横尾からは、平坦な道を上高地、河童橋まで11キロ。
一番嫌なパターンです。
山を下りて、交通アクセスのあるところまで歩く林道。。。
もちろん入山時も嫌ですが、まあ山に入る期待もあるから、前向きだし、足もダメージないから。
でも、さんざん山を登り、そして下りしてきた足には、長時間、長距離の林道歩きはつらいですよ。
学生時代に、朝日連峰を縦走後、4時間林道を歩いてバス停のあるところまで行きましたが、最後はメロメロでしたよ。
もうバス停前の食堂でビールを、大ビンで2本くらい一気に飲みましたもの。。。どんどん入っていきましたから。。
当然荷物も重かったから、足のダメージも相当なもので。
上高地は、だから何となく避けているのです。
いつも、北アルプス南部といえば、裏側の新穂高から入っています。
高校生の頃、横尾で合宿があり、初めて30キロ近いザックを背負わされ、河童橋から横尾まで歩いたのが、初体験でしたが、よく覚えていませんが、徳澤に着いた時の「わあっ」という感激は記憶にあります。
ぬか喜びだったんですけどね。
その時は、槍穂高の縦走の後、テントを撤収し、蝶ヶ岳から常念岳を縦走して豊科に下りるコースだったので、下山時に上高地までの長距離は歩いていないのです。
そんなこんなで、上高地歩きは、ずっと避けてきたのですが、今回は仕方ありません。
幸い、荷物は重くないですから。
西に傾いた陽射しが射し込んできます。
きれいな森の小道歩きという感じではあります。

所々、梓川の流れを眺めながら歩きます。
相変わらず、入山してくる人たちがたくさんいます。
みんな元気に歩いてきます。

前穂高の東壁を見上げます。
あんな高いところのさらに上にさっきまでいたなんて、信じられない感じもします。



合宿帰りでしょう、先生に引率された高校生らしいパーティーが下山していきます。
逆に、入山してくる高校生パーティーもいましたが、ご多聞に漏れず、ばてた生徒も数名、ぼろぼろになりながら、みんなに遅れて歩いているのを見て、なんか懐かしい思いです。
その後ろに涼しい顔の、軽そうなザックの先生が付き添っていたりしてね。

徳澤のカラフルなキャンプ場。
なんか、みんな楽しそうにしていました。


北方を振り返ります。
山よ、さらば、です。

徳本峠道への分岐。
水害で荒れてしまったと、張り紙に書いてある。
一度は辿りたい道なのですが。
脇を流れる沢は、確かに水害の後の様子を十分呈していました。

徳本峠分岐からほどなく、明神館前に出ます。
8キロ歩いたぞ、あと3キロ。。

思い出したけれど、以前、一回だけ横尾から上高地へ行ったことがあるけれど、その時は、この道が嫌で、新村橋から右岸にわたり、人けのない穂刈新道を歩いたんだ。
明神池や嘉門次小屋の前を通った覚えがある。

明神池からは、観光客も一段と多くなり、道も一層よくなる。石ころすらない、平たん路。

明神岳が高い。

やっと。。。河童橋。

行動開始から、12時間。。
5時14分岳沢小屋発、
奥穂高岳8時55分~9時20分
穂高岳山荘9時55分~10時42分
涸沢小屋12時5分~12時40分
横尾14時33分~14時45分
河童橋到着17時20分。。。
あ~あ、ご苦労さん。。

つい今日の朝、あそこを歩いていたんだと思うと、人間、がんばれるもんなんだな、と思ったり。
今更ながら、でも、毎回思っていたりね。

沢渡駐車場ゆきのバスの発車間際に駆け込んで、セーフ。

他に乗客もなし。
だもんで、運転手さん、飛ばすこと飛ばすこと。。
荷物は軽かったけれど、このクラスの山でも、天気さえ安定していれば、けっこう迅速な行動ができるものだな、と
今後の計画の際に、生きそうな経験を得た感じです。
でも、山は泊地でのんびり、が一番なんですよね。
そのために行くんだもの。
できれば、八月中に、また北アルプスに来ます。
一番嫌なパターンです。
山を下りて、交通アクセスのあるところまで歩く林道。。。
もちろん入山時も嫌ですが、まあ山に入る期待もあるから、前向きだし、足もダメージないから。
でも、さんざん山を登り、そして下りしてきた足には、長時間、長距離の林道歩きはつらいですよ。
学生時代に、朝日連峰を縦走後、4時間林道を歩いてバス停のあるところまで行きましたが、最後はメロメロでしたよ。
もうバス停前の食堂でビールを、大ビンで2本くらい一気に飲みましたもの。。。どんどん入っていきましたから。。
当然荷物も重かったから、足のダメージも相当なもので。
上高地は、だから何となく避けているのです。
いつも、北アルプス南部といえば、裏側の新穂高から入っています。
高校生の頃、横尾で合宿があり、初めて30キロ近いザックを背負わされ、河童橋から横尾まで歩いたのが、初体験でしたが、よく覚えていませんが、徳澤に着いた時の「わあっ」という感激は記憶にあります。
ぬか喜びだったんですけどね。
その時は、槍穂高の縦走の後、テントを撤収し、蝶ヶ岳から常念岳を縦走して豊科に下りるコースだったので、下山時に上高地までの長距離は歩いていないのです。
そんなこんなで、上高地歩きは、ずっと避けてきたのですが、今回は仕方ありません。
幸い、荷物は重くないですから。
西に傾いた陽射しが射し込んできます。
きれいな森の小道歩きという感じではあります。

所々、梓川の流れを眺めながら歩きます。
相変わらず、入山してくる人たちがたくさんいます。
みんな元気に歩いてきます。

前穂高の東壁を見上げます。
あんな高いところのさらに上にさっきまでいたなんて、信じられない感じもします。



合宿帰りでしょう、先生に引率された高校生らしいパーティーが下山していきます。
逆に、入山してくる高校生パーティーもいましたが、ご多聞に漏れず、ばてた生徒も数名、ぼろぼろになりながら、みんなに遅れて歩いているのを見て、なんか懐かしい思いです。
その後ろに涼しい顔の、軽そうなザックの先生が付き添っていたりしてね。

徳澤のカラフルなキャンプ場。
なんか、みんな楽しそうにしていました。


北方を振り返ります。
山よ、さらば、です。

徳本峠道への分岐。
水害で荒れてしまったと、張り紙に書いてある。
一度は辿りたい道なのですが。
脇を流れる沢は、確かに水害の後の様子を十分呈していました。

徳本峠分岐からほどなく、明神館前に出ます。
8キロ歩いたぞ、あと3キロ。。

思い出したけれど、以前、一回だけ横尾から上高地へ行ったことがあるけれど、その時は、この道が嫌で、新村橋から右岸にわたり、人けのない穂刈新道を歩いたんだ。
明神池や嘉門次小屋の前を通った覚えがある。

明神池からは、観光客も一段と多くなり、道も一層よくなる。石ころすらない、平たん路。

明神岳が高い。

やっと。。。河童橋。

行動開始から、12時間。。
5時14分岳沢小屋発、
奥穂高岳8時55分~9時20分
穂高岳山荘9時55分~10時42分
涸沢小屋12時5分~12時40分
横尾14時33分~14時45分
河童橋到着17時20分。。。
あ~あ、ご苦労さん。。

つい今日の朝、あそこを歩いていたんだと思うと、人間、がんばれるもんなんだな、と思ったり。
今更ながら、でも、毎回思っていたりね。

沢渡駐車場ゆきのバスの発車間際に駆け込んで、セーフ。

他に乗客もなし。
だもんで、運転手さん、飛ばすこと飛ばすこと。。
荷物は軽かったけれど、このクラスの山でも、天気さえ安定していれば、けっこう迅速な行動ができるものだな、と
今後の計画の際に、生きそうな経験を得た感じです。
でも、山は泊地でのんびり、が一番なんですよね。
そのために行くんだもの。
できれば、八月中に、また北アルプスに来ます。
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