、またガスっても、風情があります。

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11yari2-38JPG.jpg/>




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鳴き声に気づくと、ライチョウの親子がいました。


あまり逃げません。


ずっとしゃがんで、写真を撮らせてもらいました。


雛がかわいい。













花の写真やライチョウの写真で、ずいぶん、このカールでは道草をしました。


楽しいところです。


そろそろ前進。


ここが、れいの危険個所。


残雪が残っている7月までは、慎重にトラバースしないと、まっさかさまに転げ落ちます。


雪がないときは、この橋を渡るので、まだ安心です。


なんて思ってホイホイ渡ったら、ずるっと滑ってバランス崩して、「やばっ」って感じでした。



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あとは、なだらかになって、頂稜を目指します。

登山者が何人か降りてきます。

晴れていれば、周囲の景色は素晴らしいのでしょうね。

まあ、涼しい風の中をゆっくり行きます。

もう小屋は近い。


でも、このあたりのお花畑も、きれいでしたよ。


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チングルマは、もう花は終わっていた。当然だけど。


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ガスの中の南岳小屋。


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槍平から、4時間弱。

他の人より到着は早い方だったようですが、お盆の最盛期ということで、初めから二人で一つの布団、と言われました。

番号は、割り当ての場所を示しています。




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人が集まるにつれ、にぎやかになり、この部屋で、デジイチ談義になったわけです。

本格的なデジイチをケースに収めた方々が、何人も同室になったためです。

本来、この部屋は談話室らしいですけれどね。

他の部屋のように二段ベッドになっていないから、みんなでコミュニケーションが図りやすかったのと、

気さくで明るい方が多かったせいかな。



廊下は、ザックでいっぱい。


ですから、自分のザックは一階におきました。


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待ちに待った夕食。


5時10分です。

三回に分かれた夕食の第一弾。


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やはり、大きな窯で炊いたご飯の方がおいしいのは確か。



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- 10 Comments

devilman  

伯苑さんへ

もうちょっと時間に余裕があれば、
ライチョウをもっと見ていたんだけどね。
最近は誰もライチョウを脅かしたりしないから、
全然逃げないよね。
特にヒナが二羽、とてもかわいかった。

2011/08/26 (Fri) 01:41 | EDIT | REPLY |   

伯苑  

No title

わぁ~(*´▽`*人)・:*:・2000m~3000mへ

そしてその辛い山を登った人達だけに
見せてくれるお花畑の可憐な花*花さん達の笑顔に
元気がでますね^^
ライチョウの親子もかわいいd(ゝ∀・*)ネッ!!

2011/08/25 (Thu) 13:53 | EDIT | REPLY |   

devilman  

タジさんへ

でも、山はいいですよね。
それぞれの山で楽しみましょう。
高い山、低い山、季節の違い、遠くの山、近くの山、
どれも捨てがたいですよね。
くまさんと、山オフの話してますから。
いずれ、ね。

2011/08/21 (Sun) 19:30 | EDIT | REPLY |   

タジ  

No title

久し振りにpc開けたらこの山の景色!
ワクワクしました
急斜面の梯子写真だけでも足が竦んでいる私にはこの山は写真で満足するしかなさそうです
今更ながらもっと早く登山に興味持ってればなぁ~って反省してます

2011/08/21 (Sun) 10:57 | EDIT | REPLY |   

devilman  

K's さんへ

山はいいです。
そして山は逃げないし、四季それぞれの山があるから、
ぜひいつか、時間見つけて登ってみてください。
ほんの小さな、近郊の山でもいいけれど、登ると違うな、と思います。
お仕事無理なさらず、お体に気をつけて。

2011/08/21 (Sun) 01:45 | EDIT | REPLY |   

K's  

No title

山はやっぱりいいですね
また登ってリフレッシュでもしたいんだけど・・・
今月はほとんど休みなしです^^;

2011/08/21 (Sun) 01:12 | EDIT | REPLY |   

devilman  

くまさんへ

名無しになっていたよ。。
山オフ、誰かほかに乗る人いるといいけれど、
そうでなくても、行きたいよね。
山小屋のご飯は、これまで4泊しか経験がないから、
わからないけれど、ご飯のお味噌汁のお代わりは
いくらでもできると思いますよ。

2011/08/21 (Sun) 00:30 | EDIT | REPLY |   

devilman  

Mikiさんへ

今回は最初から覚悟の上でしたけれど、
もちろん、それが嫌で、普段テントにしているのですけどね。
女性の部屋はどんなだか知りませんが、
今回の部屋はとても和やかでした。
でも、また、はなしかな。。

2011/08/21 (Sun) 00:27 | EDIT | REPLY |   

Miki  

小屋

二人で1枚の布団・・・
経験がないです。
それが怖くて、単独小屋泊まりができないでいます(><)
テントが欲しいと思う理由もそこからです・・・

それでもライチョウやお花に会いに登りたいのですけれどね。

2011/08/21 (Sun) 00:23 | EDIT | REPLY |   

名無し  

No title

山行きた~~い
 いいな~~ 
  山小屋の夕食? 朝食みたいな??
どうも 物足りないのが どんぶり飯でないからかもね
 って 言って テン泊だと 飯とふりかけと 味噌汁の 質素な物だったり
  山オフいいですね 連れってってください
山道具は 最初に 準備してますので

2011/08/20 (Sat) 21:28 | EDIT | REPLY |   

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