archive: 2013年08月 1/2
突然の剱・立山縦走 その④ 剱沢の夕暮れ

テントに戻り、装備を解いて、休息の時間。心地よい疲労感の中でも、移ろう自然の風景に、感覚は研ぎ澄まされていたのかも。剣山荘の生ビール、剱沢小屋で追加で買った缶ビールに酔っても、テントで眠り込むことはなく、剱沢カールの底から、山を、空を、見上げて、雲の、山の、空の、移ろいを、ただ、ただ、魅入ってしまった。時の流れが、ゆったりとしていたような気がする。両手いっぱいでも足りない、大きな空間で、繰り広げら...
- 4
- closed
突然の剱・立山縦走 その3 剣を降りる

山頂より。雄大な、ダイナミックな展望を楽しむ。前剱を越えているころ、タテバイのあたりのガスガスは何だったのだろうか。これは、本当にラッキーだ。正面は針の木岳。立山の向こうに、槍ヶ岳の尖塔が見える。針の木、そしてその右は、唐沢岳と餓鬼岳。右に、室堂のあたりが見える。来し方、別山尾根。北方稜線。いずれ辿ることになるだろう。さて、大休止の後、下山だ。早月尾根の分岐の指導標。上から見ると、前剱のピークも、...
- 4
- closed
突然の剱・立山縦走 その② 剣へ

夜には、剣岳が星空をバックにシルエットとしてその全容を見せていたが、日中の天気が心配。カップめん食べて、パッキングして、と夜中に活動し、また寝入ってしまったら、仲間に起こされた。4時、あわてて外に出る。パッキングはしてあるし、用意は万端ですが。。剱沢のテント場から、剣山荘へとトラバースしていくと、真正面に後立山の五竜と鹿島槍が、堂々とした姿で眺めることができる。ヘッドランプをつけて、剣山荘に向かう...
- 4
- closed
突然の剱・立山縦走 その①

どこかに登るか、いつも通り富士見平小屋に行くか、全く決めていなかったけれど、とにかく山に行くつもりでいた時に、ふと思い出した、富士見平小屋の仲間の剣岳計画。。職場の仲間が行くという燕岳。。おっ、内緒で飛び入り??で、当然、剣。早速、職場のパソコンでアルペンルートの時刻表を確認。都内よりのバスで室堂に朝着くという仲間たちを、剣沢テント場で襲う、という計画ができた。ちょっと金かかるけど、扇沢からアルペン...
- 6
- closed
北アルプス 野口五郎小屋訪問の旅 その③ 野口五郎小屋で歓待を受ける

天気があまり良くなかったので、幸いなことに、小屋はそんなに混んでいません。食事は二回転でしたが、布団は一人に一つ。助かりました。待望の夕食タイム、チーム、おつかれさん、です。小屋から、麦酒をふるまわれました。富士見平小屋チーム、研修の夜、です。そんなこんなで、小屋の方々も落ち着いたところで、奥に部屋に招いていただきました。野口五郎小屋と、富士見平小屋の交歓会です。いろいろと、勉強になる事も沢山。若...
- 5
- closed