category: 南アルプス 1/2
拍子抜けの、「残雪」の南アルプス、無雪期だった北沢峠・甲斐駒 その②

今日は甲斐駒です。残念ながら、昨日仙水峠から観察したところ、ほとんど雪はなし、夏山のようです。いったい、来た甲斐があったのか・・と思わなくはないが、まあいいや。早朝です。昨日トラバースした残雪の上は、凍っています。滑ったら、ドボンなので・・・この間買った、純正品のチェーンスパイクを初めて履いてみました。ほどなく、仙水小屋です。仙水峠です。雲が薄くかかっています。奥秩父の山々です。小川山から金峰山。...
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拍子抜けの、「残雪」の南アルプス、無雪期だった北沢峠・甲斐駒 その①

三月のの北沢峠から仙丈岳は、それなりに積雪期幕営だったが、その続きで甲斐駒に登ろうと、この連休企画をしたところ、なんのことはない、雪はなかった…伊那谷からのアプローチ。仙丈岳が大きく見える。4月から歌宿までのバスが開通している。乗らせていただく。3月は戸台川から歩いたが、これだと北沢峠まではいかないが、歩行1時間半で済むらしい。そもそも戸台川を歩くことから考えたら、楽だろうが、普段北沢峠までバスのつも...
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30数年の時を超えて再訪・戸台川の河原を辿り、雪の北沢峠・仙丈岳 その③

下山の日だ。できたら、もう一日、甲斐駒に登りたいとも思っていたが、天気は下り坂。みなとともに、潔く下山が正解だ。まだ、青空がのぞいている。八丁坂をどんどん降りる。沢の流れは、すっかり、春だ。戸台川の河原に出ると、甲斐駒の稜線が、高い。案の定、だんだん、雲が多い、厚くなっていった。白岩堰堤で、立派の角のオスジカを見た。もう戸台は、近い。。甲斐駒には、ガスが下りてきている。駐車場に戻ってきた。帰りはあ...
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30数年の時を超えて再訪・戸台川の河原を辿り、雪の北沢峠・仙丈岳 その②

昨日、我々より峠に先着していた単独行と女子二名パーティーのいずれも、一泊の予定らしく、4時半ころには出発していった。われわれは、余裕の二泊。明るくなってからの出発だ。気温はマイナス5度。春の山。一度融けて、また凍った雪の斜面を行く。踏まれたトレースが、硬い階段になっているが、少しでも踏み外すと、深く潜って、脚を取られる。少し登ると、北岳の展望台に出る。曇天だ。風はなく、寒くもない。この、ワカンのト...
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30数年の時を超えて再訪・戸台川の河原を辿り、雪の北沢峠・仙丈岳 その①

心に残る山の想い出の中で、若いころのエポックだったのが、戸台川を辿って登った、雪の北沢峠、仙丈岳、甲斐駒。初めての時は、高校山岳部のOBとしてついて行った時。大学生になってすぐの頃だ。当時であるから、装備はすべて重く、メンバーのキスリングはパンパンに膨らんでいた。もちろん、30キロレベルの重さだった。でも、苦労の甲斐があり、快晴の下、白銀の仙丈岳は圧倒的だった。そして、山を下りれば、下界は春。そのメリ...
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